ドクターズ・ファイル特集

いざという時のために 救急・防災フェスタ2015

神奈川県が行う“介護ロボット普及推進センター事業公開事業所”に
ジャパンメディカルアライアンス「アゼリア」が加わりました!

医療・介護の現場に専用のロボットを導入することで、従事者の負担を軽くし、そして効率的なリハビリ効果が期待されるようになりました。

介護ロボットの普及のため、神奈川県では、協定を結んだ施設が介護ロボットを導入し、実績の蓄積と医療従事者などへのアピールの場としています。神奈川県では2012年より施設との協力体制を整えてきました。そして2016年、3施設目となる社会医療法人ジャパンメディカルアライアンス「介護老人保健施設アゼリア」と協定を締結。9月27日に催された締結式をレポートします!

協定書を結び、固く握手を交わす「介護老人保健施設アゼリア」川村施設長と黒岩知事

介護ロボット普及推進センター事業のねらい

医療や介護の現場で活躍する専用ロボットを現場で実際に使い、従事者に対し見学会を開催。導入する施設と県が協定を締結し、ロボットの効果をリアルに伝えることで介護ロボットの普及につなげます。医療や介護従事者の負担を軽減し、先進的なロボットだからこそできるリハビリにより、認知症などの疾患の改善・予防を進めます。今回社会医療法人ジャパンメディカルアライアンスと神奈川県が協定を締結したことで、県で3ヵ所目の公開事業所が誕生。施設ごとに異なる介護ロボットを導入しています。

ジャパンメディカルアライアンスが導入する介護ロボット

今回「介護老人保健施設アゼリア」に導入されたのは、「コグニバイク」(インターリハ(株))、パワーアシストハンド((株)エルエーピー)、シルエット見守りセンサ(キング通信工業(株))の3つ。それぞれのロボットの特徴、役割を紹介します。

コグニバイク

認知症の軽減を目的とするリハビリを行う介護ロボット。シートに座り、バイクを漕ぎながらパネルに表示される簡単な問題を解いていく。指定された回数どおりに漕ぎながら問題を解くことで、脳の活性化の効果が期待できるという。出題される問題は、パネルに表示されるじゃんけんのイラストに勝つように答えたり、簡単な計算問題だったりと多岐にわたる。

パワーアシストハンド

麻痺のある手のリハビリに使用される。手袋状の空気袋を膨張・収縮させることで手指関節の屈伸運動を無理なく行うことができる。手袋はサイズが豊富で年齢や性別に合わせてフィットするものを選べ、膨張収縮の強さも麻痺の進み具合により選択可能。安全性も考慮されているので安心して使用できる。

シルエット見守りセンサ

施設利用者の様子をシルエットで捉え、ベッドでの起き上がり、はみ出し、離床を区別して知らせる機能を持つ。利用者が危険な状態になったり、介助・介護を必要としたときに介護スタッフが迅速に知ることができる。シルエット画像なので利用者のプライバシーを守りつつ、常に利用者たちの安全面に気を配る介護スタッフの負担を大きく軽減。

神奈川県庁担当者からのコメント

見学会による介護ロボットの普及はもちろんですが、現場で実際に使うことで改善点や強化するポイントなども出てくるかと思います。そのレポートを上げてもらい、さらによりよい介護ロボットの開発、バージョンアップが期待できます。今回の協定締結により、公開事業所は3ヵ所となりました。この「介護ロボット普及推進センター事業」はますます進む高齢化社会に向け、介護ロボット事業の進化の一助となるかと思います。

締結介護ロボットの未来について、期待と熱意をもって話す黒岩知事。神奈川県におけるロボット事業の発展、そして高齢化が進む日本の介護福祉への想いを語った

黒岩知事の体験の様子

締結式では、導入される介護ロボットを黒岩知事が体験するという一幕も。認知症軽減を目的としたリハビリ介護ロボット「コグニバイク」にまたがり、実際にバイクを漕ぎながら問題を解いていった。

コグニバイクを実際に体験する黒岩知事。軽快にバイクを漕いでいく。パネルには大きな文字で問題が出題されるのでわかりやすい

パネルに表示されたじゃんけんのイラストに対して「勝つ」選択をしていく。ただ答えるのではなく常にバイクを漕ぎながらのため、慣れないうちは難易度が高い。黒岩知事も「難しいな、これ」と言い顔をほころばせる場面もあった。1回のチャレンジで10~15分。結果は印刷されるため、利用者のモチベーションの維持にもつながるだろう。

介護老人保健施設アゼリア 川村施設長のコメント

同事業に携わったジャパンメディカルアライアンスグループの職員と川村施設長(写真右から2番目)。ロボットを用いた介護・医療の発展

「シルエット見守りセンサ」は既に当施設で導入していて、職員たちから好評です。介護の現場では、職員たちに負担がかかってしまいますから、こうした取り組みを広めることで、社会的に介護についての負担を軽減することにつながると実感しています。もちろん、機械が良くても人間が使いこなさなくてはいけません。これは「シルエット見守りセンサ」に限ったことではありませんが……。一番憂慮していることは、システムに慣れ、頼りすぎてしまうこと。自分で見て感じたり、違和感を持って対応したりすることも大切ですから。そういった注意点も提示していき、より良い介護の現場づくりに貢献できたらと思います。認知症軽減を目的とした「コグニバイク」、脳卒中等で麻痺した手指のリハビリを行う「パワーアシストハンド」も含め、効果をどう数値化していけるかが課題といえるかもしれません。介護ロボットによるリハビリは、スタッフの手によるものとは役割が違いますから、有用性は高いと思いますね。この制度の目的のとおり、われわれが介護の現場で実際に活用することで、従事者の方々に広く知っていただけると、期待を感じています。




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