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検査の費用は? 前後の食事は?
内視鏡検査に関する不安を解決

麻生クリニック

(福岡市中央区/天神駅)

最終更新日:2023/08/10

麻生クリニック 検査の費用は? 前後の食事は? 内視鏡検査に関する不安を解決 麻生クリニック 検査の費用は? 前後の食事は? 内視鏡検査に関する不安を解決
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胃・大腸の内視鏡検査は、がんをはじめとする隠れた病気の早期発見に非常に有用な検査だ。しかも近年では医療機器の発展に伴って、苦痛の少ない検査へと変化してきている。しかし、いまだに「つらい」「面倒くさそう」といったマイナスイメージから検査を敬遠している人は少なくない。「麻生クリニック」の麻生暁(あそう・あきら)院長は、日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医として、これまで多くの内視鏡検査・治療を手がけてきた。「内視鏡検査を受けるにあたって、不安な気持ちをお持ちの方も多いでしょう。検査について事前に詳しく知ることができれば、もっと身近に感じていただけるのではないかと考えています」と語る麻生院長。内視鏡検査の重要性について詳しく解説してもらい、私たちが抱く素朴な疑問に答えてもらった。

(取材日2023年7月14日)

病気の早期発見・治療につながる内視鏡検査。痛みや不安に配慮し、誰もが受けやすい検査をめざす

Q内視鏡検査とはどのような検査ですか?
A
麻生クリニック 安心して検査を受けられる環境づくりを心がけている

▲安心して検査を受けられる環境づくりを心がけている

直径6〜10mm大の先端にカメラがついた管を挿入し、体の内側から直接観察する検査です。口からの胃カメラ(胃内視鏡検査)、お尻からの大腸カメラ(大腸内視鏡検査)が主な検査になります。メリットは、病気の早期発見、適切な治療につなげられる点です。病変を発見したら、その場で診断や治療ができます。胃カメラは食道や十二指腸を観察することも可能で、胃がん、胃炎、胃ポリープの診断だけでなく、食道や十二指腸の診断にも役立ちます。大腸カメラは、大腸がんや大腸ポリープだけでなく、近年患者数が増加傾向にある潰瘍性大腸炎やクローン病などの難病の、炎症の有無やその範囲を確認・診断できます。

Q検査にはどのくらい費用がかかるのか心配です。
A
麻生クリニック 院長は日本消化器病学会消化器病専門医の資格を持つ

▲院長は日本消化器病学会消化器病専門医の資格を持つ

健康診断の異常がある、何らかの症状がある場合は、健康保険が適用されます。観察のみの検査を基本に、組織を採取して行う病理検査、ポリープ切除などの治療が加わると、追加料金が発生します。大腸ポリープや早期大腸がんの切除の費用は、患部の部位や数によって異なります。内視鏡検査に付随する診察代やお薬代などは別途必要になります。なお健診を目的として検査を受ける場合、健康保険は適用されません。全額自己負担での自由診療になります。

Q検査前日・当日の食事はどうしたらいいですか?
A
麻生クリニック ウェブから内視鏡検査の予約も可能

▲ウェブから内視鏡検査の予約も可能

胃カメラの場合は、前日の夕食は脂っこいものは避け、消化に良いものを20時頃までに済ませてください。その時間を過ぎてから何か食べてしまうと、胃の中に食べ物が残ってしまい検査精度が落ちる可能性があります。当日は絶食となりますが、少量の水やお茶は取っていただいて結構です。大腸カメラの場合は、基本的に事前に受診していただき、下剤の処方と食事制限についての説明をします。3日前から食事制限を行い、検査前日の20時以降は絶食となります。胃カメラと異なり、検査当日に腸の中をきれいにするための洗浄液の服用をお願いしています。当日準備を含めると半日がかりとなるため、終日予定を空けていただくことをお勧めしています。

Q当日の検査の流れと検査後の注意点を教えてください。
A
麻生クリニック 患者に配慮をしたさまざまな工夫が施されている

▲患者に配慮をしたさまざまな工夫が施されている

検査用の服に着替えてベッドに横になっていただくだけで、難しいことはありません。ご希望があれば、ウトウトと眠っているうちに終わるように鎮静剤(麻酔)を使用します。検査自体の時間は、通常10〜20分程度です。鎮静剤を使用した方は、終了後に30〜60分程度回復室でお休みいただきます。検査のみの場合、食事制限はありませんので、いつもどおりの食事で大丈夫です。ただし、検査中に組織採取やポリープ切除をした場合は、胃腸に優しい食事を心がけてください。ポリープ切除は負担が少ないとはいえ手術です。治療後の出血などを避けるためにも、切除後3日間は安静を保ち、激しい運動や飲酒は控えていただく必要があります。

Q検査を受けるタイミングや頻度について教えてください。
A
麻生クリニック 症状の有無にかかわらず、定期的に検査を受けることが重要

▲症状の有無にかかわらず、定期的に検査を受けることが重要

気になる症状がありましたら、できるだけ早く検査を受けていただきたいです。症状がなくても、胃カメラは胃炎と診断された方、ピロリ菌感染が疑われている方。大腸カメラは運動習慣がない方、お酒やタバコなど嗜好品をよく取られる方などにお勧めしたいです。いずれの検査も40歳を過ぎたら、1度は受けていただきたいです。検査の頻度は人によって異なるので一概には言えません。ピロリ菌に感染したことがある方は1年に1回の頻度で検査を受けていただくのが望ましいです。大腸カメラは、大腸ポリープを切除したら翌年も検査を受けるほうが良いとされています。内視鏡検査は一度だけ受けるのではなく、定期的に受けていただくことが大切です。

ドクターからのメッセージ

麻生 暁院長

内視鏡検査では、さまざまな病気の早期発見が期待できます。大切なご自身の体を守るために、定期的に受けていただきたいです。内視鏡というと敷居が高く感じられるかもしれませんが、当院ではできるだけ安心して検査を受けられる環境づくりを心がけています。不安のある方は、ウトウトした状態で検査を受けられるよう鎮静剤の使用も可能です。また、胃内視鏡検査は鼻から挿入する極細の胃カメラも備えています。ご希望があれば、遠慮なさらずご相談ください。天神の中心という便利な立地条件を生かし、お仕事などでお忙しい方も気軽に通えるクリニックをめざしています。インターネットからの予約もできますので、お気軽にお問い合わせください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

胃内視鏡検査/1万5000円~ 胃内視鏡検査+病理検査/3万円~ 大腸内視鏡検査/2万2000円~ 大腸内視鏡検査+病理検査/3万5000円~ 大腸ポリープ切除/1万9000円~ オプション鎮静剤/3300円

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