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健康面や表情にも影響する歯並び
小児矯正は早いうちに矯正歯科へ

岡本歯科医院

(大阪市鶴見区/横堤駅)

最終更新日:2021/10/12

岡本歯科医院 健康面や表情にも影響する歯並び 小児矯正は早いうちに矯正歯科へ 岡本歯科医院 健康面や表情にも影響する歯並び 小児矯正は早いうちに矯正歯科へ
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小さな子どもの歯が生えてくると、だんだん気になってくるのがその歯並び。「歯並びはこれで正しいのだろうか?」と漠然とした不安を抱える人や、また出っ歯や受け口、歯の重なりなどを見て、「本格的に矯正をしたほうがいいのだろうか?」と考えている人もいるのではないだろうか。「矯正は小児のうちに取り組むことによるメリットが大きい」と語るのは、横堤駅から徒歩10分の住宅街にある「岡本歯科医院」の院長・岡本政行先生。虫歯や歯周病治療はもちろん、豊富な技術・経験のもと、これまでさまざまな歯列矯正に取り組んできたプロフェッショナルだ。今回、小児の歯並びにはどのようなことが影響するのか、また小児矯正によるメリットや方法などについて、岡本先生に話を聞いた。

(取材日2021年7月30日)

正しく噛むことが美しい歯並びをつくるための第一歩。小児矯正で理想的な歯並びをめざす

Q小児の歯並びはどのようなことが影響されるのでしょうか。
A
岡本歯科医院 小児の矯正治療も行う医療法人M&N岡本歯科医院

▲小児の矯正治療も行う医療法人M&N岡本歯科医院

小児の乱れた歯並びは顎の成長不足の結果とも考えられます。顎の成長が不十分では永久歯が生えてくる場所が足りず、永久歯の本数が増えると歯並びは乱れてしまいます。噛むことが顎の発育刺激になりますが、柔らかいものばかりを食べていたり、野菜を細かく切りすぎたりしているとよく噛むことができません。また前歯を十分に使えていない食べ方も歯並びの乱れにつながります。よく噛むためにリンゴなど、前歯でしっかりかぶりつけるような食材を食生活に取り入れることが大切です。顔の70%ほどは上顎でできているので、小さい頃から前歯でしっかり噛める食生活を意識することにより、目や鼻まで変化し、バランスの取れた顔貌に成長します。

Q食生活以外にも歯並びに影響することはあるのでしょうか?
A
岡本歯科医院 模型や画像を用いた説明もしてくれる

▲模型や画像を用いた説明もしてくれる

悪い癖や姿勢も歯並びや不正咬合、顎関節症などの疾患に関係します。例えば、椅子に座って食事をする際に足が床についていないと、しっかり噛むことが難しいのです。また、無意識に口がポカンと開いた状態になっていると唇の筋肉が弱ってしまい、舌の筋肉に負けてしまいやすくなります。そうすると、舌の筋肉に前歯が押されて出っ歯の原因になってしまうことも。また、頬づえや顎を押すような癖があると顔がゆがむ原因に、指しゃぶりや唇を噛む癖も出っ歯や前歯が噛み合わなくなってしまう原因になり得ます。そこで当院では、舌や口の周りの筋肉を使うトレーニングや、正しい噛み方、食べ方、姿勢を含めて指導しています。

Q幼少期から矯正を始めるメリットについて教えてください。
A
岡本歯科医院 充実の院内設備

▲充実の院内設備

整った歯並びは歯磨きがしやすくなって清掃性が上がり、虫歯や歯周病のリスクの低減につながります。さらに噛み合わせが整うことで噛む力を適切に分散させられるため、一部分の歯にかかる負担を軽減させられることも期待できます。また、顔の成長は6歳までにほとんど完了するといわれていますので、幼少期から矯正を始めることで、表情のゆがみなど顔の不均衡が起こりにくく、均整のとれた顔立ちにつながると考えられます。もちろん、歯並びのコンプレックスを未然に防ぐことを重視し、自然な笑顔へと導いていきます。

Q小児矯正はいつ頃から始めればよろしいでしょうか?
A
岡本歯科医院 わかりやすい説明の岡本院長

▲わかりやすい説明の岡本院長

症例によって始める時期は異なります。まず受け口は3歳児健診で指摘されることも多い症例です。原因としては遺伝的な要因とそれ以外、例えば低位舌、上下口唇周囲筋のアンバランスなどがありますが、いずれにせよ早い時期に矯正を始めることで、将来的な顔の変形を最小限にして外科矯正を回避することも期待できます。一方前歯の問題は、前歯上下4本の永久歯が生えそろう7~8歳から矯正を始め、犬歯が生える10歳頃までに矯正が完了しているのが好ましいです。受け口や出っ歯はマウスピースタイプの装置、前歯の重なりは取り外しができる装置「床矯正」で顎を広げて歯が並ぶスペースを作り、固定式のブラケット装置で歯列を整えていきます。

Q矯正が必要かどうかの判断基準について教えてください。
A
岡本歯科医院 「なるべく歯を残す」が岡本院長のモットーだ

▲「なるべく歯を残す」が岡本院長のモットーだ

3歳児健診や、幼稚園・保育園、学校などの歯科検診で指摘された方は一度矯正歯科医師に診てもらうことをお勧めします。また親御さんから見て、お子さんの歯並びや話し方など気になる症状があれば、ぜひ来院していただきたいですね。実際に矯正をするかどうかに関しては、口腔内の状態や年齢、一人ひとりの成長具合によって異なるため、矯正歯科医師の判断を仰いでほしいと思います。矯正は、開始するタイミングの見極めや、医師の知識や技術により、終了後の仕上がりに大きな差が出てくるので、矯正に関する深い知識と豊富な症例経験がある矯正専門の歯科医師に相談することが大切です。

ドクターからのメッセージ

岡本 政行院長

なるべく歯を残すことをモットーに、これまでたくさんの方の矯正を手がけ、特に小児矯正は非抜歯矯正の症例を重ねてきました。歯並びに悩みがあり、食生活や姿勢に関して思い当たることがあったら、それを改めることは今日からでもできます。矯正を完了するまではそれなりに時間がかかりますが、目標に向かって頑張るのは勉強やスポーツも同じです。整った歯並びになった時に達成感を分かち合えるよう、一緒に頑張りましょう。最近では、矯正を受けたお孫さんに影響されて、矯正を開始されるおじいちゃんやおばあちゃんもいらっしゃるようです。矯正に年齢制限はありません。気になることがあればぜひ気軽にご相談してください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

床矯正/9万9000円~、マウスピース型装置を用いた矯正/8万8000円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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