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高橋 正弥 院長の独自取材記事

東久留米そよかぜ歯科

(東久留米市/東久留米駅)

最終更新日:2024/03/13

高橋正弥院長 東久留米そよかぜ歯科 main

西武池袋線東久留米駅から徒歩4分の好立地にある「東久留米そよかぜ歯科」は、2017年に、高橋正弥院長が開業した歯科医院だ。一歩足を踏み入れると、スタッフ皆が優しい笑顔とともに迎え入れてくれる。「ファミリーデンティスト」をめざし、地域に密着した診療を続ける同院は、常に明るい雰囲気で、診療を待つ間の緊張した心をほっと和ませてくれる。居心地の良さを追求する取り組みには、高橋院長自身が歯科医院に恐怖心を感じていた経験が反映されているという。地域とのつながりを大切にしながら、一人ひとりの患者に親しみを込めて接する高橋院長に、診療方針や患者との接し方などについて話を聞かせてもらった。

(取材日2024年2月13日)

家族ぐるみで通いやすい、地域の歯科医院

開業場所を選ばれた理由がめざす歯科医院像とつながっているそうですね。

高橋正弥院長 東久留米そよかぜ歯科1

以前ショッピングモールに入っていた歯科医院で働いていた時に、こんなふうに幅広い年齢層の患者さんを診ていきたいと思うようになり、その点を意識して研鑽を積んできました。このエリアに開業したのは、西武池袋線の沿線で働いたときに、小さなお子さんから大人の方まで、さまざまな世代の方が集まる場所だと感じたからですね。実際に患者さんと接したときの印象も良く、ここなら自分のやりたい診療ができるかもしれないと考えて、開業を決めました。開業時から今に至るまで、一貫してめざしているのは地域の「ファミリーデンティスト」です。地域に根差して、長い時間を通してこの土地にお住まいの患者さんの健康に携わりたい。その思いで、日々診療を行っています。

患者さんが通いやすい環境を整えていらっしゃるそうですね。

当院は駅から近く、通勤や通学、日常生活の延長線上でお越しいただける場所にあります。歯科医院は通いやすさが大事ですので、平日は19時、土曜は18時半まで診療時間を設けて、働いている患者さんにもお越しいただきやすくしています。また、診察室は日が差し込む明るい空間で、診療台の近くにキッズスペースを用意しています。キッズスペースは完全に診療とは違うスペースに設けられていることが多いですが、当院では、お子さんの様子を目で見て声を耳で聞きながら治療を受けていただけます。まだ小さなお子さんにとっても、ご両親にとっても安心して通っていただきやすいのではないでしょうか。実際に、「ここなら、子どもと離れずに歯を診てもらえると聞いたから」と、来院される患者さんも多いですね。

先生が歯科医師をめざしたきっかけについて教えてください。

高橋正弥院長 東久留米そよかぜ歯科2

専門は違いますが、私の父や祖父が医師でした。幼い頃、祖父の開業したクリニックが家の近くにあったので、家族が医師として働く姿を目にする機会も多く、自然と自分も医療の道を志すようになっていたと思います。実は、もともとは私自身も泣きながら歯科医院に通っていた患者の一人だったんです。「いつも通うのに緊張して、行くと治療してもらえるけれど怖い思いもする」という実体験があるからこそ、もっと親しみやすくて通いやすい歯科医院があったらいいのにという思いを抱くようになりました。その思いが、現在の診療方針にも深く影響しています。

人と人として、親身に患者に寄り添いたい

先生の診療方針について教えてください。

高橋正弥院長 東久留米そよかぜ歯科3

やはり、患者さんお一人お一人に寄り添う診療を大切にしています。特に、歯科医院に通うことや痛みに対して不安に思っている方にとって、少しでも安心して治療を受けられる場所になれるよう、常に心がけています。私自身の経験として、歯科医院を怖いと感じる原因には、歯科医院の雰囲気と「口の中で何をされているのかわからない」という状態の2つが大きくあると思います。ですので、当クリニックでは一歩足を踏み入れたときから緊張が和らぐよう、スタッフ一同笑顔で患者さんをお迎えしています。そして、初診のカウンセリングで何を不安に思っていらっしゃるのかをヒアリングして、患者さんにとって安心できるわかりやすい説明を心がけています。治療中も、今から何をするのか細かくお声がけしながら、できるだけリラックスできるよう努めていますので、安心してご相談いただければ幸いです。

患者さんと接する時はどのようなことを意識していますか?

患者さんが緊張せずにお悩みを話せるよう、話しやすい雰囲気をつくるようにしています。この点は、父の影響もあるかもしれません。父も、医師と患者というスタイルではなく、一対一の人として患者さんの考えやお気持ちを尊重する方針だったんです。自ずと、私も硬すぎず親しみやすい姿勢で患者さんに向き合うようになりました。診察では、患者さんが何を求めているのかをしっかり確認して、お一人お一人の背景やお人柄に合わせて接するよう意識しています。もともと、私は人と話すのが苦ではないですし、患者さんとコミュニケーションを取るのも楽しいと感じています。歯の症状はもちろんですが、何よりも人を診ることを大切にしながら、今後も患者さんに向き合っていきたいですね。

患者さんとの関係性をとても大事にされている印象を受けました。

高橋正弥院長 東久留米そよかぜ歯科4

そうですね。歯科医師の中では、かなり患者さんと仲が良いほうかもしれません(笑)。このことには、開業時に「どうすればもっと地域になじめるだろう」と悩んだことも関わっていると思います。やはり歯科医師と患者という関係性のみで終わるよりも、それこそ顔を合わせれば気さくに話せるくらいの関係性を結べていたほうが、親しみを感じていただけると考えたんです。それで、患者さんとの接し方を意識して変えていって、今のスタイルに落ち着きました。開業から7年たった現在では、「美容師さんから紹介されてきました」など、地元の方のクチコミでお越しになる方も増えて、地域に根差した歯科医院として皆さんの日常に寄り添えていると感じます。開業時から通い続けてくださっている患者さんも多く、ありがたく思っています。

人との縁を大切にし、地域に貢献できる場所として

印象に残っている患者さんとのエピソードはありますか?

高橋正弥院長 東久留米そよかぜ歯科5

開業時から現在まで、月に一度通ってくださっている高齢の方がいます。患者さんがまだ少なかった時期からお付き合いがあることもあり、その患者さんとお会いする度に、通い続けてもらえることのありがたみを感じています。患者さんであり、人生の先輩でもある方なので、いつもお話をしながら、私のほうが頑張ろうというエネルギーをもらっているような気がしています。歯科医師は、患者さんにお越しいただいて初めて役に立てる存在ですので、患者さんに向き合うことを忘れず、日々の診療を通して地域へ恩返しできたらと考えています。

今後の展望について教えてください。

当院では、小児歯科の診療も行っています。お口の健康を育てていくためには、小さな頃から歯科医院に通っていただくことが大切です。ありがたいことに、家族ぐるみで通ってくださる患者さんも多く、小児の咬合育成のご要望をいただくことが増えています。お子さんと接するときは無理やり嫌がることはせず、気持ちの準備ができるまで、できることから始めていきます。コミュニケーション面でも、目線を合わせて対等にお話しすることを大切にしています。小さな頃からお口の中の健康をサポートして、長く付き合っていける歯科医院としてあれるよう、少しずつ体制を強化していきたいですね。あとは、患者さんにファンになっていただけるような歯科医院になれたらと考えています。嫌な所に頑張って行くのではなく、「東久留米そよかぜ歯科なら行きたいな」と、思っていただける存在として地域の皆さんの日常に寄り添えるよう、これからも励んでいきたいです。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

高橋正弥院長 東久留米そよかぜ歯科6

「歯科医院に行くのが怖い」と感じている方は多いと思います。歯科医院選びの際に気になるのは、痛みや不安にどれだけ寄り添ってもらえるかという点なのではないでしょうか。私は、歯科治療が怖いのは皆さん一緒で、かつ当然のことだと考えています。当院は、私だけでなくスタッフ一同で患者さんに寄り添うことを心がけていますので、「ずっと怖くて行けなかった」「怒られるかもしれないと不安」という方も、最初の一歩を踏み出していただければ幸いです。患者さんの不安に耳を傾けて、どうすれば安心して治療が受けられるのかを考え、親身に寄り添います。歯科医院は10年ぶりだという方も、お子さんと一緒に通える歯科医院をお探しの方も、まずはお気軽にご相談ください。

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