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痛みや苦しさに配慮
精密な検査をめざす経口内視鏡検査

秋葉原・胃と大腸肛門の内視鏡クリニック

(千代田区/秋葉原駅)

最終更新日:2023/03/14

秋葉原・胃と大腸肛門の内視鏡クリニック 痛みや苦しさに配慮 精密な検査をめざす経口内視鏡検査 秋葉原・胃と大腸肛門の内視鏡クリニック 痛みや苦しさに配慮 精密な検査をめざす経口内視鏡検査
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胃や食道、十二指腸の内部をカメラにより観察する上部内視鏡検査(胃カメラ)。カメラつきスコープを口から挿入する経口検査と、鼻から入れる経鼻検査がある。カメラが喉を通過する際に感じる「オエッ」となる吐き気が軽くなるため、近年では経鼻内視鏡検査を選ぶ人も多いが、女性を中心に鼻からカメラを入れることに抵抗がある人や、⿐詰まりによりカメラの挿入が難しい人もいるという。「経鼻検査では極細の内視鏡を使用するため、やや画像の精度が下がることも。鎮静剤を用いた経口内視鏡検査により、苦痛を抑えながら精密な検査がめざせます」と「秋葉原・胃と大腸肛門の内視鏡クリニック」の早坂健司院長。日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医として数多くの症例を手がけている早坂院長に、できる限り苦痛を抑えた内視鏡検査について聞いた。

(取材日2023年2月11日)

検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!

Q胃カメラで探れる病気と、検査方法について教えてください。 
A

口や鼻からスコープを挿入し、食道、胃、十二指腸の内部を観察する胃カメラでは、腫瘍やポリープ、潰瘍の有無がわかります。胃がんや食道がん、十二指腸がんはもちろんのこと、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃ポリープ、十二指腸ポリープなどの病気を探れます。また、胃炎や逆流性食道炎、がんのリスク因子とされているピロリ菌感染などもわかるので、対策により病気を未然に防ぐ上でも有用です。挿入の際の苦痛を軽減する方法としては、鎮静剤を使用して眠っている間に内視鏡検査を行う、鎮静下の内視鏡検査があります。鎮静剤をご希望されない方は鼻から細径スコープを入れて観察する経鼻内視鏡検査もすることもできます。

Q鼻からカメラを挿入するのに抵抗がある人もいますよね。
A

女性を中心に、鼻からカメラを入れることに抵抗がある方は少なくありません。また、アレルギー性鼻炎などで鼻詰まりがひどい方や、鼻の中が極端に曲がっている方でも、胃カメラを鼻からできないケースがあります。鼻腔が腫れていたり、狭かったり、曲がっていたりすると、内視鏡が通らなかったり、接触により鼻血や痛みの原因になってしまったりするのです。また、経鼻内視鏡は経口内視鏡より細いスコープを使用します。機材の進化により画質は向上していますが、それでも経口用のものに比べると解像度が劣り、拡大機能がないなど、得られる情報が限られてしまうことも。場合によっては改めて経口での検査を行わなければならない場合もあります。

Q鎮静剤を用いる内視鏡検査にはどのようなメリットがありますか。
A

鎮静剤で眠っている間に検査を完了することができますので、患者さんは痛みや苦しさ、違和感が少なく済むと思います。内視鏡が舌の根本部分に触れることで起こる吐き気もないので、一般的に苦痛があるとされる経口検査も快適に受けられるでしょう。鼻からカメラを入れることに抵抗が大きい女性や、鼻腔が狭い方など、経鼻内視鏡検査が難しい方でも経口にて検査を受けることができるのもメリットです。先にお話ししたとおり、経鼻よりも経口の検査のほうがより鮮明な画像で観察できますので、微小なポリープやがん、広範囲に広がっている病変も、見逃さず見つけることが期待できます。

検診・治療START!ステップで紹介します

1検査の日程を予約する
秋葉原・胃と大腸肛門の内視鏡クリニック 検査の日程を予約する

検査の日程を事前に予約する。予約は来院のほか、24時間対応のウェブシステムやコールセンター経由でも取ることができる。検査日が近づいたら過度な飲酒や油ものは控え、前日は21時までに夕食を済ませる。その際も肉類や油もの、きのこ、海藻など消化の悪いものは避けることが勧められる。検査当日は食事を取らない。水や茶などの濃い色がついていないものは飲むことが可能だが、コーヒーや牛乳、ジュースなどは避ける。

2問診・前処置を受ける
秋葉原・胃と大腸肛門の内視鏡クリニック 問診・前処置を受ける

問診により検査に支障がないかを確認し、問題がなければ前処置を受ける。服薬や治療中の病気があれば、お薬手帳や手術記録などを持参するとスムーズだ。前処置では、まず胃の中をきれいにする消泡剤を服用。その後、喉の違和感を軽減するためゼリー状やスプレー状の麻酔薬で咽頭麻酔を行い、鎮静剤を注射するため静脈ルートを確保する。

3検査を行う
秋葉原・胃と大腸肛門の内視鏡クリニック 検査を行う

前処置が終わったら検査室に移動。検査台の上に左半身を下にして横になり、口にマウスピースをくわえる。確保した静脈ルートから鎮静剤を注射し、眠りに落ちた状態で内視鏡が挿入される。内視鏡による観察にかかる時間はだいたい7分ほど。スコープを挿入しながら咽頭・喉頭と食道を観察し、十二指腸、胃を観察した後、引き抜きながら再度食道を観察する流れが一般的だ。

4鎮静剤が覚めるまで休憩
秋葉原・胃と大腸肛門の内視鏡クリニック 鎮静剤が覚めるまで休憩

検査が終了したら、ベッドごと検査室前のリカバリー室へ移動。そのままの状態で鎮静が覚めるまで休息する。患者はベッドの上で寝たままの状態で良く、自身で移動する必要はない。リカバリー室はベッドごとにカーテンで区切られたプライベート空間となっており、周囲を気にすることなくゆっくり休むことができる。鎮静が覚めるまでの時間は個人差があるものの、通常は20〜30分程度で目が覚めるとのこと。

5検査結果の説明を受ける
秋葉原・胃と大腸肛門の内視鏡クリニック 検査結果の説明を受ける

沈静が覚め、意識がはっきりしたら、結果説明室へ移り、医師から検査結果の説明を受ける。撮影された画像を見ながら説明を受ける。得られた結果はカラーの所見用紙にもまとめて提供され、家族や主治医との情報共有も容易となっている。ポリープなどが見つかった場合には、検査と同時に組織を一部採取し、病理検査に出されることも。組織検査の結果は通常1週間後に結果説明を受けることとなる。

ドクターからのメッセージ

早坂 健司院長

当院では、眠った状態で楽に検査ができる鎮静剤を用いた内視鏡検査を行っております。もちろん、経鼻内視鏡を行うことも可能ですが、通常は解像度や画質が優れた経口内視鏡での検査をお勧めさせていただいております。半個室の待合ブース、完全個室の前処置室、結果説明室などを備え、プライバシーを気にすることなく検査を受けていただける体制を整えています。また、24時間ウェブ予約も可能。痛みや恥ずかしさ、忙しさから検査を避けていた方もぜひご検討ください。

早坂 健司院長 秋葉原・胃と大腸肛門の内視鏡クリニック

自由診療費用の目安

自由診療とは

上部内視鏡検査/1万5000円~

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