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(公開日2020年6月25日)

福岡市に住む人たちが健やかに暮らせるように、行政はさまざまな取り組みをしています。ここでは、その一部をご紹介。市民参加型事業や市民の健康を守るための取り組みなど、暮らしていても実は知らなかった新たな発見があるかもしれません。

福岡100

人生100年時代を見据えた持続可能な社会の実現をめざす「福岡100」
市民、企業、大学など地域全体が協力し多彩なプロジェクトを展開中

「人生100年時代へのチャレンジ」をスローガンに、誰もが心身ともに健康で自分らしく暮らすことができる持続可能な社会の実現をめざすプロジェクト「福岡100」。2025年までに100のアクションを実践することを目標に、さまざまなプロジェクトに取り組み、その内容を随時ホームページで公開している。働きたいシニアと雇用したい企業をマッチングする仕組みや環境をつくる「シニア活躍応援プロジェクト」の推進、在宅医療についての市民向けパンフレット「早わかり在宅医療」の作成、介護や福祉の仕事の魅力を伝える「ふくおかカイゴつながるプロジェクト」の推進など、その取り組みは実に多彩だ。市民はもちろん、企業や大学が持つノウハウを積極的に取り入れていることも大きな特徴。これからの人生100年時代に向けて想定される課題を、市民一人ひとりが自分事として受け止め、「オール福岡」で解決していけるよう取り組んでいる。

福岡市健康づくりサポートセンター

土日・祝日や平日夜間に各種健診を実施
糖尿病教室や、健康の維持増進に役立つ
健康教室・セミナーを開催するなどして
市民の健康づくりをサポート

複合施設「あいれふ」内にある「福岡市健康づくりサポートセンター」では、市民の健康的な毎日を支えるべく、さまざまな取り組みを展開する。ビジネスパーソンをはじめ平日日中に時間が取りづらい市民のため、健診は土日・祝日と奇数月第2火曜夜間に実施。女性医師が子宮頸がん検診を行う「女性医師DAY」を設けるほか、乳がん検診のマンモグラフィ撮影は女性放射線技師が担当するなど、女性への配慮も光る。健康に関する情報発信にも注力し、生活習慣改善をめざす「やせナイト塾」や「禁煙教室」といった各種健康教室を開催。「1日糖尿病教室」では、おいしいヘルシーランチも楽しめるそうだ。子育て世代にも利用しやすいよう、託児サービス(1人500円、要予約)も用意されているのも心強い。なお、健診・教室はホームページ等で開催状況を確認の上、予約申し込みを。また、ホームページでは現在、自宅でできる運動動画を配信中。

けんしんナビ

特定健診・がん検診の日程や空き情報などをチェックできる
予約サイト「けんしんナビ」で病気の早期発見・治療をめざす

定期的な健診・検診が重要であることは理解していても、仕事による多忙や危機意識の低さなどが理由で、受診がおろそかになっている人は少なくない。そんな人々の健康のために、福岡市では特定健診・がん検診をスムーズに予約できる「けんしんナビ」を開設。各地で実施される健診・検診日程や空き状況が確認できて、自分に合った健診・検診があれば、そのままウェブから予約が可能だ。性別や年齢を入力することで必要な健診・検診を調べることができたり、居住地や受けたい健診・検診の種類をもとに医療機関を検索できたりと、その機能は実に多彩。予約や検索ができるだけでなく、健診・検診の種類やそれぞれの詳細情報も丁寧に紹介している。さらに、健診・検診の重要さを啓発するための情報コンテンツも充実。積極的な情報の提供とスムーズな予約動線によって、市民の健康をサポートしていく。

市介護予防応援WEBサイト

「市介護予防応援WEBサイト」には、仲間と出会える団体や場所の案内など
介護予防にポジティブになれる情報が満載

社会の高齢化が急速に進み、平均寿命が80歳を超える現在、介護問題は誰にでも訪れる可能性がある。それを乗り越えるためにも、できるだけ介護が必要な状態にならないよう、高齢者自身が運動を日常生活に取り入れて介護を予防することが大切だ。福岡市では「一人では運動を継続するのが難しい」という高齢者の声を受け、仲間と楽しく運動を続けられるよう支援している。介護予防に役立つ情報を配信する「市介護予防応援WEBサイト」では、介護予防活動に参加できる団体を紹介しており、自宅近くの場所で実施している団体を検索することができる。そして「かんたん体操」「足元気体操」など、介護予防に効果的な6つの「よかトレ体操」を動画でわかりやすく配信して、日常生活に取り入れることを推奨している。

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