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リウマチ膠原病から一般内科まで
気になる不調に幅広く対応

はまさと内科リウマチ膠原病クリニック

(船橋市/東船橋駅)

最終更新日:2023/06/08

はまさと内科リウマチ膠原病クリニック リウマチ膠原病から一般内科まで 気になる不調に幅広く対応 はまさと内科リウマチ膠原病クリニック リウマチ膠原病から一般内科まで 気になる不調に幅広く対応

多忙な日々の中で病院やクリニックに出向くことをおっくうに感じ、気になる症状があってもつい様子見してしまう人も多いのではないだろうか。船橋市東船橋の「はまさと内科リウマチ膠原病クリニック」では、リウマチ・膠原病の診療を長く手がけてきた濱里一裕院長が自身の専門性を生かしつつ、感染症や生活習慣病、呼吸器疾患など内科診療も幅広く手がけるかかりつけ医院。アレルギー疾患や骨粗しょう症など身近な疾患の治療にも積極的に対応し、ワクチン接種や運動習慣の定着など、対話の中で疾患予防に向けたアドバイスも行っている。院長に、専門であるリウマチ・膠原病の治療法や、アレルギー疾患、ワクチン接種など内科診療で注力している取り組みについて詳しく聞いた。

(取材日2023年5月19日)

倦怠感や痛みなどの不調を放置せず、気になったら早期の受診を

Qこちらで受けられる診療について教えてください。
A
はまさと内科リウマチ膠原病クリニック リウマチ・膠原病をはじめ、内科全般の診療を行っている

▲リウマチ・膠原病をはじめ、内科全般の診療を行っている

私が専門とするリウマチ、膠原病のほか、一般的な風邪症状や感染症、高血圧や糖尿病といった生活習慣病、呼吸器疾患など、内科全般の診療を幅広く行っています。また、花粉症などのアレルギー性疾患のご相談や、ワクチン接種にも積極的に対応していますので、体調不良の際だけでなく疾患予防のための身近な窓口としてご利用いただけます。関節リウマチは全身に症状が出ますし、微熱や倦怠感を伴うことがあるため、来院される患者さんの中には原因のわからない痛みやだるさを感じている方や、検査結果に異常はないのにずっと体調が悪いなどの悩みを抱えている方もいらっしゃいます。また、最近は子宮頸がんのワクチンにも力を入れております。

Qリウマチの症状と治療法について教えてください。
A
はまさと内科リウマチ膠原病クリニック 日本リウマチ学会リウマチ専門医の資格を持つ濱里院長

▲日本リウマチ学会リウマチ専門医の資格を持つ濱里院長

リウマチは、体内の免疫機能が不具合を起こし、自身の正常な細胞や組織を攻撃してしまうことによって起こる自己免疫疾患です。典型的な症状は、関節の腫れと痛み。朝起きたときなどに関節がこわばる、ギシギシして動かしづらいものの、使っているうちに午後や夕方には症状が治まっているということも大きな特徴です。「こわばる」という感覚を「しびれ」と表現している方もおられますが、しびれが出る疾患ではありません。世代を問わず発症し、女性が圧倒的に多いというのも特徴の一つ。抗リウマチ薬や、生物学的製剤、JAK阻害薬などによる投薬治療を続けることで、日常生活に支障のない「寛解」の状態をめざします。

Q膠原病はどういった疾患なのでしょうか?
A
はまさと内科リウマチ膠原病クリニック 徹底した問診や診察を行い、適切な治療法を提案する

▲徹底した問診や診察を行い、適切な治療法を提案する

リウマチも膠原病の中の一つであり、その他、全身性エリテマトーデス、混合性結合組織病、強皮症、シェーグレン症候群、多発性筋炎、皮膚筋炎などが挙げられます。発熱や倦怠感、特徴的な発疹などの皮膚症状のほか、腎臓、肺、心臓、消化管、脳、神経など多くの臓器に症状が現れるものもあります。軽症であれば体質的なものだと見過ごされるようなケースもあれば、深刻なケースでは命にも関わるため、できるだけ早期の受診が大切です。血液検査で異常がなくても明らかに膠原病が疑われるケースもあり、徹底した問診や診察、超音波検査によって、見落としのないように努めています。

Qアレルギーに悩む患者さんも多く来院されるそうですね。
A
はまさと内科リウマチ膠原病クリニック 気軽に相談してほしいと話す

▲気軽に相談してほしいと話す

花粉による季節性のアレルギー疾患にお悩みの患者さんが増えていますね。2023年春はスギ花粉の飛散量が著しく増加した影響もあり、抗アレルギー薬によるその場しのぎの治療に限界を感じ、根本的な治療を始めたいと「舌下免疫療法」を希望される患者さんが多くいらっしゃいました。舌下免疫療法は、治療薬を舌の下で溶かして飲み込むという方法によってアレルギーの原因物質を体内に計画的に取り込むことで、鼻や喉の症状を軽減させるための治療です。抗アレルギー薬を処方した場合に、体質に合わず眠気に悩まされるなど、日常生活に支障が出るケースもありますから、舌下免疫療法で改善を図りたいとお考えの方はお気軽にご相談ください。

Q各種ワクチン接種にも積極的に対応されているそうですね。
A
はまさと内科リウマチ膠原病クリニック 各種ワクチン接種にも注力している同院

▲各種ワクチン接種にも注力している同院

リウマチ膠原病の治療では免疫抑制剤を使用するため、そうした患者さんの感染症発症のリスクを減らすという目的もあり、当院ではワクチン接種に積極的に対応しています。特に近年は帯状疱疹ワクチンの接種希望が増えました。仮に罹患した場合でも早期の治療で軽く済む方もいらっしゃいますが、重篤なケースでは合併症を引き起こして失明や難聴、あるいは重い神経痛が残ってしまうといったリスクがありますので、免疫機能が衰え始める50歳を目安に、すべての方が接種を検討してみることをお勧めします。また、帯状疱疹は家族歴が大きく関わる疾患でもありますから、身近な家族が罹患したという方はより積極的に受けていただきたいですね。

ドクターからのメッセージ

濱里 一裕院長

深刻な状態に陥る前に、必要な手立てを講じ、患者さんをより健康な状態へ誘導していくことこそが、私たち街のクリニックの役割です。身近なクリニックであれば気になる症状があったときに「ちょっと診てもらおうかな」と気軽にかかれる安心感があるはずです。内科一般の診療を含め、じっくり時間をかけた問診と診察、検査結果から考えられる疾患のあたりをつけ、必要に応じて病院や専門医院をご紹介するなど適切な振り分けを行っています。近隣の船橋医療センター、済生会習志野病院などと連携体制が整っていますので、不調がある方はお気軽にご相談ください。

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