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患者の不安に寄り添いながら
高刺激の卵巣刺激法や卵子凍結に対応

北千住ARTクリニック

(足立区/北千住駅)

最終更新日:2024/01/24

北千住ARTクリニック 患者の不安に寄り添いながら 高刺激の卵巣刺激法や卵子凍結に対応 北千住ARTクリニック 患者の不安に寄り添いながら 高刺激の卵巣刺激法や卵子凍結に対応
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心と体だけでなく、時間や金銭的な負担もかかる不妊治療。「終わりの見えないトンネルの中を歩く」と表現されることもあり、努力と結果が結びつくとは限らない。「北千住ARTクリニック」の大野基晴院長は、患者の不安な気持ちをくみ取りながら「みんな笑顔に」をモットーに診療を行っている。福岡県のセントマザー産婦人科医院で不妊治療に数多く携わってきた大野院長。高刺激の卵巣刺激法や卵子凍結にも力を入れ、「ご夫婦と医師が同じ方向を向くことが大切」と、妊娠に向かって進む二人に寄り添っている。今回は大野院長に、不妊治療を始めるべきタイミングや、高刺激の卵巣刺激法や卵子凍結についても話を聞いた。

(取材日2023年7月13日)

夫婦の気持ちに寄り添い、オーダーメイドで進める不妊治療。高刺激の卵巣刺激法や卵子凍結など幅広く対応

Q不妊治療はどのようなタイミングで始めるべきでしょうか?
A
北千住ARTクリニック 不妊症と判断する前、妊娠への準備段階での相談も受け付けている

▲不妊症と判断する前、妊娠への準備段階での相談も受け付けている

一般的には健康な男女が避妊をせずに性交し、1年以上妊娠しないことを不妊症といいます。ですがそれよりも前、「これから妊娠に向けて頑張ろう」と思ったタイミングでのご相談も早すぎることはありません。不妊検査の助成金を利用する場合、東京都では女性の年齢が40歳未満であることと定められています。体外受精の保険適用も、40歳未満や43歳未満と年齢によって回数の制限が設けられています。特に月経不順など心配な症状のある方は、ご自身の体の状態を知るために検査を受けておくのも良いでしょう。子宮筋腫や子宮内膜症が妊娠に影響を与えることもありますし、中には検査で子宮頸がんなどの病気が見つかることも考えられます。

Qこちらではどのような流れで治療を進めていくのですか?
A
北千住ARTクリニック 健康状態や家族計画、生活サイクルなどをヒアリング

▲健康状態や家族計画、生活サイクルなどをヒアリング

まずはさまざまな角度から話を伺い、併せてご夫婦ともに検査を行います。これまで妊娠に向けてどのように取り組んできたのか、既往歴や健康状態、希望する出産人数や家族計画、生活サイクルや職業についてもお聞きします。お二人で一緒にいらっしゃれば、私含め3人で話ができますのでスムーズなのですが、難しい場合には無理に一緒に来院されなくても構いません。現在の女性側の年齢に加え、お子さんを何人望んでいるか、体外受精を望むかどうかによっても治療法は変わります。ご希望を踏まえてどのような選択肢があるかを私から提示し、最終的にはご夫婦で選択していただきます。

Q高刺激の卵巣刺激法や卵子凍結にも力を入れているとか。
A
北千住ARTクリニック 卵巣刺激法や卵子凍結にも注力

▲卵巣刺激法や卵子凍結にも注力

はい。私は福岡のセントマザー産婦人科医院でも高刺激の卵巣刺激法や卵子凍結に携わってきました。通常、女性の体からは月に1個の卵子が採卵可能ですが、それが妊娠に至るとは限りません。そこで排卵誘発剤の注射などを用いて卵巣に刺激を与えることで、1回で複数個の採卵を行えるようめざします。卵子の数が多ければそれだけ受精の可能性は高まることが望めますし、卵子は長期保存ができますので、卵子凍結にも対応しています。

Q不妊治療専門のクリニックを受診するメリットを教えてください。
A
北千住ARTクリニック 設備が整っている培養室

▲設備が整っている培養室

不妊治療専門のクリニックとそうでないクリニックとの違いは、検査機器の充実と治療内容の幅広さにあるかと思います。例えば卵管の閉塞や子宮の病変を調べるための「子宮卵管造影検査」の有無などですね。当院では時間をかけて造影剤を優しく注入することで、痛みの少ない卵管造影検査の提供に努めています。お二人のライフスタイルも考えながら治療法を提案し、先ほど挙げた高刺激の卵巣刺激法や卵子凍結を選択できるのも不妊治療を専門にしているからこそ。初めから不妊治療専門のクリニックを受診するのはハードルが高いと思われるかもしれませんが、妊娠を望んでいるのならばむしろ近道だといえるのではないでしょうか。

Q診療において心がけていることはありますか?
A
北千住ARTクリニック 「みんな笑顔に」をモットーに診療している大野院長

▲「みんな笑顔に」をモットーに診療している大野院長

カルテばかり見るのではなく患者さんの顔をしっかり見ながら、わかりやすい説明を心がけています。不妊治療はよく「終わりの見えないトンネルの中を歩く」と表現されますが、どんなに頑張っても必ずしも結果が伴うわけではありません。同年代のベビーラッシュに落ち込んだり、生理が来るたびに暗い表情になる患者さんもいらっしゃると思います。経済的負担や時間的制約、またさまざまなプレッシャーに立ち向かうお二人の気持ちに寄り添いながら、不妊治療の分野で積み重ねてきた知識と経験を役立てられるよう努めています。

ドクターからのメッセージ

大野 基晴院長

私は順天堂大学やその関連病院の産婦人科で研鑽を積み、また不妊治療を専門に行っている福岡のセントマザー産婦人科医院では、不妊に悩む患者さんたちに向き合ってきました。開業後も妊娠に向かって進む多くのご夫婦とともに歩み、めざすゴールが見えるよう医師として力を尽くしています。日々進歩する不妊治療に幅広く対応し、「みんな笑顔に」が当院のモットーです。各線が乗り入れる北千住駅から徒歩6分の場所で、日曜も隔週で診療を行っています。なかなか妊娠に至らずお悩みのご夫婦も、妊娠について考え始めたという方も、お気軽にご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

子宮卵管造影検査/3万3000円

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