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0歳から親子で学べる歯科での
健やかな成長を促す小児矯正

大倉山こいし・こども矯正歯科

(横浜市港北区/大倉山駅)

最終更新日:2024/05/15

大倉山こいし・こども矯正歯科 0歳から親子で学べる歯科での 健やかな成長を促す小児矯正 大倉山こいし・こども矯正歯科 0歳から親子で学べる歯科での 健やかな成長を促す小児矯正
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歯科予防の普及により子どもの虫歯は減ったといわれる一方、食生活や生活習慣の変化に伴い、顎の成長が不十分でなく、歯並びの悪い子どもが増えているようだ。そこで、マウスピース型装置を用いた小児矯正に力を入れる「大倉山こいし・こども矯正歯科」小石健理事長を取材した。同院では、呼吸や姿勢、食生活など歯並びに悪影響を及ぼす根本的な習慣にも着目し、アドバイスすることで、きれいな歯並びや正しい噛み合わせをめざす小児矯正を行っている。「当院は、永久歯の虫歯をゼロにすること、健康的な歯並びにすること、子どもの自立を促すことを目的としています。お子さんの歯並びや口呼吸が気になったら、ぜひ相談してください」という小石理事長の話を紹介しよう。

(取材日2024年4月15日)

呼吸や姿勢、食生活にも着目。顎の発達を促してきれいな歯並びをめざすマウスピース型装置を用いた小児矯正

Q小さいうちから矯正を行うメリットについて教えてください。
A
大倉山こいし・こども矯正歯科 カウンセリングでは模型や資料を用いて丁寧に説明する

▲カウンセリングでは模型や資料を用いて丁寧に説明する

成長して歯並びが悪くなってからでは、行える矯正法が限られたり、抜歯が必要になったりすることが多くなります。また、歯並びが悪くなる要因として、遺伝の他に、呼吸や姿勢、食生活といった習慣の影響があると考えられています。習慣の悪影響から顎や口腔機能が十分に発達せず、歯が生えるスペースが確保できず歯並びが悪くなるのです。こうした根本的な原因を解決しておかないと、矯正しても後戻りする可能性が高くなります。そこで、当院では健全な顎や口腔機能の発達を促すために、5、6歳からの矯正をお勧めしています。呼吸や姿勢、食生活といった習慣は、全身の成長にも影響するので、早めに矯正を始めることは重要です。

Q具体的な診療の流れを教えてください。
A
大倉山こいし・こども矯正歯科 綿密な検査を行い、対処法を提案する

▲綿密な検査を行い、対処法を提案する

まず、今後の歯並びや口腔の成長を予測するために、エックス線検査や口腔内スキャナーでお子さんのお口の中の資料を取ります。資料をもとに診断を行い、歯並びや噛み合わせに問題が現れそうな場合は、その原因を見極め、原因を取り除くような習慣の見直しや矯正を検討します。矯正を受けることが決まったら、特殊なマウスピース型装置を日中1時間以上と就寝時に装着します。並行して口呼吸や姿勢のチェック、食生活の見直しなどを図りながら、家庭で毎日、アクティビティーと呼ばれる簡単な口腔体操を行っていただきます。毎日実践するので親御さんの協力は不可欠ですが、歯科衛生士がわかりやすく指導しますので、ご安心ください。

Qこの矯正の特徴や、ワイヤー矯正との違いは?
A
大倉山こいし・こども矯正歯科 カラフルでかわいらしいマウスピース型装置

▲カラフルでかわいらしいマウスピース型装置

矯正の目的やゴールが異なります。まず、従来のワイヤー矯正は歯に対して強い力をかけ、既にある歯並びを改善することを目的とした矯正法です。発育しある程度歯が生えそろってから、器具の力で歯を並べ直すことが望めます。一方、当院が導入しているマウスピース型装置を用いた矯正は、成長中の段階において、口呼吸、舌や飲み込みの悪い癖などの改善を図り、顎を正しく発達させて健康的な歯並びに導くことを目的とした矯正法です。日中一時間と夜寝るときだけ装着することで、正しい舌と唇の筋力の動きをトレーニングします。また、正しい呼吸や姿勢、食生活は、全身の成長や健康にも役立つでしょう。

Q診療をスムーズに進めるためにどんな取り組みをしていますか?
A
大倉山こいし・こども矯正歯科 通院のモチベーション維持のためにさまざまな工夫を凝らす

▲通院のモチベーション維持のためにさまざまな工夫を凝らす

待合室の一角にキッズスペースを設けて、診療までの間、お子さんが楽しく遊びながら過ごし、不安な気持ちにならずに診療室に入れるようにしています。また診療を頑張ったお子さんには、おもちゃなどご褒美を用意しています。特に矯正に取り組むお子さんには、スタンプカードやチェックシートを活用して、矯正に対するモチベーションを維持し、お子さんが「頑張って良かった」と思えるような環境づくりを心がけています。また、矯正を始める前の取り組みとして、1〜3歳と、4〜6歳に分けて、矯正を含めた予防歯科のイベントを行い、遊びながらできるお口体操や、保護者の方に知っておいてほしい知識などをお話ししています。

Q矯正を行うにあたって保護者が心がけるべきことは?
A
大倉山こいし・こども矯正歯科 保護者と連携を取りながら診療を進める

▲保護者と連携を取りながら診療を進める

この矯正は、起きている時にトータル1時間以上と、就寝時にマウスピース型装置を装着する必要があります。マウスピース型装置をつけたり外したりすることや、日々のトレーニングは、お子さんの日々の習慣形成の一環にもなるでしょう。当院は歯科医院ですが、お子さんと親御さんが育まれる将来の関係性構築についてもサポートしていきたいと考えております。矯正という取り組みを、正しい習慣を身につけることの練習としてきっかけにしていただき、習慣の形成がスムーズにできる自立性を育てる場所にしていただければと思っております。お子さんとの接し方についてのご相談などもお待ちしておりますので、お気軽にご来院いただければと思います。

ドクターからのメッセージ

小石 健理事長

当院では、永久歯での虫歯ゼロ、健康な歯並び、自立をテーマに小児歯科に取り組んでいます。自立とは、自分の健康を管理できる子を育てたいということです。矯正についても、顎や口腔の健全な発達を促し、お手入れしやすい歯並びや噛み合わせを得て、自分で健康を管理できる子を育てることをめざしています。矯正は歯が生えそろう3歳頃からご相談を受けつけており、実際に始めるのは5〜6歳が目安です。また、保険診療の範囲内で行う口呼吸や姿勢、食べ方などの指導の他、虫歯予防を含めたイベントや相談会も開催しています。お子さんの歯並びや口呼吸が気になる場合はもちろん、矯正を考えていなくても気軽にご参加ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

マウスピース型装置を用いた小児矯正/60万5000円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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