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高木 謙太郎 院長の独自取材記事

四谷内科・内視鏡クリニック

(新宿区/四谷三丁目駅)

最終更新日:2022/05/02

高木謙太郎院長 四谷内科・内視鏡クリニック main

四谷三丁目駅と四ツ谷駅間の新宿通り沿い、いずれの駅からも徒歩圏内の便利な場所に、2022年5月に開院した「四谷内科・内視鏡クリニック」。消化器内科を専門とする高木謙太郎院長と、糖尿病・内分泌を専門に診る妻の高木知子副院長による、予防医療を掲げ、近隣で働く忙しい世代の通いやすさを追求するクリニックだ。「当院の2本柱である消化器疾患と糖尿病は、いずれも予防が重要な役割を果たす分野。忙しさから通院を諦めていた方にも気軽に受診していただきたい」と、高木院長は抱負を語る。院内での待ち時間を極力短くするため、ウェブ予約やウェブ問診といったオンラインシステムを導入。一般的なオフィスのランチタイムにも診療し、忙しいビジネスパーソンの健康を支えていきたいそう。クリニックの特徴やめざす医療について詳しく聞いた。

(取材日2022年4月15日/情報更新日2022年5月2日)

消化器内科・内視鏡と糖尿病診療を重点とした予防医療

まずは簡単なご経歴と開院を決めるまでの経緯をお聞かせください。

高木謙太郎院長 四谷内科・内視鏡クリニック1

私は消化器内科を専門に約15年間大学病院や都内の総合病院に勤務してきました。胃がんや大腸がんに苦しむ患者さんを多く診る中で、「もっと早期に発見できていれば、内視鏡による切除術で根治をめざせたのに」と悔しく思うことも多々ありました。若いうちから内視鏡検査を定期的に受け、早期発見ができれば、胃がんや大腸がんは治療できるがんです。「胃がん・大腸がんゼロ」への想いが高まり、予防医療を担うクリニックの立ち上げを考えるようになりました。同じく予防が大切な疾患に糖尿病がありますが、ちょうど妻は糖尿病を専門に診る医師。2人の力を合わせれば、2本柱で世の中に貢献できると考え、当クリニックの開院を決めました。

消化器内科・内視鏡と糖尿病、2つの分野で専門的な診療を提供されるのですね。

はい。消化器内科・内視鏡と糖尿病の2本柱というのは当院最大の強みだと思っています。夫婦それぞれが専門性を持っていることで、分野における最新情報を共有し合うなど、クリニックの守備範囲を広く持つことができると思います。また、糖尿病はがんリスクを高めるなど、2つの分野は決して無関係ではありません。いずれも30代、40代といった比較的若い時期からご自身のリスクを把握し、必要な対応を行うことで、将来的な病気を予防していくことができるという点でも共通しています。

開院に四谷という場所を選ばれたのには何か理由がありますか。

高木謙太郎院長 四谷内科・内視鏡クリニック2

とにかく、若い世代に受診していただきたいという思いからです。30代、40代といった働き盛り世代は、忙しくて病院から足が遠のきがちな世代です。しかし、将来の大きな病気を避け、長く健康な生活を維持するために、こうした方々にこそ予防的な受診をお勧めしたいのです。そのため、働きながらでも受診していただきやすいクリニックをめざしました。四ツ谷駅と四谷三丁目駅の間というオフィス街の真ん中を選び、通常のランチタイムも診療。ウェブ予約やウェブ問診といったオンラインシステムを活用して、院内での滞在時間を可能な限り短縮できるような工夫を取り入れました。一般的なクリニックに比べて、待合スペースを極端に縮小したのも、必要ないと感じたからです。その分、院内の他の部分にスペースを配分できました。院内のデザインも、若い世代に受け入れていただきやすいよう、カジュアルでスタイリッシュなものを採用しました。

忙しい世代も受けやすく、迅速に結果が出る検査を

診療上の特徴を教えていただけますか。

高木謙太郎院長 四谷内科・内視鏡クリニック3

消化器内科・内視鏡と糖尿病・内分泌内科を専門的に診ることに加え、予防医学を重視し、健康診断やいまだ十分に進んでいるとはいえない子宮頸がんなどの予防接種にも力を入れています。副院長は渡航医学にも精通しており、海外渡航に関わる予防接種などにも対応できます。また、院内での待ち時間を減らすと同時に来院回数も必要最低限に抑えることをめざしており、血液検査や尿検査などは、即日院内で結果が出せるような機器を導入しました。検査結果を待って再受診をする必要がなく、診療に検査結果をすぐに反映できる点がメリットです。忙しい方でも受けやすいよう、1回の受診で済む“スマート大腸カメラ”や朝の時間帯に行う“モーニング胃カメラ”も展開しています。

“スマート大腸カメラ”、“モーニング胃カメラ”について詳しく教えてください。

“スマート大腸カメラ”は検査前に必要な事前問診や生検が必要となった場合の結果をお伝えすることをオンラインで対応し、1度の来院で検査を終えられる仕組みです。検査前に服用していただく下剤も郵送で自宅にお送りします。“モーニング胃カメラ”では、朝の早い時間帯に検査を受けていただけます。内視鏡検査は絶食や下剤の服用などある程度の事前準備は必要ですが、検査自体は5〜15分程度と短時間で終わるものです。朝の検査後にそのまま出社して勤務についていただくことも可能です。また、月に1度ではありますが、日曜日の検査も実施します。

先生が診療の際に心がけていることはありますか。

高木謙太郎院長 四谷内科・内視鏡クリニック4

「患者さんが自分の家族だったら?」という視点で、常に接するように心がけています。若い世代に早期の検査を勧めるのも、やはり自分の家族だったら早めの検査を受けてほしいと思うからです。私も副院長も先祖代々医師という家庭に生まれ育った経緯があり、患者さんとの向き合い方は、ある程度体に染みついているようなところがあります。そうした姿勢にプラスアルファとして、最新の知識と技術を常にブラッシュアップし、より多くの方に幅広く貢献していきたいと考えています。

ぬくもりある「都会のオアシス」として長い付き合いを

院長が医師を志され、消化器内科を専門に選ばれたきっかけは何ですか。

高木謙太郎院長 四谷内科・内視鏡クリニック5

先ほどお話ししたとおり医師家系に生まれ育ちましたから、物心ついた時には当たり前に医師をめざしていたという感じです。いざ医師となり、消化器内科を専門に選んだのは、内視鏡に大きな可能性を感じたから。今後、予防医学の分野で確実に伸びていく分野だと思ったのがきっかけです。私は神戸の出身なのですが、都内での開院を決めたのは、やはり予防への意識が高いエリアだと感じてのことです。ここ四谷から予防医療の重要性を全国に広げていければと思っています。

お忙しい毎日だとは思いますが、休日の気分転換方法などあれば教えてください。

夫婦共通の趣味として旅行とゴルフがあり、一緒に楽しんでいます。現在3歳になる息子がいるので、子連れでのんびりといった感じになりますね。息子も活発で運動好きなので、家族で体を鍛えることにもはまっています。毎週日曜日には3人でパーソナルトレーニングに通い、それぞれ励まし合いながらという感じで体づくりに取り組んでいます。

今後の展望と読者へのメッセージをお願いします。

高木謙太郎院長 四谷内科・内視鏡クリニック6

患者さんもスタッフも、長く良いお付き合いを続けていけるクリニックにしていきたいと考えています。都会のど真ん中ではありますが、医師、看護師、受付などスタッフ一同アットホームなコミュニケーションで、ぬくもりある「都会のオアシス」をめざします。院長、副院長の私たちが子育て中の夫婦ということもありますが、子育て中の人材も積極的に活用し、多様性のあるクリニックにしていきたいですね。患者さんには「来て良かった」「また来たい」と思っていただけるよう全力を尽くしますので、まずはお気軽にご相談いただければと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

内視鏡検査/胃:2万2000円~、大腸:3万3000円~

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