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重篤な病気につながる生活習慣病
先進の機器や環境で治療を提供

そのだ内科 糖尿病・甲状腺クリニック 渋谷駅道玄坂院

(渋谷区/渋谷駅)

最終更新日:2024/04/12

そのだ内科 糖尿病・甲状腺クリニック 渋谷駅道玄坂院 重篤な病気につながる生活習慣病 先進の機器や環境で治療を提供 そのだ内科 糖尿病・甲状腺クリニック 渋谷駅道玄坂院 重篤な病気につながる生活習慣病 先進の機器や環境で治療を提供
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健康診断で異常を指摘されても、症状がないため放置してしまっている人もいるだろう。また、受診はしたものの予約が取りにくい、待ち時間が長いといった理由で通院をやめてしまった、食事制限や運動を続けられず治療を諦めたという人も多いのではないだろうか。渋谷駅のA2出口からすぐの好立地にある「そのだ内科 糖尿病・甲状腺クリニック 渋谷駅道玄坂院」は、患者が「通いやすい」だけでなく「通いたくなる」クリニックをめざし、さまざまな工夫を取り入れているという。「生活習慣病を放置すると心筋梗塞など重篤な病気を発症するリスクが高まりますが、早めに手を打てば10年後の未来を変えることが期待できます」と話す薗田憲司院長に、生活習慣病の特徴や検査・治療について、詳しく教えてもらった。

(取材日2024年3月26日)

10年後の未来を変えるには早期受診が大切。通院しやすいクリニックづくりで治療継続をサポート

Q生活習慣病とはどのような病気ですか?
A
そのだ内科 糖尿病・甲状腺クリニック 渋谷駅道玄坂院 腎臓機能のステージによって症状が大きく異なる

▲腎臓機能のステージによって症状が大きく異なる

生活習慣病とは食事や運動、喫煙、飲酒などの生活習慣のほか、遺伝的要因やストレスといった環境的要因が原因となって発症する病気の総称で、糖尿病、高血圧症、脂質異常症のほか、脂肪肝、高尿酸血症、痛風、睡眠時無呼吸症候群などが挙げられます。「生活習慣が発症の原因=だらしない人がかかる病気」と思われがちですが、生活習慣病は不摂生や運動不足だけが原因ではありません。遺伝的要因があれば、少し生活習慣が乱れただけでも病気になることはあります。生活習慣病の治療や管理をすることは恥ずかしいことではありません。健康診断などで異常が指摘された場合は、まずはクリニックで相談していただきたいと思います。

Q生活習慣病にはどのような危険性が潜んでいますか?
A
そのだ内科 糖尿病・甲状腺クリニック 渋谷駅道玄坂院 図を用いて検査結果と照合して血管の状態を把握してもらう

▲図を用いて検査結果と照合して血管の状態を把握してもらう

最大のリスクは動脈硬化が進行することです。動脈は心臓から送り出される血液を全身に運ぶ血管で、通常は弾力性がありしなやかなのですが、高血圧症・糖尿病・脂質異常症が悪化すると動脈に負荷がかかって動脈が厚く、硬くなってしまいます。そのため、血管が狭くなって血流が悪くなり、さらに進行すると血管が詰まって脳血管障害や心筋梗塞といった命に関わる病気を発症するリスクが高くなるのです。また、睡眠時無呼吸症候群があると高血圧になりやすいとされていますし、尿酸値が高い状態は痛風のリスク因子であり、腎臓病や高血圧症、動脈硬化などにつながる可能性も指摘されています。

Qどのような検査が行われますか?
A
そのだ内科 糖尿病・甲状腺クリニック 渋谷駅道玄坂院 患者が自分の体調をスマートフォンで管理できる

▲患者が自分の体調をスマートフォンで管理できる

生活習慣病は初期には自覚症状がないことが多く、いつの間にか動脈硬化が進行している危険がありますから、定期的な検査でご自分の健康状態を把握しておくことが大切です。検査内容としては高血圧症では血圧値を測定し、糖尿病では血糖値とHbA1c値を、脂質異常症ではコレステロールと中性脂肪の値を血液検査で測定します。当院では血糖値とHbA1c値が最短90秒でわかる迅速測定機を導入しています。また、動脈硬化を評価するための血管年齢検査や頸部超音波検査、重大な内臓の病気がないか確認するための腹部超音波検査も即日実施しています。すべての検査を受けても1時間以内で終わりますので、忙しくても受診しやすいと思います。

Q治療についても教えてください。
A
そのだ内科 糖尿病・甲状腺クリニック 渋谷駅道玄坂院 生活習慣の改善のモチベーションを維持できるよう丁寧に指導する

▲生活習慣の改善のモチベーションを維持できるよう丁寧に指導する

食事指導・運動指導・薬物療法の3つを基本に、患者さんの状態や動脈硬化の程度に応じてプランを組み立てていきます。当院では動脈硬化が進んでいる場合を除き、薬物療法の前に食事・運動指導を行うことが多いですね。まずは管理栄養士や糖尿病療養に精通する看護師が患者さんの希望をお聞きした上で適切なカロリー摂取量や運動量などを設定し、その目標になるべく簡単に到達できるような方法をご提案しています。また、糖尿病では血糖値を自動で測定できる先進のデバイスを活用した治療も行っています。日中常に血糖変動がグラフで表示されるので食事の工夫や運動による血糖変動がわかりやすく、患者さんの治療意欲の向上につながります。

Q生活習慣病の治療で大切なことは何でしょうか。
A
そのだ内科 糖尿病・甲状腺クリニック 渋谷駅道玄坂院 脂肪の模型を用いて、わかりやすく説明する

▲脂肪の模型を用いて、わかりやすく説明する

生活習慣病は長く付き合っていく病気であり、治療の継続がとても大切です。しかし実際には、忙しさなどを理由に通院が途絶えてしまう患者さんも少なからずおられます。立地や待ち時間の長さ、予約の取りやすさなど、ご自分が通いやすい医療機関を選ぶことをお勧めします。また、自覚症状に乏しい病気だからこそ、患者さんに治療の意義を理解していただく必要もあります。当院では動脈硬化のリスクについて、図を用いたり、動脈硬化が進み固くなった血管の模型を実際に触っていただいたりと、なるべくわかりやすい説明を心がけています。さらに、患者さんが空いた時間に見られるよう、SNSや動画サイトで病気についての情報を発信しています。

ドクターからのメッセージ

薗田 憲司院長

仕事や生活がある中で病気の治療を続けるのは、とても大変なことです。だからこそ、患者さんにとって快適な治療環境を整えることが大切だと考え、渋谷駅A2出口を出てすぐの立地に当院をオープンしました。さらに土日も診療、24時間ウェブ予約制、検査結果が即日わかる迅速検査機器の導入といった工夫もしています。また、診療の際には患者さんの考えや行動を頭から否定せず、まずはお話を伺って患者さんの価値観をくみ取り、継続しやすい治療の提案を心がけています。これからも通いやすいだけでなく、患者さんが「通いたくなる」クリニックづくりを進めることで、生活習慣病の先にある重大な病気の予防につなげていきたいと思っています。

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