しみの原因・種類を見分けて
施術方法をカスタマイズ
KOBE美容皮膚科西宮院
(西宮市/夙川駅)
最終更新日:2023/09/05
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年齢を重ねるごとに深刻化するしみの悩み。口では「年齢のせいだから」と言いながらも、鏡を見るたびにため息がこぼれ、外出が憂鬱になってしまう人も少なくないのではないだろうか。そんな、しみに悩む人たちのために取り組んでいるのが、阪急神戸本線・夙川駅が最寄りの「KOBE皮膚科クリニック西宮院」だ。専門とする美容皮膚科の知識を生かし、しみの原因や種類を見極めた上で、一人ひとりの症状に合わせた施術を実践。それと併せ、体の健康がトラブルのない健康な肌を保つことにつながると考え、食事の栄養バランスの見直しなど生活面のアドバイスにも力を注ぐ。健康な肌づくりに向け、体の内側・外側、両方からアプローチする山本周平院長に、しみの種類や対応方法について詳しく話を聞いた。
(取材日2022年1月20日)
目次
症例経験豊富な肌の専門家が、一人ひとりの肌質やしみの種類を診断。それぞれの症状に合わせ対処法を提案
- Qしみの種類について教えてください。
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A
しみの種類は主に以下の5つです。1つ目は、30代以降に両頬や額など左右対称の形で現れる「肝斑」。紫外線ダメージ、皮膚の乾燥、ホルモンバランスの乱れ、摩擦による刺激などを受けて発症すると考えられます。2つ目に、早ければ20代後半から現れる「老人性色素斑」。紫外線の蓄積ダメージによって現れやすくなるので、顔だけではなく手や腕にも見られます。3つ目は、真皮の深い部分に存在する「後天性真皮メラノサイトーシス(ADM)」。4つ目は遺伝的要素の強い先天性のものと、ホルモンバランスの乱れなど後天性のものがある「そばかす」。5つ目はやけどや傷痕、ニキビ痕から発症する「炎症後色素沈着」です。
- Q種類に応じた対処法があるんですね。
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A
どのような治療やケアをするか。それを判断するには、まずしみの種類を知ることが大事です。例えば、肝斑は両頬を中心に、左右対称で現れ、はっきりした輪郭を持たずぼやっとした薄茶色のしみが現れるのが特徴です。一方、老人性色素斑は日光黒子と呼ばれるとおり輪郭がハッキリしていて、1ヵ所のみにできたり点々と現れたりします。見極めが難しいため、医師に相談されることをお勧めします。対処法としては、しみのもとになるメラニン色素を生成するメラノサイトにアプローチするレーザーや、肌のターンオーバーを促すピーリング、イオン導入などが挙げられます。
- Q来院から施術まで、実際の流れを教えてください。
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A
当院では、来院後まずは問診票に記入いただき、専門スタッフによるカウンセリングを行います。何で悩んでいるのか、現在飲んでいる薬の種類、食生活や睡眠時間といったライフスタイルも伺います。その後、医師が診察を行います。しみの種類に応じた適切なケアを行わないと時には症状が悪化してしまうため、きちんと判断し、患者さまの希望に沿った施術方法を提示します。診療後、注意事項など説明するカウンセリングを受けていただきます。施術の回数は症状によって異なりますが、いずれも日帰りで行っています。
- Qこちらのクリニックの特徴は何ですか?
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A
先ほど一般的な受診の流れをお伝えしましたが、当院では患者さんの肌質、しみの種類を考慮して、医療機器のモードを変更したり、アプローチ方法を工夫したりするなど、施術方法をカスタマイズしています。またお肌の悩みは一つだけではありません。複数の症状が同時に現れている方には、肌のターンオーバーの促進が期待できるピーリングを提案するなど、肌トラブルが混在している状態でも適切にアプローチできるように、異なる方法を組み合わせるなどして、一人ひとりに合ったオーダーメイドのケアを提案しています。
- Q肌の健康に関して普段の生活で気をつけるポイントはありますか?
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A
近年、腸内環境の悪化が、乾燥肌やくすみ、肌荒れ、アトピー性皮膚炎などなどさまざまな症状を引き起こしている可能性があるといわれており、注目しています。腸内環境が整い体の中が健康であることは、トラブルのない健康な肌を保つことにもつながると考えられますから、糖質を減らしたり、抗酸化作用を豊富に含む魚類を摂取したり、食生活を見直して栄養バランスを整えてみてはいかがでしょうか。また肌が乾燥すると、ターンオーバーが乱れてしみができやすい状態になるため、毎日の保湿ケアも大事です。当院では、乾燥肌、混合肌、オイリー肌など、肌質によってどんな化粧品が適しているかといったアドバイスもしています。
自由診療費用の目安
自由診療とはレーザーを用いたしみのケア/4900円、ピーリング/8800円~、イオン導入/6000円~