全国のドクター9,229人の想いを取材
クリニック・病院 158,508件の情報を掲載(2024年5月29日現在)

  1. TOP
  2. 福岡県
  3. 古賀市
  4. 古賀駅
  5. しまぞえ歯科
  6. 顔立ちを整えることまで見据える小児矯正で子どもの未来を明るく

顔立ちを整えることまで見据える
小児矯正で子どもの未来を明るく

しまぞえ歯科

(古賀市/古賀駅)

最終更新日:2024/05/08

しまぞえ歯科 顔立ちを整えることまで見据える 小児矯正で子どもの未来を明るく しまぞえ歯科 顔立ちを整えることまで見据える 小児矯正で子どもの未来を明るく
  • 保険診療
  • 自由診療

近年、歯列矯正は単に歯並びを整えるだけでなく、予防効果の向上を図ってむし歯や歯周病リスクを下げたり、噛み合わせを整えて歯の寿命を伸ばしたりすることもめざせると知られてきた。また小児矯正では成長に合わせて顎の成長を正しい方向に導き、顔立ちを整えたり、顎の後ろの気道を広げたりすることにつながり全身的な健康まで望めるという。そんな矯正治療について興味はあるものの、いつ始めたらいいのかわからない、歯科医院によって言うことが違う、ということは多い。また自分の子どもはどうなのか? これから良くなる可能性はないのか? そんな不安を持つ人も多いのではないだろうか。多くの人が抱えるそれらの疑問について、子どもから大人まで包括的診療をしているからこそわかる視点で「しまぞえ歯科」の島添崇暢院長に解説してもらった。

(取材日2024年3月21日)

子どもの矯正は未来予測が大事

Qこちらでは予防の観点から小児矯正に力を入れているそうですね。
A
しまぞえ歯科 子ども専用の芝生エリア

▲子ども専用の芝生エリア

矯正には小児矯正と成人矯正があります。当院ではどちらの矯正にも対応していますが、予防という観点から特に小児矯正に力を入れています。矯正するメリットとして歯並びを整えられれば歯磨きがしやすくなり、むし歯や歯周病になりにくい状態がめざせること、噛み合わせも整えば歯に過度な力がかかりにくくなり、歯が欠けたり割れたりして歯を失うリスクが下がることが期待できます。その恩恵を人生の長い時間、享受できる点で小児矯正は優れています。また歯並びを整えることによって、顔立ちへの良い影響も期待でき、子どもの可能性を最大限に発揮させてあげられることが望めるのも魅力です。

Q矯正を始めるタイミングはいつがいいのでしょうか?
A
しまぞえ歯科 怖がらずに歯磨きできることをめざすことからスタート

▲怖がらずに歯磨きできることをめざすことからスタート

症例によりますが早い子だと3歳から、多くの子は6歳からがスタートに適しています。そして小児矯正には開始時期に制限があり、おおよそ8歳までに始めなければなりません。それは小児矯正が子どもの顎の成長を利用する方法だからです。それ以降は治療が奏功しないため永久歯が生えそろってから行う、いわゆる成人矯正と同じ方法で治療することになります。成人矯正も分析の結果、早い人で13歳頃から始められますが、骨格に問題を抱えている方は身長の伸びが止まるまで顎が変化するため、女子で16歳、男子で18歳頃まで待ってから始める必要があると考えています。成人してからは特に年齢制限はなくいつでも始められます。

Q大学病院で矯正することと何が違いますか?
A
しまぞえ歯科 治療計画を詳しく説明するカウンセリング室

▲治療計画を詳しく説明するカウンセリング室

難症例の場合は大学病院のほうが良いでしょう。それは外科手術などが必要な場合に一般の歯科では対応できないからです。対して普通の症例は可能です。むしろ矯正を行う上で必要な抜歯やむし歯治療を1ヵ所でできる点で有利です。また矯正のみ行う歯科医院ではまれに「子どもの時期は矯正はやらずに永久歯が生えそろってから始めましょう」と言われることがありますが、子どもの時期に矯正をしておくことで歯並びや顔貌、骨格が重症にならずに済むことを望めるケースがあるのです。もちろん考え方はさまざまですが、小児から成人まで経過を追って幅広く治療している一般歯科ならではのできる矯正治療があります。

Q歯を抜いて矯正しますか? 抜かずに矯正しますか?
A
しまぞえ歯科 精密検査できる光学スキャナー

▲精密検査できる光学スキャナー

それは症例による、というのが答えです。当然抜歯せずに矯正できるなら歯科医師で歯をわざと抜く人はいません。しかし抜歯しないとうまく矯正できない症例が往々にしてあります。例えば重度の出っ歯を治したいのであれば抜歯が必要になる可能性が高いです。小児矯正をしていたお子さんが成長して成人矯正が必要になるケースもあり、その場合も抜歯が必要になることがあります。つまりすべての人で抜歯せずに歯を並べることができる、とは言えないわけです。当院では抜歯矯正、非抜歯矯正、どちらも良い治療だと考えています。また明らかに抜歯が必要な場合は検査をして分析した際に詳しく説明しますのでご安心ください。

Qこちらで矯正を受けるメリットについて詳しくお聞かせください。
A
しまぞえ歯科 子どもに笑顔で接する島添院長

▲子どもに笑顔で接する島添院長

矯正治療には矯正の診断・技術以外にさまざまなことが求められます。例えば抜歯や噛み合わせの調整、かぶせ物、インプラントなどを絡めて治療を行ったほうが良いケースがあるのです。それを無理に歯を動かすことのみに固執して解決することは時間的にも費用的にも得策ではありません。当院はそういった施術も行えるため無駄のない治療計画ができる点がメリットです。また常勤の歯科医師である私自身が行うため、いつでも矯正の治療ができます。月に数回の矯正の先生が来る場合、痛くても装置が外れても待つしかないなどのリスクが考えられます。矯正を含め包括的な診断と治療を同じ歯科医師が行うことが患者さんにとって最適だと当院は考えます。

ドクターからのメッセージ

島添 崇暢院長

小児だけでなく、大人でも矯正するのに遅すぎるということはありません。口腔内、そして全身的な健康と美のメリットを考えると、何歳から始めてもプラスは多いと思います。私の診療の根底にあるのは「患者さんの幸せ」です。ある部分だけ改善しても本当の幸せにはつながりません。「木を見て森を見ず」に陥らない治療、つまり全体を把握した上で最善の治療を考えることが歯科医師の本来あるべき姿だと考えています。一つの治療に長けていても、患者さんを幸せにすることができないと考え、私は包括的な治療にこだわります。状態がまったく同じ人は、一人としていません。治療を組み合わせたその方オリジナルの方法を立案するのが当院の特徴です。

自由診療費用の目安

自由診療とは

小児矯正/39万6000円〜、成人矯正/66万円〜、インプラント治療/49万5000円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

Access