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子どもの個性に寄り添った矯正治療を
長年の経験から築く信頼関係

歯科糸井医院

(港区/外苑前駅)

最終更新日:2023/10/13

歯科糸井医院 子どもの個性に寄り添った矯正治療を 長年の経験から築く信頼関係 歯科糸井医院 子どもの個性に寄り添った矯正治療を 長年の経験から築く信頼関係
  • 自由診療

適切なデンタルケアや食事・間食の正しい知識の普及などに伴い、小児の虫歯は減少傾向にあるという。一方で、子どもの歯並びに気がかりを抱える保護者が増えているそうだ。「アレルギーを持つ子が増え、鼻詰まりで口呼吸となることが原因で歯列不正につながるケースもあります。適切なタイミングで小児矯正を受けることで、見た目の美しさが望めるだけでなく、機能面でのメリットも期待できます」と話すのは、外苑前駅近くで「歯科糸井医院」を運営する糸井健太郎院長。歯列矯正を専門に、多くの子どもたちの矯正治療も手がけてきた。そんな糸井院長に、気になる小児矯正について詳しく聞いた。

(取材日2023年9月29日)

検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!

Q子どもがどんな状態のときに矯正を考えるべきでしょうか。
A

歯並びに気がかりがあれば、小学校2〜3年生になるあたりでご受診ください。前歯4本と6歳臼歯が生えてくることが一つの目安です。顎の成長を利用する小児矯正では、初診が早すぎてもすぐに治療を始められないことも。もちろん早くにご相談いただいても問題はありませんが、半年ごとなどの経過観察をお勧めすることになります。歯並びを悪化させる原因として、タングスラスト(舌突出癖)などの癖も挙げられますが、こうした悪癖は親御さんではなかなか気づけないものです。アレルギーの子が増え、鼻詰まりに起因する口呼吸の習慣から歯列不正につながるケースも。そうした意味でも一度専門家のチェックを受けていただくのがお勧めです。

Q子どもがちゃんと通院できるか心配です。
A

矯正では月に1度の受診が基本ですが、親御さんの引率がある小学生の間は、定期受診の継続も難しくないようです。問題はお子さんが育ち、中高生になるあたり。学業や部活動などで忙しくなるとともに、反抗期を迎えて指示どおりの受診から遠ざかってしまう子もいると思います。小児矯正は長期での対応が必要ですから、早期から定期受診を習慣づけ、受診の大切さを本人に認識してもらうことが重要。また、歯科医院への抵抗感を払拭するため、当院では威圧感を与える上からの声がけは避けています。必ず目線を合わせ、正面もしくは下から声をかけるのです。最初は歯に関わらない内容から対話を進め、気軽に話し合える関係づくりを心がけています。

Q通院期間や費用はどのくらいでしょうか。
A

小児の矯正治療は、乳歯と永久歯の両方がある混合歯列期に顎の骨へのアプローチを含めて行う第1期治療と、永久歯が生えそろった後に仕上げとして歯並びを整えていくことをめざす第2期治療があります。治療期間は症例や患者さんによってまちまちですが、第1期治療に1年半から2年程度をかけ、一定の経過観察期を経てからおよそ2年程度の第2期治療を行うのが一般的です。治療開始後の定期受診を怠ると、期間が伸びてしまうこともあります。費用については、当院では治療方針を決定するタイミングで治療にかかる基本的な費用を明確に提示しています。

検診・治療START!ステップで紹介します

1初診
歯科糸井医院 初診

歯並びを中心に、虫歯の有無やセルフケアの状況など、お口の中の現状を確認。問診により現在の気がかりやアレルギー、全身疾患の有無などをヒアリングする。歯並びに問題が見られる場合は、その原因と経過、将来的なリスクなどを丁寧に説明。治療が必要と考えられれば、どのような治療が可能かを簡単に紹介する。

2精密検査
歯科糸井医院 精密検査

治療を検討する場合は、初診の際に事前予約した日時に、改めて精密な検査を受けることとなる。検査では、顔面や口腔内の写真を撮影するほか、エックス線撮影や歯型採取、噛み合わせのチェックなどを行う。すべての検査を完了するのにかかる時間はだいたい45分程度。2週間後あたりに検査の結果が出るタイミングに合わせ、診断と説明を受けるための来院を予約する。

3診断及び説明
歯科糸井医院 診断及び説明

検査で得られたデータをもとに診断を下し、治療方針を決定する。装置の説明や治療の選択など、幼い子どもには難解すぎる内容も多いため、説明を聞く際に来院するのは親のみの対応でもOKだ。同院では子どもの性格ややる気などに合わせて治療を選択しており、不安感が強い子には簡単な装置から治療を始めるといった工夫もしているという。

4矯正治療開始
歯科糸井医院 矯正治療開始

治療方針が決定したらオーダーメイドの装置を作製。装置が出来上がる頃に予約した日時に受診し治療を開始。第1期では歯並びの土台を整えることに重点を置き、スペースを確保するための治療を。第2期では仕上げとして歯並びを整えることをめざす。第2期治療はワイヤーによる矯正を行うが、マウスピース型装置を用いた矯正も選択可能だ。同院では短期間で進めやすい点や予測が立てやすい点からワイヤーでの矯正を推奨するという。

5保定
歯科糸井医院 保定

治療が完了したら、その状態をキープするための保定へと移行する。保定としては、前歯裏の目立たない場所にフィックスワイヤーをつけたり、夜間は樹脂製のリテイナーを装着して眠ることが勧められる。同時に、虫歯予防に取り組むほか、口周りの筋肉にアプローチする口腔筋機能療法(MFT)に基づくトレーニングも必要に応じて指導する。保定期間として同院では最低2年間フォローを行うという。

ドクターからのメッセージ

糸井 健太郎院長

ご自身が歯列矯正を受けられた経験を持つという方も多く、歯並びへの意識が高い親御さんが増えてきている印象です。歯並びをきれいにしたい、心からの笑顔で笑える歯並びに整えてあげたいという思いに応えるための矯正治療は、審美面だけでなく機能面でも期待できるメリットの大きい治療です。よく噛むことができるようになることが望めるほか、衛生管理が容易になり、虫歯や歯周病のリスク低下につながることも期待できます。当院ではお子さん一人ひとりの性格や個性に合わせた治療をご提案し、一緒に楽しく取り組める雰囲気づくりを心がけています。お子さんの歯並びで気がかりがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。

糸井 健太郎院長 歯科糸井医院

自由診療費用の目安

自由診療とは

小児矯正(第一期)/33万円~、小児矯正(第二期)/44万円~、成人のワイヤー矯正/93万5000円~、成人のマウスピース型装置を使った矯正/110万円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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