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落合 正英 院長の独自取材記事

おちあい歯科クリニック

(目黒区/西小山駅)

最終更新日:2023/11/09

落合正英院長 おちあい歯科クリニック main

2011年に開院した「おちあい歯科クリニック」。東急目黒線西小山駅から徒歩で約3分の便利な場所にあり、歯科医院の入り口から診察台までバリアフリーと通いやすい環境が整っている。「町の歯科医院としてオールラウンドな診療を提供したい」と言う落合正英院長は、一般歯科・小児歯科・予防歯科・審美歯科・インプラント治療など幅広く診療。近隣住民を中心に子どもから高齢者までさまざまな世代のニーズに対応している。開院当初からメンテナンスにも力を入れており、メンテナンス前後には、必ず落合院長が虫歯測定器等を活用して口腔内をチェックし、長期的な視点で虫歯・歯周病のリスク管理や予防に努めているという。優しい笑顔が印象的な落合院長に、診療の特徴や今後の展望について聞いた。

(取材日2023年9月26日)

「町の歯科医院」として患者の目線で診療

2011年に開院し、「町の歯科医院」として幅広い診療を行っているのですね。

落合正英院長 おちあい歯科クリニック1

子どもの頃からここ西小山にほど近いエリアで暮らしており、自分にとってなじみのある町に、2011年に開院しました。「町の中で開業するのだから、地域の方々のさまざまなニーズに対応できる歯科医院をめざそう」と考え、一般歯科・小児歯科・予防歯科・審美歯科・歯科口腔外科・インプラント治療など幅広く対応しています。愛着のある町で地域医療に貢献するには、患者さんの目線で診療することが大切だと思っています。患者さんと同じ立場に立ち、患者さんのために何ができるかを考えた診療を提供していくことを大切にしています。院内環境面では、入り口から診察台までバリアフリーになっていて、ベビーカーや車いすの方でも通いやすいと思います。

どのような患者さんがいらっしゃいますか?

50代、60代の働き盛りの方を中心に、小さなお子さんから高齢の方まで幅広い年代の方が来院されています。平日は夜9時まで診療していますので、仕事帰りに立ち寄るビジネスパーソンや、土日にはご家族ぐるみで受診される方もいらっしゃいます。遠方から来る方もおられますが、やはり近隣にお住まいの方が多いですね。当院では初めて受診された患者さん一人ひとりに、その方のお口の状態がわかる説明書を作成してお渡ししています。僕は歯科医師には治療するだけでなく、患者さんにお口の状況を伝える義務もあるのではないかと考えています。説明書を読んで、例えば「今は虫歯はないけれど、詰め物が入っているこの部分は虫歯になるリスクが高い」などご自分のお口の状況を知ることで、予防の意識を高めていただければうれしいですね。

どのような症状で来院される方が多いでしょうか?

落合正英院長 おちあい歯科クリニック2

歯の痛みを訴えて受診される方が多いですね。またお子さんでは「学校の歯科検診で虫歯が見つかった」など、ご家族に連れられて口腔内のチェックをしてほしいと来院される方もおられます。当院では、虫歯を客観的に数値化できる虫歯測定器を導入し、早期発見・早期治療に取り組んでいます。虫歯を早い段階で見つけられれば歯を削る範囲が小さくて済むことが望めますし、歯に穴が開く一歩手前のごく初期の虫歯であれば、歯の汚れを除去してメンテナンスをしっかり行うことで再石灰化が促され、削らずに修復が望める可能性もあります。ただ、必ず修復できるとは限らないので、できれば定期的に受診して経過観察とメンテナンスを続けるようお勧めしています。

歯科衛生士と連携しメンテナンスを重視

メンテナンスに力を入れているそうですね。

落合正英院長 おちあい歯科クリニック3

虫歯や歯周病などさまざまな疾患にかかる前に予防を図る「予防歯科」の考え方は、今や世界的な流れとなっています。健康な歯だけでなく、治療が終わった後も定期的に通院いただき予防処置やメンテナンスをしっかり行うことで、再発や新たなトラブルを予防することが期待できます。当院では開院当初から、歯科衛生士と連携したメンテナンスを行っています。「治療後が新たなスタート」と捉え、治療が終わった患者さんに予防歯科の大切さについてご説明し、定期的に通院いただきます。当院には、常勤・非常勤含め4人の歯科衛生士がおり、メンテンナンスの前後に歯科医師の僕が必ず患者さんの口腔内を虫歯測定器を使ってチェックし、必要に応じて治療やアドバイスを行います。歯科衛生士の目で見て詳しいチェックが必要だと判断した場合は僕を呼んでもらい、診察を行います。歯科衛生士と歯科医師による複数の目で患者さんのお口の中をくまなく診ていきます。

メンテナンスはどのくらいのペースで通院するのでしょうか。

半年に1度くらいのペースで通院いただくのが基本ですが、患者さんのお口の状態やご希望により、毎月通院する方、3、4ヵ月に1度通院する方などさまざまです。体質的に虫歯になりやすい方や、噛み合わせの治療など大がかりな治療を受けられた方は、短いスパンで通院してもらいます。歯科衛生士は基本的に担当制にしており、その方のお口の状態をずっと一緒に診ていくことになりますのでコミュニケーションも取りやすく、安心して通院いただけると思います。また、患者さんに応じた歯ブラシやフロスなどのデンタルケア商品を選ぶ際のアドバイスも行います。近年、歯周病の原因菌と全身疾患との相関関係が取り沙汰されています。僕は「お口の健康は、全身の疾患の予防にもつながる」と、予防歯科の重要性を考えております。

虫歯や歯周病以外には、どのような主訴で来院される方が多いですか?

落合正英院長 おちあい歯科クリニック4

口内炎の患者さんも少なくありません。口内炎は、近年では歯科用レーザーによる治療がファーストチョイスとなっています。口内炎は、ウイルスなどによる感染源が炎症を起こしていることが多く、その部分に歯科用レーザーを照射します。塗布薬も処方し、組織が活性化する期間を含めると、照射後1日2日で症状の改善が見込めることが多いですね。ただ、口内炎の原因によっては、患者さんの体質や生活習慣などにより、症状の改善をめざすのに時間がかかる方もいらっしゃいます。その場合は食生活の見直しについてアドバイスするなど、患者さんに応じて対応します。レーザーは、口内炎以外にも歯周病の治療時に使用することもできるものです。

平日は21時まで、土・日も診療

先生は東洋医学も勉強されているそうですね。

落合正英院長 おちあい歯科クリニック5

痛みなどの症状を和らげていくことをめざすだけの対症療法ではなく、痛みの原因や体質に根本的にアプローチしていくことをめざす東洋医学についての研鑽も積みました。歯科で漢方薬というとあまりなじみがないかもしれませんが、歯科でも保険適応で処方できる漢方薬があります。西洋薬は特定の病気や症状に強く作用することが見込まれますが、漢方薬は2種類以上の生薬で構成されているのでさまざまな症状に作用することが見込まれ、乱れた体のバランスを整えていくことで病気にアプローチしていくことをめざします。患者さんのご要望や、必要に応じて漢方薬を処方する体制も整えています。

お忙しいかと思いますが、どのようにリフレッシュされていますか?

体を動かすことが趣味なんです。子どもの頃の夢は野球選手で、少年野球チームに入って、中学や高校、大学でも続けていました。今も歯科医師の先生方の野球チームに入っているんですよ。最近はあまり体を動かす時間が取れず、慌ただしい毎日を送っています。でも肉体的にも、そして精神的にも自分を休ませることは大事ですから、月並みですが深酒や夜更かしはしないように、規則正しい生活を送るよう自己管理しています。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

落合正英院長 おちあい歯科クリニック6

歯科医院に対して、「痛い」「怖い」といったイメージから足が遠のいている方もいるかもしれません。また、新型コロナウイルス感染症の流行の影響により、診療時間が短い歯科医院が増えています。5類移行後、通常勤務に戻られた方からは、「仕事が終わってから歯科医院に行こうと思っても開いていない」という声も聞こえてきます。当院は、そのような方々のために、月・火・水・金曜日は21時まで、土・日も診療しています。勇気を出して歯科医院の扉を開けてくださった皆さんの悩みを共有し、お口に関して困ったことがあるときは「とりあえず、おちあい歯科クリニックに行けば何とかなる」と思っていただける地域の歯科医院として、スタッフと力を合わせて診療していきたいと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/(1本)42万円~、セラミックインレー/55,000円~

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