豊富な選択肢から希望の歯並びへ
専門のクリニックで行う矯正治療
かつみ歯並び・かみ合わせ矯正歯科
(大阪市北区/天神橋筋六丁目駅)
最終更新日:2024/04/08
- 自由診療
高い専門性と充実の検査設備を生かし、幅広い世代の矯正治療に対応している「かつみ歯並び・かみ合わせ矯正歯科」。勝見友晴院長は、ここ数年、従来のワイヤー矯正に加えて手軽にできるマウスピース型装置を用いた矯正が広がり、矯正治療への興味が高まる中「まずは矯正治療を専門とするクリニックに相談してほしい」と呼びかける。「矯正中のトラブルを防ぎ、目標の歯並びに近づけるためにも、矯正治療を専門とする歯科医師のもとで自分に合った矯正法を選ぶことが大切です。当院では、ワイヤー矯正とマウスピース型装置を用いた矯正を組み合わせるなど、柔軟な対応が可能です」。そう語る勝見院長に、クリニック選びのポイントや、それぞれの治療法の内容、同院で受けられる矯正治療の特徴など詳しく話を聞いた。
(取材日2024年3月19日)
目次
マウスピース型装置とワイヤー、それぞれのメリット・デメリットを踏まえ最善の計画の立案をめざす
- Q歯並びはどちらに相談すれば良いのでしょうか?
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A
歯は一度動かすと元に戻せない場合が多くありますので、いろいろな手段で対応できる矯正治療専門のクリニックの受診をお勧めします。肝心の選び方ですが、院名に矯正歯科だけを入れているところが一つの判断基準です。診療内容に矯正治療とあっても矯正を専門とする歯科医師がいるとは限らないというのが難しいところなので、そこについてはクリニックのホームページなどから歯科医師のプロフィールを確認する必要があります。勤務歴に大学病院の矯正治療の分野や専門のクリニックでの勤務経験があるかどうかチェックしてみてください。ご自身で判断できない場合には、かかりつけのクリニックで専門の先生を紹介してもらうのも良いと思います。
- Qマウスピース型装置を用いた矯正について教えてください。
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A
歯列矯正は、ワイヤー器具を使う方法とマウスピース型装置を使う方法の大きく分けて2種類があります。このうちマウスピース型装置は、スキャンした歯型をもとにコンピューター上で目標とする歯並びを設定し、その目標に向けて段階ごとに装置を製作していく方法です。自然な見た目で悪目立ちせず、好きな時に取り外すことができる手軽さから、近年、若い世代を中心に需要が高まっています。そうした良さもある一方で、ダイナミックな動きには向かないという機能的なデメリットもあります。そのため、歯並びが大きくずれている、出っ歯を治したいなどの大きな移動を必要とするケースには、マウスピース型装置を用いた矯正は適しません。
- Qワイヤーによる矯正治療には、どのようなメリットがありますか?
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A
微妙な力から強い力まで歯にさまざまな力をかけることができ、大きな変化が期待できます。長年使われている矯正法でもありますので、多くの症例への実績があるのも特徴で、マウスピース型装置を用いた矯正よりも希望の歯並びに近づけることが望めます。ワイヤー矯正には、一般的な表側矯正と歯の裏側に装置を取りつける舌側矯正、前歯6本に装置を張る部分矯正などの方法があります。口の中の状況によっては、ワイヤー矯正とマウスピース型装置を用いた矯正を平行して行うこともできますし、段階に応じて方法を変更することもできます。どのような方法で進めるのがベストか、専門とする歯科医師の立場から適切な方法を提案させていただきます。
- Q矯正治療専門のクリニックの強みについて教えてください。
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A
矯正治療に関する技術の引き出しが多いことですね。矯正治療の技術のほとんどは、大学卒業後に時間をかけて自らで学ばなければ身につきません。専門ではない歯科医師のもとで矯正治療を受けた場合、診断の時点で間違いがあったり、最終的に歯並びが整ったとしても噛み合わせが合わなかったり、といったリスクがあります。最近では、人気があるという理由から安易にマウスピース型装置を用いた矯正を選んだことによるトラブルも増えている印象です。その点、矯正治療を専門とする歯科医師がいるクリニックであれば、適切な診断から矯正計画を立てることができますし、計画どおりに進まない場合はワイヤー矯正に変更するなど、柔軟に対応できます。
- Qこちらで行われている矯正治療にはどのような特徴がありますか?
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A
長年矯正治療に携わってきましたので、ワイヤーやマウスピース型装置以外にもさまざまな器具に精通しており、特にワイヤー矯正の経験は豊富です。子どもから大人まで、それぞれの歯並びに合わせて幅広い提案ができます。初診の際には3Dスキャンを行うなど、より適切な診断を行うための精密検査にも力を入れています。さらに、歯並びが崩れる原因とされている口周りの筋肉の癖の改善やトレーニングにも取り組むことで、矯正治療終了後を見据えたケアにも努めています。矯正治療は、患者さんの協力なしには成り立ちません。患者さんの気持ちに寄り添いながら、一緒にゴールをめざすことを何よりも大切にしています。
自由診療費用の目安
自由診療とは表側矯正/74万8000円~、舌側矯正/102万3000円、小児矯正/基本料金5万5000円~、部分矯正/27万5000円~、マウスピース型装置を用いた矯正/22万円~
※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。