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小野里 元気 院長の独自取材記事

おのざと歯科

(前橋市/新前橋駅)

最終更新日:2021/12/27

小野里元気院長 おのざと歯科 main

新前橋駅から徒歩10分圏内のショッピングモール内にある「おのざと歯科」。診療時間が夜20時までと遅く、周辺に企業も多いため、仕事帰りの会社員も利用しやすい環境だ。広々として開放的な院内は、一般治療エリア、インプラント手術室・診療室と治療内容ごとに分けられている。キッズルームもあるので、子ども連れでも通院しやすい。歯科医師は、インプラント治療を専門とする小野里元気(おのざと・もとき)院長を含め、8人。それぞれ専門分野を持っているため、多種多様な診療に対応できるのが強みだ。幅広い治療のほか予防歯科にも力を入れる小野里院長に、クリニックの診療や患者への思いを聞いた。

(取材日2021年11月18日)

治療内容ごとに、各専門分野の歯科医師が対応

こちらの歯科医院の特徴を教えてください。

小野里元気院長 おのざと歯科1

一番の特徴は専門分野ごとの担当歯科医師制をとっていることです。当院には、矯正歯科医師、歯科口腔外科を専門とする歯科医師、根管治療を専門としている歯科医師、一般歯科担当の歯科医師と、計8人の歯科医師が在籍しています。一般的な歯科医院だと、一人の先生が最初から最後まで全部治療することが多いと思いますが、当院は治療内容ごとに担当歯科医師が変わります。例えば抜歯は口腔外科、歯の神経の治療は根管治療の専門家が対応しています。時々「全部の治療を院長にお願いしたい」とおっしゃる患者さんもいらっしゃいますが、このような場合には「僕はもうこの治療を何年も手がけていないんです。専門の先生のほうが安心だと思いますよ」と説明しご理解いただいています。治療結果や治療中の痛み、予後のことを考えても、これがベストの治療を提供する体制だと考えています。

先生のご専門は何でしょうか。

インプラント治療と、CAD/CAMシステムを使ったセラミック治療を得意としています。このシステムがあれば、従来の印象材を使った型採りをせず、3Dカメラを使って歯型を撮影する機材を導入しているため、そのデータをもとにコンピューター制御でインプラントの上部構造や、セラミックのかぶせ物・詰め物などの修復物を作製することができるのです。外部の技工所に出す必要もなく、患者さんがセラミックを入れると決めてから、使用する材質によっても異なりますが、60分から120分ほど待っていただければ、完成した修復物をセットすることができます。会社員の方などは待ち時間の間にいったん会社に戻って仕事をされてもいいですし、主婦の方でしたら買い物に行くこともできますよ。

20時と遅い時間まで診察されているのですね。

小野里元気院長 おのざと歯科2

近隣に企業が多いため、夕方17時から診察終了の20時までは仕事帰りの会社員の方によくご利用いただいています。だいたい30~40代の比較的若い方がメインです。当院から車で10分ほどのところに父が運営する歯科医院があり、当院はその分院という位置づけで、患者さんの年齢層や治療内容によって、すみ分けをしています。本院の診察時間は午前が9時~13時、午後が15時~19時なので、当院は1時間ずらして10時~14時、16時~20時としています。以前は21時まで診療し、日曜も営業していました。でも、スタッフの体力を考え、現在は日曜を休診日とし、診察時間も20時までにしました。また体制が整ったら月に1度くらいは日曜も診察したいと思っています。

内装や制服にもこだわり、リラックスできる空間に

開業までの経緯を教えていただけますか?

小野里元気院長 おのざと歯科3

大学卒業後、歯周病の治療を学ぼうと専門の先生の歯科医院に勤務しました。5年ほどたった頃、前橋で歯科医院を開業している父が病気をしたため、手伝おうと父のクリニックで働き始めました。その後、弟も歯科医師になったので、私はそれを機に独立。2013年に当院を開業しました。開業する場所は父のクリニックの近くがいいだろうと、このショッピングモールに決めました。最初は今の場所ではなくこの2軒隣だったんです。歯科医師は私1人、歯科衛生士が2人、助手3人で始めました。少しずつ患者さんも増え、一緒に働いてくれる歯科医師も増えていきました。今の場所に移転したのは2016年です。もともとカフェが入っていた場所で、スペースも広かったので、以前はなかったスタッフルームや研修室もつくりました。

院内は一般的な歯科医院のイメージとは異なる、おしゃれな空間ですね。

まず、インプラント治療をする場所と、虫歯などの一般治療する場所とを分けています。一般治療や定期検診の患者さんの目の前でインプラントの手術をすると、驚かれてしまう可能性を考えてのことです。一般治療のエリアにはキッズルームもあり、お子さん連れのお母さんにも安心して来ていただけるようにしました。部屋によって、床や椅子の色を変えるなどの工夫もしています。患者さんからしても、治療ごとに椅子や壁の色が変わると気持ちが切り替わるのではないかと思います。長く通院される患者さんも飽きずに新鮮さを感じていただけるように、建築士さんと相談しながら内装にはこだわりました。

先生もスタッフの方も、制服もとてもおしゃれです。

小野里元気院長 おのざと歯科4

基本的に制服は自由にしています。患者さんから見て医療人とわかる服装であれば良しとしています。ただ、医療職なので歯科衛生士やそのほかのスタッフについては、髪の毛の長さや色、ピアスの仕様については制限を設けているんですね。なので、せめて制服だけでも好みのものを楽しんでもらいたいと思っています。私自身、ハロウィーンの季節は上下をオレンジにするなど、季節ごとに工夫しています。そうすると患者さんとのコミュニケーションのきっかけにもなるんですよね。「今日は派手なの着ているね」など面白がってくれます。お子さんの中には、白衣を見るだけで泣いてしまう子もいるのですが、当院だとあまり威圧感を抱かないようです。

口の中の悩みがあったら、気軽に相談に来てほしい

お休みの日は何をされていますか?

小野里元気院長 おのざと歯科5

4歳と2歳の子どもがいるので、休みの日はできるだけ一緒に遊ぶようにしています。とはいっても、休みの日でも何かしら仕事や勉強はしていますね。新型コロナウイルスが流行する以前は、月に4回ある日曜のうち2回はセミナーに参加していたんです。自分の勉強のためのセミナーだけでなく、私が講師となるセミナーもあり、研究会などの集まりにも参加していましたから結構忙しくしていました。でも最近は、新型コロナウイルスの影響でセミナーもウェブが主流になってきて、診察が終わった後など時間のあるときに録画で見ることもできるようになったので、外出の機会は減りました。

お忙しい毎日ですが、健康のために心がけていることはありますか?

健康のことを考えて3年くらい前から筋力トレーニングを始めました。パーソナルジムに週2回通い、個人トレーニングは週2~3回行っています。最初はベンチプレスも40kgくらいしか上げられなかったのですが、今は100kgを上げています。リフレッシュできる上、体力もつきました。この仕事は体力勝負のところもあるので、周りの歯科医師も見ていてもトレーニングをしている先生は多いですよ。

最後に、読者にメッセージをお願いします。

小野里元気院長 おのざと歯科6

当院は各分野で専門性にこだわった治療を提供していますが、一番大切なのは予防だと考えています。3ヵ月に1回はメンテナンスに来てもらい、定期検診を受けていただくのが理想です。日本では「歯科医院は歯が痛くなったら行くところ」というイメージがありますが、本当は痛くなる前に早期発見、早期治療するのが一番。患者さんにもその重要性を理解していただきたくて、定期検診の大切さを説明しています。当院はショッピングモールの中にあり、比較的気軽に足も運びやすいですから、まず来ていただいてご自分の口の中の状況を知ってほしいと思います。当院はそれぞれの分野の専門知識を持った歯科医師が在籍しているのが強みです。歯について悩みがある方や、専門の先生に診てほしいという方のお越しをお待ちしています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/35万円~、矯正歯科/15万円~、セラミックインレー/5万円~、セラミッククラウン/5万円~

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