神田駅の目の前で通いやすい
働く人のためのメンタルクリニック
ウィーミート神田
(千代田区/神田駅)
最終更新日:2023/12/11
- 保険診療
日本有数のビジネス街である日本橋や丸の内からも近く、ビジネスパーソンが行き交う神田エリア。神田駅のすぐ目の前でメンタルの悩みに向き合っているのは、「ウィーミート神田」のベトリッジクリストファー心院長だ。大学卒業後に産業医学を学び、働き世代のメンタルヘルスに携わってきた経験を生かすべく、この地での開業を決めたという。「行く先の見えにくい現代社会で、上司や部下との世代間ギャップやハラスメントに悩むビジネスパーソンは多いです」と語る院長。患者の考えを尊重した診療スタイルで、薬や休職の相談にも親身になって対応し、患者が生き生きとした日々を取り戻せるようサポートしている。今回は院長に、働く人がかかりやすいメンタルの病気について、また診断書の発行についても話を聞いた。
(取材日2023年11月22日)
目次
心身の不調を招き、仕事効率をも低下させるメンタルの病気。通いやすいクリニックを見つけてまずは受診を
- Q先生はなぜこの場所で開業されたのですか?
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A
日々忙しいビジネスパーソンのメンタルを支えたかったからです。というのも私は大学を卒業後、産業医学を学んで働き世代のメンタルヘルスに携わってきました。そこで感じたのが、心が疲れている方がとても多いということ。世の中全体が先行き不透明な中、職場では人間関係に悩み、そこから心のバランスを崩して社会生活に支障を来すケースも少なくありません。対面診療の場として会社帰りでも通いやすいエリアを探し、私の求める条件を満たしたのがこの場所でした。神田駅のすぐ目の前、新日本橋駅・三越前駅・岩本町駅からもそれぞれ徒歩5分程度です。休憩時間を利用して、日中に近隣のオフィスからいらっしゃる患者さんも増えています。
- Q働く人がかかりやすいメンタルの病気を教えてください。
-
A
病名を挙げるならば、適応障害やうつ病と診断される方が多いですね。適応障害の場合、何かしらの環境にご本人が心理的苦痛を感じ、動悸や息切れ、意欲の低下、感情の欠如などの症状が現れます。うつ病には脳の器質的な問題も関わっているため、厳密には適応障害と同一ではないのですが、やはり似たような症状が見られることもあります。その環境から離れても症状が続くか否かが判断基準の一つにはなりますが、適応障害からうつ病を併発することもあるのです。また仕事上の失敗がトラウマとなり、そこからパニック障害を引き起こして、通勤途中に急な動悸や吐き気を催したり不安感を訴えたりする方もいらっしゃいます。
- Qメンタルの病気といっても、病名も症状もさまざまなのですね。
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A
そうですね。「この病気ならば、このような症状が出る」と一言で表すのは難しく、その方の体質や育ってきた環境、現在置かれている状況や心の状態などを総合的に見ながら診断を行っています。例えば職場の人間関係に悩んでいる場合、「休日にも症状が出るかどうか」で適応障害なのかうつ病なのかを見分けることもありますね。ただ適切な治療を行うために医学的な分類は必要ですが、それよりもいかに症状を緩和させて「もとの社会生活に戻すか」が大切だと思うのです。事前にインターネットで調べてくる方がほとんどですから、まずは自覚症状に対する解釈や治療方法のご希望などを伺い、できるだけその意に沿えるよう治療を進めています。
- Qこちらでは診断書も発行してもらえるのでしょうか?
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A
もちろん、必要があれば発行いたします。ただし、必ずしも患者さんのご希望どおりに発行できるとは限りません。というのも、精神科の医師が発行する診断書は一定の効力を持つからです。私は産業保健に携わっていた経験から、企業側の視点でも「労働者の権利」について考えており、あくまで中立であることを大切にしています。患者さんの訴えは医師として同意できるものなのか、休職や部署異動の口添えが必要なケースなのか。それを見極めた上で、必要と判断すればしっかりとサポートいたします。英語での診察や書類発行も可能ですので、英語圏の方や外資系企業にお勤めの方もご相談ください。