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院内環境から検査・治療設備まで
新鋭機器を使った先進的歯科治療

御所東デンタルクリニック

(京都市上京区/神宮丸太町駅)

最終更新日:2021/10/12

御所東デンタルクリニック 院内環境から検査・治療設備まで 新鋭機器を使った先進的歯科治療 御所東デンタルクリニック 院内環境から検査・治療設備まで 新鋭機器を使った先進的歯科治療
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近年、新しい医療技術が続々と開発され、昔では考えられなかったような検査や治療が導入されているという歯科業界。中でもめざましいのが医療機器の進化と普及で、歯科用CTや歯科用マイクロスコープなど、先進の設備を開業時から導入して活用するクリニックが増えている。2019年12月に京都市内に開業した「御所東デンタルクリニック」もその一つ。新鋭の検査機器や治療機器、クリーンな空調や給水設備が整えられ、歯科口腔外科治療や根管治療など、難しい症例にも対応できるこだわりの環境が用意されている。それらを用いることで、患者にとってどのようなメリットがあるのか、どのような歯科治療が期待できるのか、同院の院長である奥井元貴先生にじっくり聞いてみた。

(取材日2020年3月10日)

さまざまな設備を重層的に活用し、清潔な環境のもと精密で正確な診療をめざす

Q先生が先進的な設備にこだわる理由を教えてください。
A
御所東デンタルクリニック 症状の原因を正しく認識するために、設備は重要な要素だという

▲症状の原因を正しく認識するために、設備は重要な要素だという

まず私が最重要と考えるのが、精密・正確・清潔という3つのテーマです。精密な検査や診断にもとづいた正確な治療を清潔な環境下で行うには、先進的な設備を備えていることが非常に重要と考えています。大学病院にて原因不明の難しい症例の患者さんをよく紹介されましたが、新しい検査機器で詳しく調べてみると意外に単純な理由だったこともあります。原因さえわかれば治療方針が立てられますし、治療においても先進的な機器をうまく用いれば、一昔前のように特別な職人技や勘に頼らなくても、精密な治療をめざすことができます。また院内感染などを起こせば本末転倒ですから、清潔な環境の整備は絶対に欠かせないと考えています。

Q検査や診断では、どのような機器を使っていますか?
A
御所東デンタルクリニック 検査結果に基づいた正確な診断があればこそ正確な治療につながる

▲検査結果に基づいた正確な診断があればこそ正確な治療につながる

まず代表的なものは歯科用CTや歯科用デジタルエックス線などの検査機器で、歯科用マイクロスコープは検査でも治療でも大活躍します。それ以上に多用しているのが6倍や10倍という高倍率のルーペで、これを使うと肉眼のみでの診療にはもう戻れません。また、初診時にはエックス線だけでなく、必ず口腔内カメラで口の中を直接撮影します。それを大きなモニター画面に拡大すれば、CTでは写らない方向の歯の割れ目などをよく確認することができます。加えて虫歯の深さをレーザーで測る、う蝕検出装置など、さまざまな機器を重層的に用いて精密な検査を行うことがポイントですね。結果的には、それが正確な治療へつながっていくと考えています。

Qインプラント治療など、外科治療に役立つ設備はありますか?
A
御所東デンタルクリニック 器具の滅菌はもちろん、院内全体の感染症対策も徹底

▲器具の滅菌はもちろん、院内全体の感染症対策も徹底

治療中は、なるべく痛みがないよう笑気麻酔や静脈麻酔なども使用しますが、術後の腫れや痛みの緩和、治癒の促進などに有用なのが高気圧酸素室です。酸素を取り込ませて細胞の活性化を図る酸素カプセルのような設備で、歯科で備えているところは珍しいと思います。もう一つ重要なのが感染症対策です。当院では除菌空調や陽圧空調システムを併用し、屋外の新鮮な空気をフィルタを通して源泉かけ流しのように常に入れ替えることで、清潔な院内環境を保つよう心がけています。また、器具や機械の滅菌はもちろん、水はすべてオゾン水を用いるなど、どこかが片手落ちにならないように徹底して環境づくりをすることが大切なポイントとなります。

Qこちらでは根管治療にも力を入れていますね。
A
御所東デンタルクリニック 従来の医療器具では対応しきれなかった細かい治療も対応可能に

▲従来の医療器具では対応しきれなかった細かい治療も対応可能に

私は口腔外科が専門ですが、なるべく外科治療をせずに治したいと取り組んでいるのが根管治療です。根管治療においては、マイクロスコープで見ながらレーザーで歯根の菌を焼いていく方法もありますが、レーザーは光なので直線的にしか当たらないのが難点です。そこで活躍するのが高周波治療器です。電気が当たるところなら裏側にも届き、しかも炎症のあるところほど電気が流れやすいという特性があり、歯根端切除に至るような症例に対応することも場合によっては可能です。

Q抜歯した歯を再利用する治療法があるそうですね。
A
御所東デンタルクリニック 人工物に比べ、自分の歯を利用したほうがなじみやすい場合も

▲人工物に比べ、自分の歯を利用したほうがなじみやすい場合も

歯牙移植といって、親知らずを抜いて別の場所に埋める治療法があります。本物の歯根膜を介して噛むことができるため、自然な噛み心地をめざせます。また、根管治療をしても治らないような場合に、一度その歯を抜いて悪い部分を削ぎ落とし、再び元へ戻すという意図的再植術という方法もあります。CTなどで精密に検査しておけば歯科医師も悩むことなく、抜いてから戻すまでの時間が短いほど術後の経過が良くなると考えられます。以前は熟練者の職人技で行われていましたが、機器の進歩により容易に行えるようになってきました。いずれの治療も場所によっては保険治療が可能で、今後はこうした先進的な歯科医療が急速に拡大していくことでしょう。

ドクターからのメッセージ

奥井 元貴院長

私はずっと大学病院に勤めていたため、大学病院でしかできない治療、大学病院にしかない設備をよく理解しています。しかし、クリニックでも大学病院に負けない先進的な機器や環境をそろえ、プロフェッショナルな技術をもってすれば、きっと患者さんの期待にお応えすることができるというのが私の信念です。インプラント治療を受けられず、入れ歯しかないと言われてしまった患者さんも多いでしょう。今は治療技術も機器の性能も進んでいますから、抜かなければならないと思っていた歯を残せるかもしれません。諦める前に、ぜひ一度当院に相談していただければと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/45万円~

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