消化器内視鏡をはじめとする
3つの専門部門を柱に地域医療に貢献

川野 幸夫院長

川野 幸夫院長

1989年東京慈恵会医科大学卒業後、慶應義塾大学病院にて消化器外科を専攻し、関連病院、平塚市民病院などで研鑽を積む。大腸がんの研究で博士号を取得。2002年に「川野病院」へ赴任。2017年に3代目院長に就任。大腸・肛門病部門長を兼務。日本大腸肛門病学会大腸肛門病専門医。大腸がんを専門とし、内視鏡検査による早期発見や手術に注力している。

立川駅から徒歩5分に位置し、病床数75床を有する『川野病院』。患者の9割近くが地域のかかりつけ医として利用する身近な病院でありながら、救急指定病院としての役割を担い、内視鏡システムやCT、MRIなどの医療機器を完備。早期の検査や診断を可能にしている。
「人に優しく安全で、質の高い医療の提供に努めますという当院の理念を大事にし、患者さんの不安や悩みを少しでも軽くするような診療を職員一同で実践しています」、そう語るのは、昭和17年に設立された同院の3代目院長である川野幸夫先生。古くから地域医療に貢献してきた同院は、歴代院長が消化器外科を専門とすることから、消化器系をはじめとした外科を得意とし、平成29年11月には、消化器内視鏡、大腸・肛門病、鼠径ヘルニアの3つの専門部門を立ち上げた。整形外科、内科、皮膚科、リハビリテーション、各種健康診断など、予防から治療まで地域医療における中核の役割を担う病院だ。

消化器内科・消化器外科・肛門外科

開院以来、得意とする消化器外科
内視鏡による検査・治療にも注力

平成29年に立ち上げた消化器内視鏡部門では、専門の医師が内視鏡の検査、治療に力を入れているほか、大腸・肛門病部門では、大腸がん、痔、便秘や最近増加傾向にある過敏性腸症候群など、あらゆる大腸肛門の病気に対応。鼠径ヘルニアでは、「鼠径部切開法」と「腹腔鏡法」の手術が可能だ。

川野 勧先生

外科部長 川野 勧先生
1994年東京慈恵会医科大学卒業後、同大学外科学講座に入局。胃の腹腔鏡手術を専門とし、17年間勤務医として研鑽を積んだ。2010年から現職。日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医、日本消化器外科学会消化器外科専門医。

坂部 俊一先生

内科部長坂部 俊一先生
1994年東京慈恵会医科大学卒業後、同大学附属第三病院に勤務。内視鏡を専門に胃がんや大腸の診断と治療などに注力。2017年から現職。日本消化器病学会消化器病専門医、日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医。

消化器系をはじめとした外科に力を入れている同院。消化器外科と肛門外科は、大腸、肛門病を専門とする川野院長と上部消化管が専門の川野勧先生が、消化器内科は内視鏡を専門とする坂部俊一先生が担当しており、医師の専門性を生かした診療がそれぞれの科の強みだ。
川野勧先生が行う消化器系の手術は、約半数が痔疾患。その後に鼠径ヘルニア、胆石症などが続き、全身麻酔が必要な胃や大腸の手術も多数手がけている。特に痔の手術は、対応している病院が周辺に少ないこともあり、多くの患者が同院に訪れているという。
「難しい病気をわかりやすく説明し、患者さんに『心配ありませんよ』と声をかけることで、不安を払拭するよう心がけています」と話す川野勧先生。ストレスからくる過敏性腸症候群が増加傾向にある今だからこそ、下痢や便秘などの軽い症状でも気軽に来院してほしいという。
消化器内科では、大学病院で数多くの内視鏡手術を手がけた坂部先生の着任以降、経験が重要となる内視鏡による胃がん手術、大腸のポリープ手術への対応も強化された。炎症性腸疾患、潰瘍性大腸炎、クローン病などの診療も行っている。
「平成29年に着任したばかりで、まだ外来の混雑具合も穏やかなので、一人ひとりの患者さんをより丁寧に診察させていただいています」と話す坂部先生。身近な病院でありながら、専門的な知識と経験を持つ医師が常勤する点は、両科に共通している。
今後は、平成29年にスタートした大腸・肛門病、消化器内視鏡、鼠径ヘルニアの各部門に一層注力していく。

内視鏡検査・治療

川野院長が同院に赴任した2002年以来、力を入れてきた内視鏡部門では、咽頭の違和感が少ない細径経鼻内視鏡を導入し、より負担の少ない検査を行っている。大腸の内視鏡検査では、消化器内視鏡を専門とする経験豊富な3人の医師が検査を担当。検査後のおなかの張りを軽減できる炭酸ガス送気装置を使用するなど、苦手意識のある患者でも無理なく受診できるような配慮が。ポリープ切除、早期がん治療などの内視鏡治療も積極的に行っている。

精密な検査を快適に受けられるよう配慮されている内視鏡検査室

精密な検査を快適に受けられるよう配慮されている内視鏡検査室

内科

河野 毅先生

内科部長 河野 毅先生

1994年東京慈恵会医科大学卒業後、同大学附属青戸病院に勤務。遺伝学研究で博士号を取得後、ハーバード大学に3年間留学。2015年より現職。日本内科学会総合内科専門医、日本血液学会血液専門医、日本医師会認定産業医。

総合受付と広々とした待合室

総合受付と広々とした待合室

幅広い内科疾患の診療をメインに
専門の血液疾患にも対応

内科、循環器内科、神経内科では、常勤医師2人、非常勤医師4人が担当し、一般内科のほか、糖尿病、肝疾患、循環器の外来を曜日ごとに設置している。血液内科を専門とする医師と、消化器内視鏡を専門とする医師が在籍し、それぞれの専門性を生かした診療で他科との連携にも取り組んでいる。

内科一般に関しては全日診療、糖尿病、肝疾患、循環器疾患に関しては特定の曜日に外来を併設。患者の中心は、血圧の悩みや心不全、糖尿病などを抱える高齢者だが、血液内科を専門とする河野毅先生のもとには、紹介を受けて鉄欠乏性貧血などの血液疾患や甲状腺疾患、膠原病の患者も訪れるという。
「正しい診断をすることで、正しい治療へと導くことを心がけています」と語る河野先生。CTやMRIなどを有している同院では、画像診断がすぐにできるという利点を生かし、内科と整形外科、消化器外科など他科とも連携し、早期治療へと結びつけている。また、他の医療施設への紹介も迅速に行っている。
月1500人ほどの患者が訪れる同科。在宅医療、在宅リハビリテーションの経験も持つ河野先生は、できるだけ長く自分で通院できるよう、患者の健康を守っていきたいと語る。健康診断を含め生活習慣に関わる相談も可能な限り受けており、幅広く気軽に相談できるのも同科の魅力だ。

皮膚科

木村 俊次先生

皮膚科部長
木村 俊次先生

1971年慶應義塾大学医学部卒業後、同大学病院皮膚科勤務を経て、立川病院皮膚科部長に就任し、多くの手術を手がける。2004年より現職。皮膚腫瘍の研究で博士号を取得。日本皮膚科学会皮膚科専門医。

問診から診療、検査まで一つ一つ丁寧に患者と向き合っている

問診から診療、検査まで一つ一つ丁寧に患者と向き合っている

長年の経験を生かした丁寧な診療
幅広い疾患、日帰り手術にも対応

同院では、アトピー性皮膚炎、ニキビ、水虫、イボ、やけど、ウイルス性疾患など、皮膚科全般に対応し、必要に応じて入院加療も実施。漢方薬治療、液体窒素療法、小手術も行うほか、難病指定医療機関として、膠原病患者も受け入れている。経験豊富な医師による丁寧な診療が特徴の外来。

皮膚科では湿疹、あか切れ、やけどといった身近な疾患やケガだけでなく、風疹や麻疹、薬疹、毒疹などのアレルギー症状、カビ疾患や疥癬(かいせん)、マダニ症をはじめ細菌やウイルスによる感染症などにも幅広く対応。長年立川病院の皮膚科部長を務め、多くの手術を手がけてきた木村俊次先生と非常勤医師の2人体制で診療を担当している。
「正しい診断と適切な治療に努めています。痒いのは痛いよりもつらいと聞きますし、日常生活の不便を取り除き、穏やかな生活に戻っていただくための手助けをするという理念で取り組んでいます」と語る木村先生。水虫や変形による難しい爪切り、たこの処置なども医師自らが行うなど、丁寧な診療に信頼を寄せる患者も多い。放置すると皮膚がんへと変化する皮膚がん前駆症の症例経験も豊富だ。新しい病気や年度ごとの病理の動きにも注視し、近隣他科からの紹介患者も受け入れているほか、寝たきりが原因の床ずれや皮膚病にも対処している。

整形外科

三澤 寛子先生

整形外科医長
三澤 寛子先生

2009年聖マリアンナ医科大学卒業後、大学病院と大学関連病院で9年間研鑽を積む。2014年聖マリアンナ医科大学大学院を修了。2018年より現職。上肢と手の外科を専門とし、手術経験も豊富。日本整形外科学会整形外科専門医。

病気やケガの早い診断と
適切な治療を提供

さまざまな運動器の疾患を扱う整形外科。同院では、肩凝り、腰痛、捻挫、脱臼、椎間板ヘルニアや関節リウマチのほか、老年期に特徴的な骨粗しょう症や骨折など幅広い疾患に対応している。平成30年に着任した三澤寛子先生は、上肢と手の外科を専門に手術経験も豊富で、手のしびれを症状とする手根管症候群、腱の断絶、腱鞘炎などの治療も得意としている。同科では幅広い医療の提供をめざしており、周辺地域では数少ないリハビリテーション科と連携して治療にあたっているのも大きな特徴の一つだ。

リハビリテーション科

百瀬 康司さん

理学療法士
百瀬 康司さん

1999年、名古屋にある国際医学技術専門学校を卒業後、長野県松本市にあるリウマチに特化した丸の内病院に勤務。その後、整形外科、神経外科のクリニックで研鑽を積む。2008年から現職。理学療法士の勉強会で指導員も務める。

理学療法士4人体制で
回復期、維持期まで対応

外来では、痛みの軽減や体力維持を目的とし、回復期から維持期まで幅広く対応。病棟では、整形外科疾患の術後、外科疾患の開腹術後のリハビリテーションを中心に、高齢の患者の寝たきりの予防や早期退院の援助をしている。理学療法士として19年のキャリアを持ち、月に2回は勉強会を開いて後進の指導も行う百瀬康司さんは「患者さんを緊張させないこと」を心がけているという。各種リハビリ機器を完備し、極力痛みを出さずに効率良くアプローチする特殊な技術を用いて、最短での機能回復をめざしている。



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