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菅田 真吾 院長の独自取材記事

菅田歯科医院

(貝塚市/貝塚駅)

最終更新日:2024/04/18

菅田真吾院長 菅田歯科医院 main

南海本線・貝塚駅から徒歩約10分の「菅田歯科医院」。ここは開業して40年以上、地域の口腔の健康を見守り続ける歯科医院だ。開放感あふれる院内には、窓に面した診察台が整然と並び、庭に咲くサクラやハナミズキなど四季折々の景観を楽しめる。院長を務めるのは、前院長の息子である菅田真吾(すげた・しんご)先生。身近なかかりつけでありながら、マイクロスコープやCT、口腔内スキャナーなど先進機器をそろえ、一般歯科診療から根管治療、インプラント手術、そしてセラミック治療やホワイトニングまで質の高さにこだわった治療や審美的ケアを提供している。「データに基づいた精密な診断をもとに治療やメンテナンスを実践し、地域の皆さんの健康寿命延伸に貢献したいですね」と笑顔で語る菅田院長に、診療への思いや同院の特徴について聞いた。

(取材日2023年7月1日)

年齢を重ねてもしっかり噛むためのサポートに尽力

こちらは40年以上の歴史があるクリニックだそうですね。

菅田真吾院長 菅田歯科医院1

はい。もとは祖母が八王子で開業したクリニックが前身なのですが、1981年に父親がこの場所に開院を決め、こちらに移転したのです。かれこれ40年以上、この地域の皆さんに支えられてきました。僕が生まれる前から通ってくださっている患者さんが今もいらっしゃいますし、勤続40年を超えるベテランスタッフもおりますよ。歴史あるクリニックだからこそ恥じない治療をと思い、20年、30年、50年たっても「ここに通っていて良かった」と思っていただけるようなクリニックをめざしています。

どのような患者さんがいらっしゃいますか?

患者さんの年齢はさまざまですが、中でも多くご来院いただいているのは大人世代の40~60代の方々です。一昔前ですと、年齢の高い方はあまり歯に関心がなかったものですが、今はむしろ「老後のことまで考えてきちんと噛めるようにしておきたい」という方が増えています。当院では大学病院などで行うような外科的治療も実施していますので、ご紹介でいらっしゃる患者さんも多いですね。「他院では治療を断られた」「歯を抜かないといけないといわれた」という方も、専門性の高い治療を求めて多くご来院いただいています。インプラント治療や根管治療、ホワイトニングなど、患者さんのご要望に幅広くお応えできるよう、日頃から研鑽を重ねていきたいですね。

先生が得意とされている治療は何ですか?

菅田真吾院長 菅田歯科医院2

もともと大学で専門としていたのは欠損補綴と義歯、つまりブリッジや入れ歯、インプラントなど噛む機能を補うための治療です。年齢を重ねても何でも食べることができ、友人と気兼ねなく外食し、思いきり笑えることは、元気の源になると考えています。だからこそ、質の高い人生に向けた患者さんのお口のサポートを追求してきました。治療では患者さん自身の大切な歯を残すため、保存にこだわり、できるだけ削らない、できるだけ抜かないよう、マイクロスコープを使った治療にも注力しています。ですが、残せない歯を無理に置いておくことは、時にデメリットとなる場合も。口腔内の細菌が全身に悪い影響を及ぼしたり、ほかの健康な歯を道連れにして歯周病になったりといったこともあるからです。そうならないためには、最初の診断が大切。当院では、問診やカウンセリング、検査なども時間をかけてこまやかに行っています。

先進機器での診断や、治療経過の「見える化」を徹底

検査機器など先進の機械を導入されているのも、こまやかな診断のためでしょうか?

菅田真吾院長 菅田歯科医院3

はい。迅速かつ適切に診断を行うには、それ相応の検査機器が欠かせません。ですので、当院では歯科用CTや口腔内スキャナー、マイクロスコープなど数多くの先進機器を導入しました。これらの機器を使って、歯だけではなく骨格や噛み合わせも慎重に診察します。さらに、治療を始める前や工程ごと、治療が終わってからなど、さまざまな場面で口腔内写真を撮影し、どのように変化したのか治療の経過を患者さんにしっかりと確認していただくことも重要です。このようにしっかりと資料を残しておけば、患者さんの将来の治療にも役立つばかりでなく、私自身の勉強にもなり、ほかの患者さんの治療にも生かすことができるでしょう。

治療では、どのようなことを大切にしていますか?

まずは、患者さんにご自身のお口の中の状態をご理解いただきます。お口の中は見えにくいので、どうしても無関心になりがちだからです。例えば、手や指をけがすればとても痛いですし、生活が不便になることから慌ててしまうでしょう。ですが、歯を1本なくしても慌てる人は少ないのではないでしょうか。なぜなら、直接的に見えていないからです。見えないから、意識もしない。だからこそ、当院では大型モニターに口腔内写真や治療中の映像を映し出して、頻繁にお口の中を確認していただきながら治療を進めてきました。実際に虫歯になっている歯を見てもらうなど、口腔内の状況を「見える化」していくことは、患者さんの治療に対する納得感にもつながっています。

先生は、治療のゴールを決めることも大切にされているそうですね。

菅田真吾院長 菅田歯科医院4

ええ。どのような治療も、やるからには結果を出せるクリニックでありたいですね。例えば、インプラント治療や前歯のセラミック治療では、治療前にシミュレーション画像をお作りし、ご確認いただいてから治療を行うようにしています。歯科用CTや口腔内スキャナーといった先進デジタル機器を使い、お口の中だけでなく骨格までスキャンして3Dのシミュレーション画像を作成しています。治療前に画像を確認できるので、患者さんもイメージしやすく安心して治療を受けられるのではと思います。特に前歯は、細かな違いがその人の印象を大きく変えてしまうものです。顔貌や周囲の歯の形態から、その人に合った形や大きさにこだわって、笑顔が美しい印象になるよう心がけています。

地域の健康を支え続け、より信頼されるクリニックへ

スタッフさんも熱心な方が多いのですね。

菅田真吾院長 菅田歯科医院5

自ら関心のある治療を提案してくれたり、主体的に患者さんのために動いてくれたりするスタッフばかりですね。どのスタッフも患者さんの心の内を引き出して結果的に良い治療につなげていってくれます。また、当院では患者さんにより良い治療を提供するため、定期的に外部からさまざまな講師を招いて勉強会を開催してきました。ホワイトニングや歯周病治療に関する指導のほか、接遇やマナーにまつわる勉強も行っています。また毎日の打ち合わせ以外にも、月に2回は新規の患者さんに関するカンファレンス、月に1回は全体ミーティングも行い情報共有を徹底してきました。スタッフ間の仲も良く、和気あいあいと先輩が後輩に技術を教えるといった光景も毎日のように見かけますよ。

新たなホワイトニングをスタッフさん中心で始められたとか。

はい。今年の6月から新たなホワイトニングを導入しました。あまり知られていませんが、ホワイトニングは技術のいる施術の一つです。一般的にホワイトニングは個人差が出やすいといわれており、施術前の段階でどのくらいの結果が見込めるのか、お伝えするのが難しい側面があります。そのため、当院のスタッフは丸1年以上かけて知識を習得し、スタート時にどのくらいの期間でどれほどの結果が見込めるか、きちんと伝えるよう努めてきました。また施術にも工夫をし、完全個室の診察室を使ってサロン感覚で受けていただけるよう心がけています。そのほか、SNSやブログを使った情報発信も積極的に行ってきました。今では新しい患者さんも増え、うれしく思っています。さまざまな価値観を持ったスタッフが、やりたいことに一生懸命打ち込む。それが良い結果を生み、クリニックの成長につながるのだと信じています。

最後に、読者の方へメッセージをお願いします。

菅田真吾院長 菅田歯科医院6

歯科医療において大事なことは、「患者さんからの信頼」と「努力を継続すること」だと思っています。クリニックの目的はいい治療をすることですが、「この人に任せたい」「このクリニックに行きたい」と思ってもらうことが何より大事です。そして、その信頼を裏切らないように一つ一つの治療を丁寧に意識して行っています。また常に治療の質を向上し、その時その人に合った治療の提供に努めていきたいですね。これからも変わらずこの地で頑張ってまいります。お口に関することでお悩みがあれば、いつでもお声がけください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/41万8000円~、セラミックを用いた補綴治療/5万6000円~、ホワイトニング/3万3000円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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