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理想的な歯列を手に入れるため
小児矯正で早期からアプローチを

からん歯科・矯正歯科&キッズ

(美濃加茂市/前平公園駅)

最終更新日:2021/10/12

からん歯科・矯正歯科&キッズ 理想的な歯列を手に入れるため 小児矯正で早期からアプローチを からん歯科・矯正歯科&キッズ 理想的な歯列を手に入れるため 小児矯正で早期からアプローチを
  • 自由診療

子どもの歯並びが気になり始めた両親の中には、小児歯科について詳しく知りたいと思っている人もいるだろう。早くに始めたほうがいいと耳にする歯列矯正は、具体的なメリットを知ることでその理由をより納得できるかもしれない。また、スタートする時期や方法などを理解し、きちんとした知識をもつことは子どもの矯正を適切にサポートしていく上でも必要だ。「からん歯科・矯正歯科&キッズ」の田中昂太郎院長は「お子さんの乳歯が生えてくる3歳ぐらいから、噛み合わせを確認し矯正の相談が可能です」と語る。患者のニーズや生活スタイルを考慮しながら念入りなカウンセリングを心がけている田中院長から、小児矯正のメリットや開始時期へのアドバイスなど詳しく聞いた。

(取材日2018年6月11日)

矯正治療経験が豊富な歯科医師が個人に合った治療法を提案。 患者の要望や生活スタイルに配慮した矯正治療

Q小児矯正のメリットを教えてください。
A
からん歯科・矯正歯科&キッズ 小児矯正の重要性を丁寧に説明する田中院長

▲小児矯正の重要性を丁寧に説明する田中院長

顎の大きさが確定した成人ですと、スペースをつくるために歯並びを横に広げる、前に出す、などがありますが、限界があるため、抜歯してスペースをつくることもあります。骨のやわらかい小児ですと顎を広げながら進めていけるため、抜歯せずスペースをつくることができる場合も。顔を大きくするわけではなく、縮こまっている小さな顎を元の健康的な顎のサイズに戻し、より良い顔つきへ導くイメージです。特に、反対咬合は早い段階で矯正を始められると、受け口になりにくく、10~12歳の成長期までに反対咬合が治っていると、下の顎が伸びすぎるのを防ぐこともできます。矯正は3歳頃から可能ですので、永久歯が生えそろう前にご相談ください。

Q矯正を始めるべき時期へのアドバイスをお願いします。
A
からん歯科・矯正歯科&キッズ 患者一人ひとりに合わせた矯正治療方法を提案

▲患者一人ひとりに合わせた矯正治療方法を提案

乳歯の段階で、歯並びに適度な隙間があるのが理想的です。もしも、隙間なく並んでいたり、ガタついていたら早めに相談をしていただきたいです。その時期にお勧めする就学前6歳以下の「予防矯正」では、取り外し可能な矯正装置を使って行っていきます。予防矯正では、次の段階のI期矯正治療に移ったら費用は差し引かせていただきますし、永久歯列に良い影響を与えます。また、永久歯は下の歯から生え始めますが、その時期に歯並びがゆがんでいたり、重なっていたりしたら6歳頃からのI期矯正をお勧めします。患者さんの中には、永久歯が生えそろう12歳頃までに矯正を終え、II期矯正の必要がなくなる方も多いです。

QI期とII期の矯正の流れを教えてください。
A
からん歯科・矯正歯科&キッズ すべての診療室が完全個室

▲すべての診療室が完全個室

小学校就学後の6~12歳頃までをI期矯正治療、永久歯列期の12歳頃からをII期矯正治療としています。I期で終了する方やI期からII期へ移行する方、II期から始める方など患者さんの状態やニーズによりますが、早ければ早いほど成果につなげることが可能です。I期では犬歯が生えてくる9~10歳頃の時期に上と下の前歯が4本ずつ真っすぐに並び、かつ犬歯の生えてくるスペースをつくっていくのが一番のポイントです。II期は成人の矯正と同じになり、平均で2年ほど、早い方だと1年ほどで終わる方もいらっしゃいます。20歳を過ぎると骨が硬くなっていきますから歯の動きやすい中学生や高校生のうちに行うのが良いでしょう。

Q具体的にどのような矯正治療を行いますか?
A
からん歯科・矯正歯科&キッズ 患者の気持ちに寄り添い診療を行う田中院長

▲患者の気持ちに寄り添い診療を行う田中院長

口腔内と顔、歯型のレントゲン写真を撮影後、コンピューター分析と診断を行い、患者さんと相談しながら装置などを決めます。I期の装置は取り外し式で、何種類もある中から適したものを提案いたします。取り外しができると食事制限がなく歯磨きもしやすいなどのメリットがある一方で、正しい着用をするため親御さんの協力が必要です。II期では、ブラケットを歯に装着し、ワイヤーを通して歯を移動させる治療をします。ブラケットとは歯につける小さな装置ですが、当院では目立ちにくいセラミック製をスタンダードとし、痛みや違和感が少なくなるよう、クリップでワイヤーを押さえる装置を推奨するなど、負担の少ない先進の方法を選んでいます。

Q小児歯科を進める上で大切なことは何でしょうか?
A
からん歯科・矯正歯科&キッズ 広々としたキッズスペース。保育士の資格を持つスタッフもいる

▲広々としたキッズスペース。保育士の資格を持つスタッフもいる

患者さんとのコミュニケーションを取り、しっかりとした説明をすることを心がけています。小さいお子さんほど「何のために矯正をするのか」を納得してもらい、歯科医師やスタッフ、院内に慣れていただくための期間が必要です。また、患者さんの性格や生活スタイルによって要望は多様です。例えば「学校につけていきたくない」「目立つのは嫌」など、何をどういうふうに治したいといったニーズになるべくお応えして成果を出していきたいと思っています。加えて、親御さんには「歯科に丸投げではなく、私たちと一緒に協力し合いながら進めていきましょう」と最初にお伝えしています。親御さんの声かけは、成果を出すために本当に大切なんです。

ドクターからのメッセージ

田中 昂太郎院長

歯並びは遺伝だけでなく、寝る姿勢や舌の癖などの態癖が原因となって、崩れている場合が多くあります。矯正治療後も習慣を直していかない限り、後戻りする可能性があるんです。私だけでなく歯科衛生士にも態癖について学んでもらい、スタッフ全員で患者さんにアドバイスができるようにしています。また、装置をつけているとどうしても虫歯になりやすくなりますが、当院では一般治療も同時に行うことができますし、歯科衛生士がお口のお掃除や歯磨き指導を丁寧に行っていきますので安心です。悩んでいるくらいなら早めの段階でご相談ください。その時々にしかできない矯正があります。ぜひ一緒にお子さんの歯並びをいい方向に育てていきましょう。

自由診療費用の目安

自由診療とは

予防矯正/3~5万円(基本装置代、I期矯正治療に移行する場合は自己負担なし)、I期矯正治療/34万円、II期矯正治療/38万円(I期から移行する場合、セラミックブラケットを使用)、II期矯正治療だけの成人矯正の場合80万円 ※I期とII期では検査、診断、基本装置代、保定装置代合わせての合計料金を提示

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