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植田 有子 院長の独自取材記事

ユウコ形成外科クリニック

(大阪市北区/扇町駅)

最終更新日:2021/10/12

植田有子院長 ユウコ形成外科クリニック main

大阪を代表するテレビ局と天神橋筋商店街に挟まれた場所にある「ユウコ形成外科クリニック」は、2021年1月に開院したばかりの新しいクリニックだ。院内は淡いブルーとやわらかな木目を基調に統一されており、クリニックであることを忘れて、思わず明るい気持ちになってしまうような美しい空間。「悩みを抱えているからこそ、ここに来た時は笑顔になれる未来を思ってウキウキしてほしい」と話すのは院長を務める植田有子先生。幼い頃から「人がきれいになること、なりたい自分になることをサポートしたい」という夢を持ち続けてきた形成外科医だ。今回は、年齢問わず形態的な治療を専門とし、多くの人の笑顔のサポートをし続ける植田院長に、クリニックの特徴や医療にかける思いなど詳しく話を聞かせてもらった。

(取材日2021年3月17日)

丁寧な診療で、笑顔を取り戻すサポートを

とても美しいクリニックですね。

植田有子院長 ユウコ形成外科クリニック1

ありがとうございます。開院にあたり、私の好きな感じの空間にしようと、デザイナーさんと相談してつくりました。このブルーの色合いも、すごくたくさんのサンプルの中から選んだこだわりの色なんですよ。ですからとっても気に入っているのですが、時々、「最初はちょっと入りにくかった」「美容が中心のクリニックなんだと思っていた」と言われることもあって。そこはちょっぴり残念です。私としては、男性もお子さんも大歓迎なんですよ。特にお子さんに関しては、私の娘が「プリンセスのお部屋みたい!」と喜んでいたので、ちょっとした非日常空間として楽しんでもらえるようになるといいなと思っています。

どのような患者さんがいらっしゃるのでしょうか?

生後数ヵ月の赤ちゃんからご高齢の方まで、幅広い年代の患者さんがいらしています。あざに関すること、やけど、擦り傷、切り傷、顔の骨折などのけが、けがの後の変形や、手術後の変形、先天性の異常など、身体の表面に関する相談が主訴となります。もちろん、美容に関する相談もありますが、実は形成外科が対応する範囲は非常に広く、体の表面にある異常や変形を治療したり、失った機能や体の一部を補うための治療をしたりすることが形成外科の主な仕事です。「形成外科って何を診てもらえるところなんだろう?」と思っている人はすごく多いのですが、それこそ赤ちゃんから大人まで、傷や変形などのお悩みがあれば一度、形成外科を受診することもお勧めします。

患者さんと接する時、先生が心がけていることはありますか?

植田有子院長 ユウコ形成外科クリニック2

形成外科を受診される患者さんは、何かしら悩んだり傷ついたりしながら、勇気を持って来てくださるんですよ。だからまずは、そのお悩みをしっかりと聴かせていただき、受け止めたいと思っています。本当は人に見せたくない、話したくないというほどに外見を気にしている人ってすごく多いんですよ。それを私には話して、見せてくださるわけですから、その気持ちには誠心誠意で応えたいといつも思っています。悩みの大きさは人それぞれで、第三者が見れば小さな傷でも、本人にとってみれば大問題。だからこそ、常に丁寧な問診と、丁寧な診療をして、笑顔を取り戻すサポートをしたいと思っています。

さまざまな選択肢を知り、笑顔の日々を増やしてほしい

子どものあざや変形などで悩んでいる場合、受診の目安はありますか?

植田有子院長 ユウコ形成外科クリニック3

先天的なものの場合は、1ヵ月健診などで指摘されることが多いと思います。その場合は速やかに受診していただければと思いますね。また、特に指摘されなくても、気になることがあれば遠慮なく受診してください。最初にお話ししましたが、当院は小さな患者さんも大歓迎です。私も子育て中のママの一人として、共感できることもたくさんあるのではないかと思いますし、これまでにイチゴ状血管腫や先天的なあざの治療、口唇口蓋裂、鼻や耳の変形の治療にも多く携わってきました。最近は新型コロナウイルス感染症が流行していることもあり、小さなわが子を街に連れ出すことにナイーブになっているお母さん方も多いのですが、早めの受診が予後を良くする場合が多いです。ぜひ気軽にご相談ください。

あざやほくろなど、目に見えることで気に病んでしまうことは少なくないと思います。

そうですね。例えば、顔の目立つところにあざやほくろがあったとしても、悪性のものではなく、本人が気になっていなければそのままでいいんですよ。逆に目立たない場所にあったとしても、本人が気になっているのであれば処置をしたほうがいいと思います。今はレーザーをはじめとするさまざまな施術方法があり、まったく何もなかった状態に……とまではいきませんが、目立たなくすることも望めるようになってきています。大人になり、加齢でできるしみやしわも同じこと。自分の個性の一つとして受け入れていくのもよし。そうできず、施術を受けるのもよしです。「こうでなければならない」なんてことはありません。さまざまな選択肢を知り、自分で選んで笑顔の日々を増やしていってほしいですね。

その他、眼瞼下垂などの手術も行っているんですね。

植田有子院長 ユウコ形成外科クリニック4

基本的に日帰りの手術は対応可能なんですよ。眼瞼下垂は眼科で手術をされる場合も多いと思いますが、実は形成外科も得意分野だと思います。私も数多くの経験をしてきました。眼瞼下垂はまぶたの状態の変化によって目が開けにくくなる病気です。目がしっかりと開かないので視界がすごく狭くなり、日常生活に不便が多くなります。そこで手術を行うのですが、顔なので術後の傷痕を心配する人がすごく多いのです。形成外科医は、その点、傷を上手に治すことに長けていますので、術後も目立ちにくく、自然な見た目ををめざせるケースが多いのではないかと思います。その他、耳や鼻の変形の再建手術も日帰りの範囲であれば行っています。まずは相談してみてください。

生まれ育った地で、時間と信頼を重ねていきたい

先生が形成外科医をめざしたのはなぜですか?

植田有子院長 ユウコ形成外科クリニック5

小さい頃から化粧品や美容、ファッションに興味があり、「人がきれいになることをサポートしたい」と考えていたんです。だから最初に憧れたのはファッションデザイナーでした。でも、あまり才能がなくて挫折したんです(笑)。そこで、「だったら薬剤師になって化粧品を作ろう」と次に考えました。父が医師なので、医師になることも考えたのですが、その頃の成績ではとても無理で。でも、薬学部をめざして勉強しているうちに成績も上がって、医師になる可能性が見えてきたので「それなら」と医学部を受験しました。形成外科を選んだのは、立ち会った形成外科の手術に感動したからです。「まさに人をきれいにするための仕事だ」と思って、そこからは迷うことなく、今に至ります。

開院にあたり、天神橋を選んだのはなぜですか?

私はこの地区で生まれて、その後も仕事などで離れていた時期を除けば、この辺りにずっと住んでいるんですよ。ですからこの辺りは自分にとっては生まれ故郷なんです。慣れ親しんだ、特別な思いがある土地でもありますし、子育てしながら自分の仕事に責任を持ち、続けていくことを考えたら、ここが最適だなと考えていたところ、ご縁をいただき開院する運びとなりました。今は自分の好きな場所で、自分のこだわりを持って診療できる場所ができたことが本当にうれしく、ありがたいなと思っています。形成外科の治療は一度で終わらないものも多いので、これからはこの場所にしっかりと根を張り、来てくださった患者さんとともに時間を重ね、信頼も重ねていけたらうれしいなと思っています。

それでは最後に、読者の方へメッセージをお願いします。

植田有子院長 ユウコ形成外科クリニック6

まずは、どなたでも気兼ねなくご来院いただければと思います。現在は新型コロナウイルス感染防止のため基本的には完全予約制にしておりますが、急なやけどやけがなどの対応も可能な範囲で行っています。緊急の場合も、どうぞ遠慮なくご相談ください。また、あざや変形などで悩んでいる方。その悩みが心に影を落とすのであれば、まずは私たちにご相談ください。私たちは皆さんの心に寄り添って、すてきな笑顔を取り戻すことができるよう、日々努力と研鑽を重ね治療に取り組んでいきます。治療に入る前には、治療の経過、メリット・デメリットなど、しっかりとお話しさせていただきます。セカンドオピニオンももちろん歓迎です。どうぞお気軽にご来院ください。お待ちしております。

自由診療費用の目安

自由診療とは

ほくろレーザー治療/3300円~
しみレーザー治療/5500円~
ピーリング/1万1000円~

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