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白根 裕司 院長の独自取材記事

しろくま歯科医院

(入間市/入間市駅)

最終更新日:2023/12/13

白根裕司院長 しろくま歯科医院 main

入間市駅南口から徒歩約2分。家族全員で通えるかかりつけの歯科医院をめざし、小さな子どもから高齢者まで幅広い診療に取り組んでいる「しろくま歯科医院」。清潔感のある白を基調に、爽やかなブルーが差し色として使われている院内は、明るい雰囲気だ。白根裕司院長は、大学病院で小児歯科を専門に学び、都内や埼玉県内の歯科医院で幅広い経験を積んだ後に開業。現在は、小児歯科を専門とする歯科医院が少ない入間市内において多くの子どもの口の健康を守ると同時に、金具のない入れ歯や歯科治療が苦手な患者の治療、ホワイトニングやセラミックなどの美しさも追及する審美歯科にも力を入れている。やわらかな笑顔を見せ、患者に安心感を与えるような落ち着いた口調で話す白根院長に話を聞いた。

(取材日2023年5月30日)

家族全員で長く通えるかかりつけの歯科医院をめざして

クリニックをご紹介していただけますか?

白根裕司院長 しろくま歯科医院1

小児歯科から大人の方の治療、金具のない入れ歯、審美的なことも考慮したセラミック治療まで、お子さんから、そのお父さんやお母さん、さらにはおじいちゃん、おばあちゃんまで家族全員が通えるような総合的な歯科医院をめざしています。その中でも、私は大学にいた時に小児歯科を専門としていましたので、小児の治療を得意としています。加えて、開業する前の勤務医時代には、入れ歯治療やセラミック治療を学んできましたので、それらにも力を入れて取り組んでいます。以前勤務していた歯科医院は、都内にあり、保険診療も自費診療も患者さんの治療に対する期待値が高いところでした。高い技術力と繊細な配慮が求められる環境で開業前に学び、研鑽を積んだ経験が今も生きています。

どのような患者さんが多く来院されていますか?

この辺りは駅前で、マンションの立ち並ぶエリア。比較的若い世代のファミリーの方を中心に、幅広い年齢層の方にご利用いただいています。院名の「しろくま」は、私の名前の白根の「白」と私の出身大学のある北海道のイメージで、子どもにも覚えてもらいやすいように「しろくま」にしました。子どもたちからは「しろくま先生」と言われています。当院は、お子さんの患者さんも多いのでキッズスペースも用意してありますが、「歯医者は怖い」というイメージにならないように意識しています。お子さんにとって、リラックスできて、楽しく遊んで帰ることができるというイメージを持ってもらい、大人になってもそのまま通い続けることができる歯科医院でありたいと思っています。

歯科医師をめざした理由と開業に至るまでの経歴をお聞かせください。

白根裕司院長 しろくま歯科医院2

家族や親戚に医師や歯科医師が多かったことや、小さな頃から手先が器用だったこともあって、自然と将来は医師か歯科医師になりたいと考えるようになりました。北海道医療大学を卒業してからは、ここからも近い明海大学歯学部付属明海大学病院の小児歯科で研鑽を積みました。その後は、都内や埼玉県の歯科医院で経験を積み、明海大学とも連携が取りやすいことなどから2012年に、ここで当院を開業しました。診察してさらに高度な治療が必要と判断した場合は、今でも旧知の後輩がたくさんいる明海大学にご紹介します。まさに「顔の見える関係」を築いていますので、私も安心して患者さんをお任せできます。

より患者のためになる治療をめざして

診療の際に心がけていることを教えてください。

白根裕司院長 しろくま歯科医院3

歯が急に痛くなったとか、欠けてしまったというような緊急の場合にもできるだけ対応するなど、患者さんの日々の生活をサポートできるようにというのが一つ。そして、敷居が高くなくて入りやすく、通いやすい雰囲気づくりを心がけ、「歯医者は怖いから行きたくない」という人でも第一歩が踏み出しやすいような、優しい歯科医院をめざしています。当院では、歯科治療を受けるのが極度に苦手な方の治療も受けつけていますが、受付の時や診察室に入って診察台に座る前から、患者さんの表情や顔色、声のトーンなどにも気をつけながら接するようにしています。また、患者さんからは言いづらいこともあるでしょうから、いろいろな角度から患者さんを見て、気持ちをくみ取ってあげられるよう心がけています。また10年後20年後を見据えた、より良い状態でより長持ちする治療も意識しています。

最近は、患者さんの求める治療に変化が見られるとお聞きしました。

患者さんも勉強熱心で、歯科治療のことをよくご存じです。また健康志向も高まってきているように思います。せっかく治療を受けるのなら、長持ちする、より良い治療を受けたいと希望される患者さんが多くなってきましたね。ホワイトニングで見た目の清潔感を求める方も増えてきましたし、ほかにも、治療の際に装着するかぶせ物は、セラミックなどの見た目に配慮され、より長持ちして再治療のリスクが少ないものを希望される方も多いです。さらに、健康を意識して金属の材料を使わないメタルフリー治療も注目されています。それらのご希望に応えるべく、私たちも常に新しい情報を取り入れ、技術や知識のブラッシュアップを図っています。

セラミック治療について、詳しく教えてください。

白根裕司院長 しろくま歯科医院4

当院は以前から、セラミックの詰め物やかぶせ物による治療に注力しています。セラミックは耐久性があり、汚れがつきにくく手入れも比較的楽ですし、トラブルが少ないのが良いところですね。ジルコニアなどいろいろな種類がありますので、治療する場所や状態、患者さんのご希望によってニーズの合うものを選んでもらいます。また、当院はセラミックを専門に扱う歯科技工所と連携していますが、その歯科技工所とは開業当初からずっとお付き合いがあるので、お互いに慣れていてベストな連携体制が実現しています。歯科技工士は、患者さんの口の中を直接診ることができませんが、その状態なども密に連絡を取り合いながら、より高品質のセラミックの詰め物やかぶせ物を作ってもらえるように取り組んでいます。

変化する患者ニーズに適切に応える治療を

金属を使わない入れ歯にも対応していると伺いました。

白根裕司院長 しろくま歯科医院5

保険診療の入れ歯も手軽で良いのですが、耐久性で劣ってしまうのが難点です。当院で患者さんのご希望が多いのが「ノンクラスプ」と呼ばれる金具を使わないタイプの入れ歯です。金属の留め金がないので見た目も違和感が少なく、壊れにくいのが特徴です。歯以外の支えとなる床といわれる部分の材料の強度が高く薄く作れます。歯を失った場合、インプラント治療という選択肢もありますが手術が必要になるので、例えば、何か持病があれば手術ができないこともあります。また今の時点では健康で手術ができても、後々ずっと健康でいられる保証はなく、術後のメンテナンスが難しくなる場合もあります。その点、入れ歯であれば取り外しもできますし、その時々に合わせた対応が柔軟にできるので、高齢の方にとって治療のリスクが少なく、かつ長く使えるのはノンクラスプの入れ歯だと私は思っています。

小児歯科もお得意の分野ですね。

お子さんの場合は、歯科検診で虫歯を指摘されたとか、あとはフッ素塗布などの予防処置のために来ている方が多いですね。また、ぶつけてしまって歯が折れてしまったとか、唇を縫わなくてはいけないなどの場合には、私の出身で近くにある明海大学歯学部付属明海大学病院とも連携して対応します。入間市内には、小児歯科を専門とする歯科医院や歯科医師が少ないためか、より広い地域から多くのお子さんに来ていただいてます。子どもの口は小さいですし、泣いたり動いたりするので難しいのですが、今までの豊富な経験を生かして診療しますので安心して任せていただければうれしいです。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

白根裕司院長 しろくま歯科医院6

時代の流れにより、街も変わり地域の医療ニーズも変化します。私たちもそれに合わせて分野を広げていきたいですし、常に日進月歩の歯科医療を勉強して治療に取り入れていきたいです。そして当院に行けば安心というような地域密着型の総合歯科医院でありたいと思います。歯科医院はできれば行きたくないと思っている人も少なくないかもしれませんが、入りやすく通いやすい歯科医院をめざしていますので、口の中にトラブルがあったときはもちろん、定期メンテナンスにも通っていただきたいですね。どんなことでも「しろくま歯科医院」に行けば解決できるという安心感を持ってもらえるよう今後も頑張ります。

自由診療費用の目安

自由診療とは

ノンクラスプデンチャー/16万5000円~55万円、セラミック治療/3万3000円~16万5000円、ジルコニア治療/3万3000円~16万5000円~、インプラント/33万~66万円

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