症状が出てからでは遅いことも
健康なうちに専門的な検診・検査を

病気の早期発見のために活用したい検診・検査。「受けたら終わり」にせず、健康管理につなげることが重要

Q気になる症状はないのですが、検診を受けたほうがいいですか？

A

▲2023年9月にオープンしたクリニック

自分では健康なつもりでも、実は体の中ではすでに問題が起きているかもしれません。というのも、がんをはじめ、症状が出た時にはすでに手遅れという病気が少なくないからです。日々の健康を維持するには、健康なうちから検診を受けることが大切でしょう。悪くなってからでは遅いという意識を持っていただけたらと思います。特に「自分は大丈夫」と思う人ほど、本当にそうか調べていただきたいですね。毎年健康診断を受けていても、検査の範囲は限定的ですから、専門的な検診でより多くの病気についてしっかり調べられれば安心できるのではないでしょうか。ご自身の健康リスクを評価する手段として、ぜひ検診・検査を活用していただきたいです。

Q自分はがん家系ではないし、大丈夫かなと思っていました。

A

▲複数の医師が在籍、多角的な治療を提供

がんや生活習慣病は、遺伝的要因が3割、生活習慣による要因が7割ともいわれます。検診・検査を受けることで多様なリスクを特定し、適切な対策を講じることが重要です。特に高血圧、高コレステロール、肥満などは、さまざまな病気を引き起こすリスク要因になります。各検査で早めに把握することで、健康的な生活習慣の促進を実現できるでしょう。「病気が見つかったらどうしよう」と思う方もいるかもしれませんが、早期発見できれば早期治療につなげられます。大腸内視鏡のような検査を「恥ずかしい」と言う方もいますが、丁寧にご説明すれば、不安を軽減され、納得した状態で受けていただけると思っています。

Qこちらのクリニックではどんな検診・検査に対応していますか？

A

▲消化器内科の医師が行う内視鏡検査が強み

一般的な定期健康診断や特定健康診査はもちろん、さらに調べる項目を増やした検診に注力しています。専門的な検査ができることも特徴で、胃がんや大腸がん発見のための胃・大腸内視鏡検査をはじめ、腫瘍マーカー検査、血液検査もリウマチ、梅毒、ピロリ菌といった早期発見が重要な項目の追加が可能です。とりわけ消化器領域については、胃・大腸内視鏡検査のスペシャリストである院長を筆頭に、専門の医師が現在3人おり、痛みの少ない検査ができると自負しています。他にも各分野で研鑽を積んだ医師が在籍していますので、検査後の相談や治療に対応できることも強みですね。必要な方には診断書の作成も行っています。

Q検診・検査を受けた後について、何か注意点はありますか？

A

▲検査は個室で行うことも可能

一番お伝えしたいのは「受けたら終わり」ではなく、その後の治療や生活習慣の改善に役立てていただきたいということです。例えば、当院では先進治療に詳しい医師による、がんの治療相談に力を入れており、検査結果に応じたアドバイスが可能です。また、より積極的に健康維持を考える方への対応にも注力。ニンニク注射、肝機能改善のためのプラセンタ注射など、一人ひとりの症状や要望に合ったご提案をしています。エイジングケアの観点から健康に関するご相談を受けることもありますね。もちろん消化器疾患や生活習慣病などの治療も行います。自由診療も含めて幅広い悩み事に対応するかかりつけ医として、利用してもらえたらうれしいです。

Q多忙な働き世代も受診できるよう工夫していることはありますか？

A

▲広々した待合室でクリニックらしさを感じない

例えば内視鏡検査などでは、基本的に検査当日に結果をお知らせしています。仕事で忙しいにもかかわらず、検査結果を聞くために、後日また外来を受診しなくてはいけないのは大変でしょう。また、当院は新橋駅・内幸町駅・虎ノ門駅から近く、午前診療は13時までなので、会社の昼休みにも通院しやすいと思います。インターネット予約やオンライン診療、土曜診療も行っていますので、うまくご活用いただきたいですね。実際、働いている患者さんが多いので、スタッフ一同、できるだけ柔軟に対応できるように努めています。なお、血液検査や一部の処置は個室でも対応可能です。忙しい方にもリラックスして受けていただけるのではないでしょうか。