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痛みや不安の軽減、安全性に配慮した
親知らずの抜歯

東京新橋歯科口腔外科

(港区/新橋駅)

最終更新日:2023/12/06

東京新橋歯科口腔外科 痛みや不安の軽減、安全性に配慮した 親知らずの抜歯 東京新橋歯科口腔外科 痛みや不安の軽減、安全性に配慮した 親知らずの抜歯
  • 保険診療

親知らずや隣接している歯が虫歯になってしまった、親知らずの周りの歯茎が腫れて痛い、などの症状がある場合、まず親知らずの抜歯が治療の選択肢として挙げられる。しかし、抜歯に伴う腫れや痛みに対する恐怖心から、治療に踏みきれない人も少なくないかもしれない。「親知らずの抜歯は、ちゃんとした技術や経験を持っている歯科医師が行えば、難症例であってもそんなに大変な思いをすることなく受けることが可能です」と話すのが、「東京新橋歯科口腔外科」の畠山一朗院長。実際に、これまで多くの親知らずの抜歯に取り組んできたという畠山院長は、その豊富な経験や知識、技術を駆使し、難症例も含め患者への負担が少ない親知らずの抜歯に努めているという。そこで、親知らずの抜歯の基本的なことや疑問点について、畠山院長に詳しく教えてもらった。

(取材日2023年10月3日)

豊富な経験と専門的な技術に加え、患者の気持ちに寄り添うことで負担の少ない親知らずの抜歯をめざす

Q親知らず抜歯の難症例とは、どのようなものを呼ぶのですか?
A
東京新橋歯科口腔外科 親知らず抜歯の経験が豊富な畠山院長

▲親知らず抜歯の経験が豊富な畠山院長

まずは、歯茎の中に完全に埋まっていて、口の中から見えない状態のもの。また、埋まっているのが真っすぐではなく、斜めや真横、逆さになっている親知らずなどがあります。親知らずは、必ず抜歯をしなくてはいけないのかという疑問を持つ人もいるかもしれません。しかし、親知らずは歯磨きがしづらいことから細菌が感染し、隣接している歯も含めて虫歯になったり、周囲炎を発症すれば、歯茎が腫れて、口が開かなくなってしまったりすることがあります。また、年齢を重ねることで親知らずが骨と癒着してくることから、抜歯は、若いほうが負担が少ない傾向があります。いずれ抜くのであれば、早めに処置を受けることをお勧めします。

Q全身麻酔で受けたほうがいいケースはありますか?
A
東京新橋歯科口腔外科 セカンドオピニオンとして来院する患者も多い

▲セカンドオピニオンとして来院する患者も多い

全身麻酔は、眠って目が覚めたら処置が終わっており、意識がないので恐怖や不安が少ないことがメリットです。そして、難症例の中でも親知らずが本当に歯茎の深くに埋まっていたり、一度に4本の親知らずの抜歯など、処置に1時間以上かかる場合は、患者さんがその間ずっと口を開けているのは大変です。また、親知らずが神経に近い場合や、患者さんの恐怖心が非常に強いケース。これらのときには、全身麻酔をしたほうが患者さんは楽に受けられるでしょう。一方、全身麻酔をすると基本的に2泊3日程度の入院が必要となることが多いです。ですが、当院ではこうしたケースにも局所麻酔の日帰り治療で対処することが可能です。

Qこちらのクリニックでの親知らず抜歯の特徴を教えてください。
A
東京新橋歯科口腔外科 素早く丁寧な抜歯で、患者の負担を軽減

▲素早く丁寧な抜歯で、患者の負担を軽減

一つは技術的なことです。10分程度とできるだけ速く処置を終えることで、痛みや腫れを少なくできるよう努めています。埋伏した親知らずの抜歯は、歯茎を大きめに切開して、覆っている骨を削って、親知らずが全体的に見えるようにしてから、分割して抜歯をします。しかし、その骨を削る処置が痛みや腫れにつながることから、私は骨を削らずに、歯だけを削るようにしています。また、切開する範囲もできるだけ小さくしています。さらに、特に歯茎に埋まっている親知らずの場合には、歯科用CTで撮影をして診査診断をすることで、神経の位置や歯の根の形などを事前に把握しています。これらによって安全で負担の少ない治療をめざします。

Q患者さんの不安などには、どのように対処していますか?
A
東京新橋歯科口腔外科 不安軽減につながる丁寧な声かけが魅力だ

▲不安軽減につながる丁寧な声かけが魅力だ

患者さんの気持ちに寄り添うことです。親知らずの抜歯は強い不安を感じている人も少なくありませんから、まずはそれほど心配のいらない処置であることを伝えて、患者さんが少しでもリラックスできるような雰囲気づくりを大切にしています。加えて、治療中は「頭が出てきました」「これから分割します」「頭が取れました」「抜けました」「縫合をしています」と、現在行っている処置を実況中継のようにお伝えしています。患者さんは、あと1時間かかるのか、1分後には終わるのか、それがわかるだけでも精神的な苦痛がまったく違います。ゴールまではあとどれくらいだよというのを伝えることで、患者さんの緊張や不安を軽減するよう努めています。

Q全身麻酔以外で不安や恐怖を軽減する方法はありますか?
A
東京新橋歯科口腔外科 誰もが安心して治療を受けられるように体制を整えている

▲誰もが安心して治療を受けられるように体制を整えている

歯科治療に特別恐怖心が強い人などに対し、当院では静脈内鎮静法による処置にも対応しています。全身麻酔の場合は、完全に意識がなくなり呼吸が弱まるため気管挿管をして人工呼吸を行いながら手術をします。しかし、静脈内鎮静法では、ウトウトと半分眠っているような状態で、目を閉じていてもこちらの問いかけに反応できます。また、静脈内鎮静法の良いところは、健忘作用といって、鎮静から覚めたらそれまで受けていた治療のことを、ほとんど忘れてしまうのです。ほかに、入院の必要もなく日帰りでできることもメリットです。当院では、歯科麻酔が担当の歯科医師によって、2人体制で安全性を重視した静脈内鎮静法を行う体制を整えています。

ドクターからのメッセージ

畠山 一朗院長

一般的に親知らずの抜歯は、すごく怖がっている人がほとんどで、インターネット上でもネガティブなことが書かれていることが多いようです。また、歯科口腔外科の歯科医師でも、出身の大学やそれまでの経験などによって違うのが現実ですが、技術と経験を備えた歯科医師が行えば、そんなに大変な思いをせずに抜歯できることがほとんどです。私は、これまでも親知らずの抜歯に専門に取り組んできており、経験も豊富です。そして、切開も少なく、骨も削らずに、親知らずだけを削る技術によって、患者さんへの負担が少ない治療に努めています。親知らずを抜く必要があるけど不安が強くて踏みきれないという方は、ぜひ当院まで相談にお越しください。

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