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白水 章文 院長の独自取材記事

飯塚みらい歯科

(飯塚市/飯塚駅)

最終更新日:2024/06/11

白水章文院長 飯塚みらい歯科 main

2023年7月末にオープンした「ゆめタウン飯塚」内にある「飯塚みらい歯科」。白と水色を基調とした明るい院内は天井が高く、一つ一つの診療スペースを広めに取っていることから、ゆったりと診療を受けられる。飯塚市出身の白水章文(しろうず・あきふみ)院長は、大学の小児歯科で研鑽を積み、飯塚市と福岡市の一般歯科にも勤務した後に開業。保険診療を中心に幅広い症状に対応している。ショッピングモール内という立地を生かして、家族で気軽に受診できるクリニックにしたいという思いから、個室のファミリールームを2つ備え、スタッフによる子どもの見守りも行っている。人と接することが好き、子どもが大好きと優しい笑顔で語る白水院長に、診療において大切にしていることや、めざすクリニック像などについて話を聞いた。

(取材日2023年8月21日)

親子で通いやすいショッピングモール内のクリニック

最初に、歯科医師になられたきっかけを教えてください。

白水章文院長 飯塚みらい歯科1

父が飯塚市内で歯科のクリニックを開業していたんです。今は私の兄が継いでいるのですが、子どもの頃は父の仕事を日常的に見ていました。歯科医師は皆さまのお役に立つことができ、直接感謝の言葉もいただけることに魅力を感じました。人と接することが好きという自分の性格にも合っているのではとも思いました。福岡歯科大学を卒業後、同大学の小児歯科で臨床を学びました。小児歯科を選んだのは、もともと子どもが好きだったからというのがまず一つ。それから、福岡歯科大学の小児歯科はレベルの高い治療を行っていて、素晴らしいスキルを持った先生がいらっしゃると聞いたので、そういう環境で学びたかったからです。同科では、小児の歯列矯正や口腔外科、虫歯治療のなどの他に、治療が苦手なお子さんに対して、治療に慣れるためのトレーニングプログラムも行っていました。

こちらで開業されるまでの経緯を教えていただけますか?

最初から開業を志していたので、大学の小児歯科で臨床を学んだ後は、飯塚市内の一般歯科診療を行うクリニックに勤務しました。さまざまな症状に広く対応していましたが、インプラント治療に強いクリニックでした。また、訪問歯科も行っていましたので、高齢者施設や通院が困難な方のご自宅に伺っての治療も経験しました。4年間勤務した後、福岡市内にある同院の分院にも1年間勤務しました。こちらは子どもの予防歯科に積極的に取り組んでいて、定期的に通院してもらうためのアプローチも学ぶことができました。いろいろな経験を積み、幅広い世代の方が気軽に来られるようなクリニックを地元でやっていきたいと考えていた時に、お誘いがあり、ここなら自分の思い描くクリニックができると思い、開業しました。

どのような患者さんが多くいらっしゃいますか?

白水章文院長 飯塚みらい歯科2

ショッピングモール内ということもあり、お子さんと親御さんでいらっしゃる方が多いですね。飯塚市内だけでなく、田川市や直方市のほうからも来院されます。院内には、個室のファミリールームを2つ設けています。お子さんが遊べるちょっとしたスペースもあり、親御さんが治療されるときや、きょうだいで受診時にも活用いただけます。スタッフも余裕を持って配置していますので、ご要望がありましたら、スタッフが小さなお子さんを見守ることも可能です。治療に慣れていない子は、練習から始めていきますので安心してご来院ください。痛くなってから治療に訪れるのではなく、小さな頃から定期的に来院いただき虫歯予防をしていくこと、噛み合わせや歯並びなど成長に応じたケアをしていくことが大切です。

歯列矯正や歯周病など幅広い治療にチームで取り組む

小児や大人の歯列矯正の患者さんも多いとお聞きしました。

白水章文院長 飯塚みらい歯科3

矯正を専門とする歯科医師に月2回来てもらい、成人の患者さんの診断を行っています。ワイヤーによる矯正やマウスピース型装置を用いたものなど、その方に適した方法をご提案します。親御さんの関心が高まっているお子さんの矯正は、私が担当しています。マウスピース型装置を用いた矯正のほか、歯並びの乱れにつながる習癖の改善のために、お口周りの筋肉のトレーニングも行っています。子どもの頃から取り組むことで、将来、矯正に伴う抜歯を避けられる可能性もあります。見た目だけの問題ではなく、歯並びが悪いと、汚れがたまって虫歯になりやすかったり、噛み合わせが悪くなり成長にも影響を及ぼしたりします。気になる方はお早めにご相談ください。

歯周病治療にも力を入れているそうですね。

歯周病の治療に強い歯科医師が主宰する勉強会に参加し、研鑽を積んでいます。プラークと歯石の除去やブラッシング指導といった基本治療のほか、症状が進んだ方に対しては歯茎を切開して奥のほうに入り込んだプラークや歯石を取り除くためのフラップ手術にも対応しています。歯周病は、歯を失う原因となるだけでなく、糖尿病や心筋梗塞、誤嚥性肺炎などさまざまな全身疾患と関係があることがわかっています。当院にいらっしゃる患者さんは、ケアへの意識が高い方が多いのですが、歯周病は自覚症状が出にくく、知らないうちに症状が進行していることも多い疾患ですので、気をつけていただきたいですね。

治療には歯科衛生士をはじめとするスタッフの力が欠かせませんね。

白水章文院長 飯塚みらい歯科4

外部の講師を呼んで、PMTC(プロフェッショナル・メカニカル・ティース・クリーニング)のスキルアップを図っているほか、接遇の勉強会も行っています。また、先ほどもお話ししたように、スタッフを多めに採用し、余裕のある勤務体制としています。スタッフが働きやすい環境を整え、長く勤めてもらうことが、患者さんに対するより良い治療や対応につながると考えています。

地域の歯科治療と患者の「みらい」に貢献したい

治療の際に心がけていることは?

白水章文院長 飯塚みらい歯科5

前職で学んだことですが、患者さんが聞きたいであろうことを、端的にしっかりと説明をすることです。例えば、麻酔が何分後に切れるとか、もしも仮のかぶせ物が取れたときはどうすればいいかといったことを、前もって伝えておきます。麻酔の温度管理や電動麻酔の使用など、痛みに配慮した治療にも取り組んでおり、各治療ユニットにも掲示しています。治療に入る前に掲示を見ることでも、患者さんの恐怖心が和らぐのではと思います。また、口腔内カメラによる記録取りも積極的に行っており、治療の経過や現状をわかりやすくお伝えします。治療のゴールを明示し、今がどの段階にあるのかを毎回患者さんと共有することも心がけています。

ところで、学生時代から野球をされているとお聞きしました。

ずっと野球部でキャッチャーをしていました。今も飯塚歯科医師会の野球部に所属していて、先日も試合があったんですよ。結果はボロボロでしたが(笑)。野球も歯科治療もチームワークが大事という点で共通するものがありますね。一人ひとりがチームの一員として、互いに補い合えるクリニックづくりをしていきたいですね。

今後の展望と、読者へのメッセージをお願いします。

白水章文院長 飯塚みらい歯科6

患者さんの意思や要望をできるだけ尊重しながら、治療計画を立て、患者さんに頼っていただけるクリニックにしていきたいですね。今後は、お子さま連れの方がもっと通いやすくなるよう、保育士の採用や、お子さんのお口の健康管理や成長を記録できるアプリの導入も検討しています。また、ショッピングモール内という立地を生かして、歯科医師会で行っている歯やお口の健康づくりに関するイベントの開催にも協力し、地域の歯科治療に貢献していきたいと考えています。患者さんのお口の健康を支え、「みらい」を一緒につくっていけたらと思います。歯やお口のことで気になることがありましたら、お気軽にご来院ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/35万円、ワイヤー矯正/70万円、成人のマウスピース型装置を用いた矯正/60万円、小児のマウスピース型装置を用いた矯正/4万円、小児の一期治療/28万円
※個人個人の症状や症例によって価格は変動いたしますので、あくまで目安の価格となります。詳細の問い合わせは歯科医院までお電話をお願いいたします。

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