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金子 尚樹 院長の独自取材記事

Kデンタルクリニック

(吹田市/江坂駅)

最終更新日:2024/05/09

金子尚樹院長 Kデンタルクリニック main

おおさか東線の南吹田駅より歩いて8分ほど。天井が高くガラス張り、明るく開放感のある「Kデンタルクリニック」。同院は2013年に院長である金子尚樹先生が開業した歯科クリニックだ。吹田市が好きと話す金子院長は、かかりつけ医として地域に根差し、患者に寄り添う歯科診療を提供している。患者のみならずスタッフをも温かい目で見守り、その成長をサポートし将来を応援する。輪をつなぎ、人の集まるクリニックでありたいとの思いから笑顔を大切にしているという金子院長に、同クリニックへのあふれる思いを聞いた。

(取材日2023年2月21日)

歯科クリニックとして、どのような症状にも対応したい

クリニックにはどのような患者さんが来院されますか。

金子尚樹院長 Kデンタルクリニック1

おかげさまでクリニックも11年目になります。小さなお子さまから、ご高齢の方まで幅広い年齢層の方が来院されています。時間帯によってさまざまで、キッズスペースに子どもがたくさんいたり、車いす置き場に何台も車いすがあったり、会社の休み時間を利用して来院される方がいたり、こちらから訪問歯科診療へ伺うなど、クリニックとして幅広く地域の方を診療しています。ありがたいことに患者さんからの紹介で来てくださるご新規の方も多いですね。ホームページを見て来院される方もいらっしゃいます。当クリニックは多くの器材と機器に対応しており、歯科クリニックとして対応できない治療がないことをめざし、体制を整えています。口腔関連でお困りのことがありましたら、ぜひご相談していただきたいです。

クリニックの特徴はどのようなところでしょうか。

口腔関連の幅広い分野を診療しているところです。当クリニックは複数の歯科医師が在籍しており、おのおのの精通する分野をもって診療しております。クリニックとしてスタンダードな治療はもちろんのこと、補綴、歯周病、インプラント治療、摂食・嚥下について専門の歯科医師がいることで、不得意分野が出ないようにしています。クリニックとして特化した治療を持ちつつも、不得意なことをなくし、来院されるすべての患者さんが納得し、満足していただける診療を提供できるよう心がけています。当クリニックでは、歯科医師以外の歯科衛生士、管理栄養士、歯科技工士もそれぞれが専門分野を持っているのです。その部分をさらに伸ばしていきながら、苦手な部分を補い合うことでチームワークを高めていこうと取り組んでいます。

チームワークを高めるため、具体的にはどのような工夫をされているのでしょうか。

金子尚樹院長 Kデンタルクリニック2

人数が多いからこそチームワークは大切です。朝礼やミーティングでの情報交換も大切ですが、当クリニックで独自にマニュアルを作成し、技術や知識について新しい情報をみんなで分かち合えるようにしています。チームワークというのは信頼関係に加えて知識と技術を高めることも必要です。当クリニックにはセミナールームがあり、講師を招いて行う勉強会の他、外部の勉強会も積極的に足を運んでもらいます。その知識を共有し、マニュアルに落とし込み、スタッフはもちろん、患者さんへ還元できるようにしています。スタッフ一人ひとりが向上心を持ち、生き生きと働いているとそれが患者さんにも伝わるはずです。スタッフの努力と自信が、患者さんへのより良い医療提供にもつながっていくものと思います。

医科歯科連携体制を整え、患者のための診療を

訪問歯科診療はどのくらいの頻度で行われているのでしょうか。

金子尚樹院長 Kデンタルクリニック3

訪問歯科診療は開業当初から行い、今では日曜日以外、毎日施設や老人ホーム、ご自宅などへ伺っています。クチコミでご紹介が増え、遠方のケアマネジャーさんから声がかかることもあります。「何でもやろう」と思って開業したクリニックだったため、当然訪問歯科診療も対応しなければと考えたのです。来院できる方は外来で、通院できない方は訪問診療。10年かけて徐々に体制を整え、今では訪問する車1台につき、歯科医師、歯科衛生士、管理栄養士が乗って伺います。幸いこのような体制がとれ、連携のとれた診療をきっちりと提供させていただけていると思います。

医科歯科連携への思いについてお聞かせください。

患者さんの将来を同じように見据える医師とともに診療を行っていきたいですね。医科と歯科で同じ方向を向いていけることが大切だと考えています。開業当初は歯科・医科ともに内視鏡を用いた嚥下の診療を行っているところが少なく、課題が多い時代でした。人生の最期まで口から物を食べていただきたい。そんな思いが僕にはあります。口から何も食べられない状態でも、適切な検査と嚥下のリハビリテーションによって、少量でも自分の口から食べることをめざしてほしい。これは医科と歯科がしっかりと連携をとり、同じような目標を持っていないと難しいことだと思います。僕は幸い良き理解者となる医師の方々と出会うことができ、少しずつですが一緒に包括的な訪問診療を行っています。

開業当時と比べて、変化などはありますか。

金子尚樹院長 Kデンタルクリニック4

クリニックとして力強くなってきていると自負しておりますが、理念や方向性など、何も変わったところはありません。開業当初はやっていけるだろうかという不安が大きかったのですが、今は不安は一切ありません。開業当初はスタッフが4人。そのうち2人は今も一緒に働いています。オープニングスタッフと末永く働けることは本当にありがたいことで、誇りに思っています。産休が明けて戻ってきたスタッフも3人います。どのスタッフも輝いているし、個性が光っている印象。みんなで互いを補い合い、得意なところはそのまま輝いてもらう。自分の好きな分野に関してはこだわりを持って頑張ってほしいです。言葉に温かみと確かな根拠を持ち、これからも一緒に高みをめざしていきたいですね。

寄り添う診療で、患者もスタッフも家族のように

先生はどのような思いでスタッフに接しているのでしょうか?

金子尚樹院長 Kデンタルクリニック5

患者さんもスタッフも家族のように思いながら接しています。スタッフの人数が増え、分院などを考えたこともありますが、核家族化してしまうと寂しいという観点から当クリニックではスタッフみんなが輝ける舞台をなるべく1院で用意することにしています。私自身は午後はほぼ指導やマネジメントの勉強の時間に割り当てています。医療人としてスタッフが独り立ちできるように願っています。それぞれ、いつか巣立つことがあると思うんです。だから医療人としてだけではなく、一人の人間としての優しさと強さも身につけられるようにしてあげたい。僕なりに苦労したこともあるし、経験してきたこともありますから、頑張っているスタッフの背中を押してあげたいですね。

スタッフ教育にも尽力されているのですね。

みんなと一緒に楽しく、末永く働きたいんです。その思いから、歯科教育のみならず道徳的な教育を今後も続けていくつもりです。医療現場での教育ではありますが、単なる歯科医師としてではなく、人としてを尊敬されることが重要だと考えています。また私生活も大事です。何事にも真面目であってほしいのです。例えば、街で患者さんに会った時にも先生としてモラルのある姿であってほしい。クリニックの規則だからではなく、自らを律していけるといいですね。個々のスキルの鍛錬も必要ではありますが、チームですから補い合って、スタッフみんなの力をクリニックの力として患者さんに還元していきたいです。

読者へメッセージをお願いします。

金子尚樹院長 Kデンタルクリニック6

当クリニックは、患者さんの「心」に寄り添い、家族のようにという精神で診療しています。患者さんの訴えに耳を傾け、患者さんのペースを大切にチーム一丸となってクオリティーを第一とした診療を進めてまいります。診療時間も内容によりますが、一人あたり45分程度は確保。患者さんへの説明も怠りませんので、時にはお話だけで30分が過ぎてしまうこともあるほどです。患者さんとは長いお付き合いをさせていただきたいと思っておりますので、いちかかりつけ医としてしっかりと診療し、可能な限り地域の皆さんのお役に立ちたいです。訪問歯科診療などを含め、私たちなりのスタイルで、地域に貢献していきたいと思っておりますので、口腔関連でお困りのことがありましたら、お気軽にご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療(インプラント本体+手術費用+クラウン込み)/45万1000円~
マウスピース型装置を用いた矯正/66万円~

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