循環器疾患専門の医療施設
高みをめざし、進化し続ける

心臓カテーテル治療を24時間提供する
所沢や飯能、川越地区の頼れる専門病院

小手指駅から徒歩15分、所沢入間バイパスからも近い『所沢ハートセンター』は、カテーテル治療をメインに24時間救急対応する、狭心症や心筋梗塞、心不全、不整脈など循環器疾患の専門医療施設だ。狭山市の総合病院に勤務していた時に、地域から心筋梗塞で運び込まれる患者の多さに心を痛めた桜田真己先生が、平成17年に開業したのが始まり。

当初は、所沢には西埼玉中央病院や防衛医科大学校病院など三次救急病床が数字上は足りていたため、ベッド数のカウントされない19床の有床診療所の「所沢ハートクリニック」として開設したが、救急医療を積極的に行い、平成26年には30床に増床、その功績によって救急指定病院となった。「循環器系の病気は専門医師でないとわからないことも多いもの。1人の先生だけでなく他の先生の意見を聞いてみたり、家族の冷静な判断を参考にしたりすることも重要です」

桜田 真己院長

桜田 真己院長
1984年防衛医科大学校卒業。自衛隊札幌病院内科、三宿病院循環器科勤務を経て、1993年より狭山病院(現・埼玉石心会病院)循環器科部長。2005年に「所沢ハートクリニック」を開院。現在は理事長兼務。日本循環器学会循環器専門医。

循環器内科

心肺停止でも迅速に救命をめざす 専門外疾患も密な病病連携で対応

循環器の治療は1分1秒を争うことから、64列CT等の先進機器を完備する同院。
ペースメーカー手術への対応、心臓疾患の予防や再発防止、
さらに心臓以外の病変においてもチェック体制を整えるなど、その領域を広げている。

三宅 隆之副院長

三宅 隆之副院長
1989年防衛医科大学校卒業後、海上自衛隊に6年間所属。舞鶴基地に赴任し、通修制度を用いて週2日、舞鶴共済病院で心臓カテーテルの研鑽を積む。1995年より狭山病院に勤務。2005年「所沢ハートクリニック」開院とともに入職。日本内科学会総合内科専門医、日本循環器学会循環器専門医。

循環器内科部長
江崎 裕敬先生
2003年防衛医科大学校卒業後、防衛医科大学校病院に入局。心臓カテーテルの経験を積むために2010年「所沢ハートクリニック」に入職。循環器内科部長を務める傍ら、2015年より東京慈恵会医科大学大学院で臨床研究に従事。日本内科学会総合内科専門医、日本循環器学会循環器専門医。

江崎 裕敬先生

同院では24時間対応で循環器専門の医師が必ず当直に就き、深夜でもカテーテル手術が可能。夜間の電話対応も医療系スタッフが行うため、緊急を要するか、他院・他科を受診すべきかといった判断を電話口でできるのも頼もしい。救急隊からの信頼も厚く、心肺停止状態で運び込まれる例も少なくない。多臓器不全で搬送された70代男性が懸命な集中治療の結果、半年足らずで歩いて退院したケースもあるという。「夜間、人手の少ない状況で人工心肺装置につなぎ、カテーテル手術で心拍が再開するとスタッフ全員がガッツポーズで喜び合うことも。この上なくやりがいがあります」と循環器内科部長の江崎裕敬先生。
高齢者の受診が増える中、「心臓疾患以外の病変にも気づく目を持たなければ」と語るのは、副院長の三宅隆之先生だ。心臓の冠動脈やそれと対応の似た足の動脈については磐石な体制だが、消化器や呼吸器、頸動脈で気になる点があれば、それぞれに適した病院に迅速に紹介するという。「見逃さないことが肝要。病病連携で地域全体の医療体制を向上させます」と三宅先生。
また、江崎先生は漢方薬の木防已湯(モクボウイトウ)を心不全に積極的に用いる。

「当院は桜田院長もサプリメントを積極的に活用するなど、患者さんのために行う探究を応援してくれる風土です。漢方の効果は私自身実感していて、今エビデンスをまとめているところです」

さらに進化し続ける診療領域

透析、リハビリ、アブレーション ニーズに応えた新機軸をスタート

2018年春よりスタートする外来透析室とリハビリテーション室。透析患者に多い糖尿病からの動脈硬化、心臓疾患のリスクに備えるとともに、心臓疾患に配慮したリハビリを提供することで再発予防に力を入れる考えだ。また、埼玉医科大学国際医療センターの協力の下、年内をめどに不整脈治療であるカテーテルアブレーションの提供体制構築をめざしている。

バイプレーン装置

一度の撮影で2方向から血管撮影が可能なバイプレーン装置

専門性の高いスピーディーな対応と 患者への温かな接し方が魅力

胸の痛みを訴える患者や、心臓疾患の疑いにより地域のクリニックから紹介を受けた患者が頼れる同院。
専門病院ながら温かで気軽に通える雰囲気で、当日に検査や結果報告、診断までスピーティーに対応できるのもメリットだ。

谷脇 正哲先生

循環器内科医長
谷脇 正哲先生
2004年浜松医科大学卒業後、狭山病院での研修、三井記念病院での勤務を経て、2011年より3年半スイス・ベルン大学病院に研究留学。2015年より現職。日本循環器学会循環器専門医。

前野 吉夫先生

前野 吉夫先生
2005年帝京大学医学部卒業後、河北総合病院での研修を経て、2014年より米国・シーダスサイナイ病院への留学でTAVIの研鑽を積む。2017年より現職。

若手の谷脇正哲医長と前野吉夫先生は海外留学を通じて先進の循環器医療を経験している。「欧米では治療データを臨床研究に生かして患者さんに還元するのが医師の使命」と語る谷脇先生は、スイスの元同僚との共同研究を再開させたばかり。テーマは、ステントの種類による経年変化の比較だ。心臓疾患治療にはスピードは必須だが、道具や機材、技術の進歩でより治療成績の向上をめざすことができる。そのためそうした研究を支援し、スタッフの一人ひとりが進化・進歩し続ける風土が同院にはあるという。
また、谷脇先生が留学中に感じたのは笑顔の効用。異文化圏で過ごす中で、笑顔で接すると相手の態度もやわらかくなると気づき、患者の緊張を和らげるためにも笑顔は大切だと実感したそう。その思いはスタッフ全体に浸透しており、前野先生も「当院なら当日に検査できて結果も出ます。問題ないとわかれば安心ですから、まずは気楽な気持ちで受診いただきたいですね」と優しくほほ笑んだ。

入院施設

ワンフロアにまとめられた入院施設は看護の目が行き届き プライバシーと開放感を両立させた空間に

開胸を伴わない低侵襲のカテーテル治療・手術が中心とあって、入院期間は2泊程度が多いという同院。全30床のうち、心臓疾患の集中管理室CCUが3床、集中治療からの回復室が2床、ナースステーションに隣接して配置されている。その他は4人部屋が4室に2人部屋、個室となっており、うち1室は一般個室の3倍ほどの広さで落ち着いたインテリアの特別室仕様。また、病室のある2階フロアには家族など見舞い客が入院患者と面会のできる待合ラウンジもある。窓が広く取られており、明るく開放感のあるスペースで、何家族かの利用が重なったとしてもゆとりのある空間となっている。

バイプレーン装置

大きなソファーのほか、応接テーブルも2セットある待合ラウンジ

バイプレーン装置

特別室にはくつろげるソファーも備えられ、家庭的な雰囲気

バイプレーン装置

個室はコンパクトながらも、ベージュトーンの壁色で落ち着ける空間に

バイプレーン装置

カーテンで仕切ってもなおスペースにゆとりのある4人部屋

しんとこ駅前クリニック

岡住 慎一教授

綾織 誠人院長
1992年防衛医科大学校卒業後、同大学校の附属病院や関連病院、自衛隊病院での勤務、米国国立衛生研究所留学等を経て、2014年より現職。日本循環器学会循環器専門医、日本老年医学会老年病専門医。

手術を行う際には、患者の体への負担を考慮して術式を提案

心臓から頸動脈、下肢血管まで熟練の臨床検査技師がエコー検査を行う

循環器疾患の初期・安定期から
高齢者の健康管理まで対応

サテライトとして平成26年、新所沢駅前に開院した「しんとこ駅前クリニック」。循環器疾患患者の安定期の診療や疾患の疑いのある人への対応のほか、心血管系疾患や高齢者の体調変化に対する診断・管理、生活習慣病管理も行う。

駅前という好立地で人通りも多い同院の入り口脇にはモニターが設置され、気になる病気・症状に関する情報が紹介されている。発信しているのは綾織誠人院長で、院内の待合室にも同じものがある。
「長く通院しているけれど良くならない、病気かどうかわからないが不調があるといった方への気づきや啓発になればと思っています」
よくあるのが足の症状。むくみやだるさで整形外科などに通う人も多いが、実は血管や神経系に原因があることも。その場合は適切な薬を服用することで、みるみる改善することもあるのだそう。老年医学の専門家でもある綾織院長は、いろいろな病気を併せ持つ高齢者の場合は気をつけることが多いと言う。
「いろいろな医療機関で不調を訴える度に新しく薬を処方され、似たような薬が重なっていたり、ある薬の副作用のために別の薬が出されたりしていることも少なくありません。主治医としては処方薬全体を見直して、徐々に減らし、患者さんにとって本当に必要なものに絞ることも大切だと考えています」


◆所沢ハートセンター 基本情報はこちら


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