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子どもの歯の問題には早期発見、適切な治療を
定期通院の大切さ

青山歯科・矯正歯科

(大阪市北区/天神橋筋六丁目駅)

最終更新日:2024/03/18

青山歯科・矯正歯科 子どもの歯の問題には早期発見、適切な治療を 定期通院の大切さ 青山歯科・矯正歯科 子どもの歯の問題には早期発見、適切な治療を 定期通院の大切さ
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子どもを持つ人なら誰もが、歯を健康な状態に保ち、きれいな歯並びにしてあげたいと考えるのではないだろうか。とはいうものの、メディアからはさまざまな情報があふれ、どうすればいいか悩むこともあるだろう。そんな時に頼りになるのが、子どもの成長に合わせた歯科治療やケアを提供してくれる歯科医院の存在だ。「青山歯科・矯正歯科」では、かかりつけの歯科医院として子どもと長期間にわたって関わり、一人ひとりに合った歯科診療の提供を大切にしている。「まずはお子さんが嫌がることなく歯医者さんに通えることをめざします」という、院長の青山剛三先生に、子どもの歯科診療についての同院の考え方や、具体的な診療の進め方などについて話してもらった。

(取材日2023年10月5日)

子どもによって異なる歯の発育状態を見極めて、必要な治療を必要なタイミングで提供することが大切

Q何歳くらいから歯科医院に連れて行くと良いでしょう?
A
青山歯科・矯正歯科 小さい頃から歯科医院に慣れておくためにも、定期通院が望ましい

▲小さい頃から歯科医院に慣れておくためにも、定期通院が望ましい

できるなら、乳歯が4本ほど生えている1歳半くらいから通院されると良いと思います。この段階で虫歯になってしまうこともあります。歯科医院に慣れてもらうためにも早めに通院を始めて、お口の中をチェックしたり、フッ素を塗ったりするだけでも虫歯の予防に役立ちます。ご家庭でも仕上げ磨きをしてあげて、市販の低濃度のフッ素を利用するのもお勧めですよ。お子さんの場合、通院が難しいこともありますが、3〜4歳くらいまでに定期通院の習慣を身につけておけば、虫歯などを早期発見でき、5歳以降は定期的にエックス線撮影をして歯の生え方に問題ないかなどもチェックできます。

Q子どもが歯科医院への通院を嫌がります。
A
青山歯科・矯正歯科 子どもが嫌がらずに通院できるようになるまで無理な治療はしない

▲子どもが嫌がらずに通院できるようになるまで無理な治療はしない

泣いてしまって最初は何もできないことも少なくないですね。嫌がらずに通院できるようになることが大切なので、当院では無理に治療することはありません。キッズルームで遊んで帰るだけでもOKです。慣れてきたら、親御さんに抱えてもらいながら、お口の中のチェックやブラッシング、フッ素塗布などできることを行い、仕上げ磨きなどもレクチャーします。診療台に座ることに抵抗があるお子さんもおられるので、立ったまま診たり、キッズスペースでお口の中をチェックしたりすることもできますよ。当院には女性歯科医師も在籍しているので、同じ子どもを持つ母親として、お母さん方のさまざまなご相談にも親身に対応できると思います。

Q子どもが虫歯にならないか心配です。
A
青山歯科・矯正歯科 子どもの歯は虫歯になりやすいので、歯の状態の確認が欠かせない

▲子どもの歯は虫歯になりやすいので、歯の状態の確認が欠かせない

お子さんの歯はもろく、虫歯になりやすいのが特徴です。また、小さな頃は成人よりも痛みを感じにくい傾向があり、お子さんが「歯が痛い」と訴えてから治療に来られると、虫歯がかなり進行していることもあるので注意が必要ですね。普段から、大人の方が仕上げ磨きをして、歯の状態をチェックしてあげてください。歯の一部に茶色や黒など周囲と違う色の部分があるときは初期虫歯の可能性が高いので要注意です。さらに進行すると、歯の根っこの部分が化膿して、しっかりした歯が生えない、生え替わりが遅いなど、永久歯に悪影響を与えるリスクがあります。斜めに生えてくることもあり、そうなると、歯並びの乱れにもつながってしまいます。

Qこちらの診療の流れを教えてください。
A
青山歯科・矯正歯科 定期通院をすることで問題に早く気づける

▲定期通院をすることで問題に早く気づける

まずは定期的に通えるように、歯科医院に慣れてもらうことから始めます。定期通院のスタート時期には個人差があり、お口の中に汚れがたまっている場合や簡単な唾液検査で虫歯のリスクが高いと判断された場合は、より早めのスタートをお勧めしています。通院の間隔は3ヵ月〜半年に1回です。お口の中をチェックして、虫歯がある場合などは必要な治療を行い、問題がなければフッ素塗布して、歯磨き指導などを行います。また、歯並びの問題に早く気づけるのも定期通院のメリットです。将来的に必要となる治療の内容をある程度予測して、保護者の方にお伝えすることも可能ですので、ぜひ定期的な通院を習慣にしていただきたいですね。

Q子どもの歯並びが気になります。
A
青山歯科・矯正歯科 矯正を始める適切なタイミングは子どもによってそれぞれ違う

▲矯正を始める適切なタイミングは子どもによってそれぞれ違う

定期検診を続けながら、必要と判断したお子さんには、前歯が永久歯に生え替わる6歳頃から1期治療と呼ばれる小児の矯正治療を提案します。治療が終了する段階で、前歯の並び方や角度などを正しい状態に導くことをめざす治療です。お子さんに合った矯正装置を選んで、歯がきれいに並ぶための顎の健全な発育を促します。定期的に診させていただければ、より早い時期からの治療開始が求められる受け口のお子さんについても早く見つけて、適した時期に治療をスタート可能です。その後は、横の歯の生え替わりをチェックしながら、1期治療に続く2期治療が必要かどうか、いつ頃から始めるべきかなどを判断します。

ドクターからのメッセージ

青山 剛三院長

小さな頃から通院の習慣を身につけることで、トラブルの早期発見に役立ちます。当院は幅広い治療に対応しているので、必要に応じて虫歯などを治療し、矯正治療が必要か検討します。また、定期的に歯型採取や3Dの画像撮影をして、お子さんの発育のデータとして保管できるのも定期通院の利点です。矯正治療については、「早ければ早いほど良い」と言われることもありますが、大切なのは、必要な時期に必要な治療を始め、できるだけ短期間で終えることです。焦って早く治療を始めると治療期間が長引き、通院が嫌になるリスクもあります。治療を開始すべき時期の判断は難しいので、疑問や不安がある場合は、お気軽にご相談いただければと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

小児矯正:1期治療/33万円~、2期治療/33万円~、唾液検査/3300円

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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