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喜田 雄一 院長の独自取材記事

辻野歯科医院

(高石市/東羽衣駅)

最終更新日:2023/08/03

喜田雄一院長 辻野歯科医院 main

南海本線羽衣駅、羽衣線東羽衣駅より徒歩約7分。昔ながらの家々が軒を連ねる通りに立つのが「辻野歯科医院」。30年にわたり地域住民に親しまれてきた歯科医院を、2021年に喜田雄一院長が引き継いだ。現在は小さな子どもを含むファミリー層から往診を希望する高齢者まで、幅広い世代の患者に対応している。「一般歯科や小児歯科はもちろん、矯正歯科、審美歯科、予防歯科、ホワイトニング、入れ歯治療、インプラント治療まで、患者さんのどんな要望にも応えられるよう努めているのが当院の強みです」と話す喜田院長。モットーは、「誰にでもできるようなことを誰よりも一生懸命に取り組むこと」だと語る。丁寧に言葉を紡ぐ喜田院長に、歯科医療に懸ける思いを聞いた。

(取材日2023年1月12日)

子どもから高齢者まで、さまざまな世代の患者に対応

閑静な住宅街の中にある歯科医院ですね。

喜田雄一院長 辻野歯科医院1

ええ。当院の最寄り駅である羽衣駅の北側の隣駅は浜寺公園駅です。浜寺と言えば、昔は別荘地でもあった住宅街で、海沿いには日本最古の公立公園の一つとされる浜寺公園もあります。古くからこの辺りに家族代々でお住まいの方も多いですね。また、大阪市内へは電車で20分とアクセスも良いため、新しく他の地域から来られる若いファミリーも少なくありません。そのため当院に通ってくださる患者さんは、午前中はご年配の方、午後は小さなお子さんや小学生、夕方以降はお勤め帰りの方と時間帯によって異なります。主訴も虫歯や歯周病をはじめ矯正やインプラント治療など多様です。そのため分野ごとに専門の歯科医師も招いて広くさまざまな症状に対応できるようにしています。

開業から30年以上も地域に根差した診療を行ってきたのですね。

前院長である辻野先生が当院を開業したのが1991年のこと。それから30年という長きにわたり、さまざまな患者さんを診てきた歯科医院です。私は勤務医としてこちらで働いていましたが、2021年に院長職を引き継がせていただきました。院長になってあらためて、これまで勤務医として学んだことを生かし、患者さんに還元していきたい、スタッフ全員が患者さんに寄り添う姿勢を守り続けていきたいと決意しました。当院で長く働いてきたスタッフたち、そして新たに加わったスタッフとともに、これまで以上の歯科医療を患者さんに届けることができるよう努めてまいります。

診療時に心がけておられることは?

喜田雄一院長 辻野歯科医院2

歯科医院というと「痛い」というイメージを持つ方がほとんどです。そんなマイナスイメージの払拭のためにも、麻酔や器具を用いたり手技を工夫したりして、できるだけ痛みを伴わない治療を心がけています。また、患者さんがリラックスして治療を受けられるように雰囲気づくりにも配慮しています。患者さんとの距離を縮めて信頼関係を築くために、治療とは関係のない日常的な話をすることもありますよ。患者さんが気負わず何でも私に話してくれるようになることが一番です。言いたいことが言えないようでは、ストレスがたまって通院自体が苦痛になってしまいますから。

熟練スタッフと先進機器で専門性の高い歯科医療を提供

院長になられてから、さまざまな先進機器を導入されたとか。

喜田雄一院長 辻野歯科医院3

先進のCAD/CAMシステムを導入しました。このシステムでは、コンピューターによってデザインされたかぶせ物や詰め物といった補綴物を削り出し、セラミック歯を作製します。従来の方法では、歯科技工所で歯科技工士がセラミックを削り、人工歯を作製するため時間と費用がかかりましたが、このシステムでは最短1日での治療が可能です。特に当院で採用しているシステムの光学スキャナーは、国内でもまだ導入数が少ないタイプです。また、歯科クリーニングにおいてもエアフローと呼ばれる機器を用いています。専用の高圧エア洗浄機でパウダーを歯に吹きつけることで、患者さんに痛みを感じさせないように配慮しながら歯に付着した汚れの取り除きを図ります。

治療において特に力を入れておられることは?

歯周病のメンテナンスです。中でも歯科衛生士によるクリーニングは口腔内の健康を守る上での基本であり、一番大切な部分だと考えています。3ヵ月に1回はクリーニングに来ていただくことで、治療が必要な箇所や治療のポイントが見つけやすいです。特に初診の患者さんに関しては、治療後にメンテナンスに移行して定期的に通院していただけるよう意識して対応しています。口腔内の健康に対する患者さんのモチベーション向上のためには、わかりやすい説明や一人ひとりに合ったコミュニケーションが必要とされます。歯科医師だけでなく、歯科衛生士、歯科助手など当院全体で患者さんの気持ちに寄り添える診療が理想です。

全体ではどのくらいスタッフの方がいらっしゃるのですか?

喜田雄一院長 辻野歯科医院4

常勤の歯科医師が3人、それから矯正専門の歯科医師2人には月に3回来てもらっています。歯科衛生士、歯科助手はパートを含めると12人ほど。4月には新卒のスタッフが新たに加わるので、歯科衛生士の常勤スタッフだけで14人になります。当院には私より長く勤めている熟練スタッフもおり、昔から通っている患者さんの歴史や背景などを把握してくれているので非常に助かります。また新人教育についてもエキスパートなので安心して任せられます。私は主に当院の運営を担当していますが、別の歯科医師がCAD/CAMシステムの設計などを担当してくれており、それぞれが得意分野を担うことで自然と役割分担ができていることが強みです。当院で働くスタッフ全員が、できるだけ長く、気持ち良く働ける歯科医院にすることが私の役目だと思っています。

オールマイティーな、患者本位の歯科医療を追求

なぜ歯科医師になろうと思われたのですか?

喜田雄一院長 辻野歯科医院5

学生時代に両親から手に職をつけたほうが良いとアドバイスされ、医師もしくは歯科医師を目標にしました。ですが、正直なところ当時はすごく歯科医師になりたいというわけではなかったんです。私の場合、働き出してから、歯科医師としてのやりがいや面白さを感じるようになりました。通常、病院は病気になった人が行く場所で、医師が健康な人に関わることはありません。でも、歯科医師は健康であり続けること、つまり健康のメンテナンスに関わることが可能。健康になって治療を必要としなくなっても、患者さんの健康維持に関わり続けることができるんです。また、患者さんの口元のコンプレックスをなくすためのお手伝いができることにやりがいを感じます。今では心からこの仕事を続けていて良かったと思っていますよ。

お休みの日の気分転換には、どのようなことをされていますか?

ボクシングです。ここ5~6年夢中になっていますね。もともと観るのが好きだったので自分でもやってみようかな、と。かなりストレスを発散できますよ。ジムには女性も多いので、男女問わずお勧めのスポーツです。ボクシングにはスポーツマウスピースが必需品ですが、当院でも製作しているんです。体を動かすことは昔から好きで、学生時代にはテニスをしていました。今は新型コロナウイルス感染症の流行下で難しいですが、旅行も好きなので以前は年末になると友人とよく出かけていましたね。

最後に、読者にメッセージをお願いします。

喜田雄一院長 辻野歯科医院6

今、当院に通ってくださっている患者さんは責任を持って最後まで診させていただくつもりです。今後は高齢のために通院が難しくなる方が増えてくると思いますが、往診もさせていただきますので気軽にお問い合わせください。当院は治療による痛みに配慮し、歯科医院が苦手な方でも通院しやすい雰囲気づくりに努めています。また、大人の矯正やホワイトニングはもちろん、気になるほうれい線など美容面での相談も受けつけています。患者さんのさまざまなご要望に対応できる経験豊かな歯科医師、スタッフが常駐しておりますので、いつでも気軽にお越しください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

矯正/40万円~、セラミック治療/4万円~、ホワイトニング/5万円~、インプラント治療/40万円~、スポーツマウスピース/3000円~、エアフローを用いたクリーニング/4000円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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