自然に近いお産を基本に患者の気持ちに寄り添う
半世紀以上続く女性専科の病院

伝統の優しく温かな医療に新技術を加えてニーズに応える

小岩駅近くにある『岩倉病院』は、昭和30年に岩倉孝雄院長の祖父が開業して以来、自然分娩を基本として地域密着の周産期医療を提供してきた。平成23年には旧病院の目の前に移転・新築し、より清潔で心地よい病院に生まれ変わった同院。創立以来大切にしているのは「その人自身がどうしたいか」を尊重する、気持ちに寄り添う医療。こんなお産がしたい、あんな入院生活を送りたいという声に耳を傾け、できる限り希望に沿うことで、安心して出産や治療に臨んでもらえるよう心がけている。4D超音波診断装置など新しい設備・技術の導入にも積極的。経験豊富な医師やスタッフが、出産と女性特有の病気について手厚くフォローしている。
「祖父や父がつくり上げた伝統を守りつつ、新しい取り組みも進めて、安全なお産のお手伝いをしていきたいですね」と話す岩倉院長。その優しい笑顔も、代々受け継がれた伝統の一つかもしれない。

岩倉 孝雄

院長

1995年東京医科大学卒業。2015年岩倉病院院長就任。日本産科婦人科学会産婦人科専門医。地域医療に貢献する父や祖父を尊敬していた自分に気づき、産婦人科の医師に。趣味は熱帯魚の飼育。

01

診療内容の紹介

産科

どんな状況でも的確に対応できる熟練の医師による自然に近いお産

開業当初、「岩倉式」と呼ばれる和痛分娩を取り入れていた同院。「楽なお産、痛くないお産」は、今も病院の伝統として守られ、豊富な経験と培った技術によって、できるだけ自然に近く、痛みの少ない分娩をめざしている。

 

岩倉病院では自然分娩を選択する妊婦が多い。それは同院の医師が経験豊富で、帝王切開後の次子経膣分娩(VBAC)に対応でき、骨盤位(逆子)を矯正する外回転術も行うなど、長年培った技術で、できるだけ自然な分娩をサポートしているからだ。「ただ自然な分娩にこだわるあまり、何でも経膣分娩を勧めることは危険。症例ごとに適切な方法を選び、リスクもしっかり説明して対応します」と、岩倉院長の父で前院長の岩倉弘毅先生。緊急の出産や変調の場合は24時間対応するという。
昨今は父親などの出産立ち会いやビデオ・写真撮影の希望も増加。岩倉先生は「男性の協力は重要。家族でお産を迎えるのも良いことです」とほほ笑む。患者の希望にできる限り柔軟に対応するのも、長年受け継がれてきた「岩倉病院らしさ」だ。
新たな技術も積極的に取り入れ、4D超音波診断装置も導入。胎児の様子が、3D画像や動画でスマートフォンなどからも確認できる。進化する同院の産科では、今日も新生児が産声を上げている。

2015年4月に導入した4Dエコー。撮影した3D画像と動画は、オンラインで確認でき、診察日から3ヵ月間閲覧可能

岩倉 弘毅

先生

1963年千葉大学医学部卒業。同大学医学部附属病院、ニューヨーク州立大学メディカルセンター勤務後、1973年から岩倉病院勤務。2015年1月まで院長を務める。現在も産科診療の第一線で活躍中。

 

婦人科

一般診療から子宮頸がん検診まで女性の健康を幅広くサポート

不正出血や子宮筋腫などの女性特有の病気や症状を診療する婦人科は、一般診療、良性疾患の手術のほか、江戸川区の子宮頸がん検診を行う指定医療機関としての役割を担う。近隣に住むすべての女性にとって心強い存在だ。

 

同院の患者のおよそ3分の1が訪れる婦人科。幅広い年齢層の患者が、おりものの異常や生理痛、不正出血、更年期障害など、さまざまな疾患・症状で受診している。また、江戸川区の子宮頸がん検診の指定医療機関となっており、検査だけでなく良性の子宮筋腫や卵巣嚢腫は同院で治療可能。悪性腫瘍の場合は高度な手術や治療が行える大学病院など専門の医療機関を紹介しており、地域の女性医療の窓口としても存在感を示している。
婦人科を担当する古市賢一先生は、同院で勤続30年を超える大ベテラン。ここで出産した患者が婦人科を受診し、「お久しぶりです」とあいさつを交わすなど、診察室はアットホームで温かな雰囲気に包まれている。最初から大きな病院に行くのはどうかと迷う女性が、まず同院に相談に来ることも多いそうだ。「とにかく誠実に患者さんの話を聞いた上で、こちらの判断を加え、良い方向に導くことが大切です」
また、中国語や英語がわかる医師も在籍。誰もが優しい医療を受けられることをめざしている。

整理整頓された手術室。良性の子宮筋腫や卵巣嚢腫の手術を行っている

古市 賢一

先生

1976年東京医科歯科大学医学部卒業。同大学医学部附属病院婦人科・麻酔科、東京都立墨東病院を経て、1981年から岩倉病院勤務。以来30年以上、同院と江戸川区の地域医療を支えてきた。趣味は庭いじり。

 

助産師・看護師

妊娠・出産、その後の生活まで不安がないようにアドバイス

外来での妊婦検診から退院後の育児・保健指導まで、妊産婦のそばに寄り添って、幅広くサポートしてくれる同院の助産師・看護師。妊娠・出産・育児の不安を解消し、満足できるお産ができるように日々、尽力している。

 

妊産婦の悩みを聞いたり、良いお産ができるようにアドバイスしてくれる助産師と看護師。岩倉病院では妊娠37週目に「バースプラン」について妊婦とスタッフが話し合う場が持たれる。お産のニーズが多様化する中、「好きな音楽を聞いて出産したい」「夫にずっとそばにいてほしい」など希望は人それぞれ。同院の助産師・看護師は、どんな出産を望むのかを積極的に聞き、妊婦や家族が達成感を得られるお産になるようにプランニングしていく。一人ひとりの気持ちに寄り添う細かい気配りは、同院ならではだ。
また、出産後は母親としての一歩を踏み出した女性に、沐浴指導や授乳指導など、日常での新生児の世話の仕方をレクチャー。恐る恐るわが子を抱く新米ママを優しく見守り、指導する。
「赤ちゃんとご家族が明るく過ごしていくために、何ができるかを私たちはいつも考えています」と助産師主任の斉藤恭子さん。新生児と母親を支える、頼れる存在だ。

助産師主任の斉藤恭子さん。「生命の誕生の瞬間に立ち会えるのは、毎回感動です」

ミルクの飲ませ方からげっぷのさせ方まで丁寧に指導する

 

新生児サロン 両親学級

どんな疑問や不安も相談できる身近なスタッフと充実の各種教室

妊娠・出産や育児に不安がいっぱい。そんな新米パパママへのサポートが万全なのも岩倉病院が人気の理由の一つ。新生児サロンでのケア方法の指導、両親学級、マタニティーヨガ教室など、さまざまなメニューがそろう。

 

新生児サロンでは、赤ちゃんの抱き方、授乳、おむつ替えなどの指導や退院時指導のほか、予防接種や乳幼児健診、今後の家族計画についてなどさまざまなアドバイスを受けることができる。母乳育児をめざす母親が多いため、スタッフに見守られながら授乳したり、乳房マッサージを受けたりする姿が目立つ。サロンは好きな時間に出入りが可能。スタッフが常駐しているので、いつでも気になることを相談できる。生まれたてのわが子を抱いた母親たちが集まるので、楽しい交流の場にもなっているそう。
また、同院では両親学級やマタニティーヨガ教室など出産に備えた各種教室も充実。中でも両親学級は医師・看護師・栄養士・薬剤師による「産科教室」、看護師による「出産育児準備教室」、さらに助産師による「呼吸法講習会」とテーマごとに3回に分けて開催。万全の準備ができる。里帰りして他院での出産を予定している妊婦も参加可能だ。安心して赤ちゃんを迎えよう。

明るく広々した新生児サロン。スタッフの声や母親たちの笑い声が響くリラックス空間

内容が盛りだくさんの両親学級。ぜひ両親そろって参加を

02

注目の設備・機器

入院設備

 

4階 個室

過ごしやすい和・洋個室。家族と泊まれる部屋も

4階には洋室6室、和室5室、和洋室1室が並ぶ。機能的な洋室、障子のある和室、どちらも清潔で過ごしやすい。広い和洋室は家族も一緒に泊まれるので、子ども連れでの出産に最適だ。

3階 大部屋

同時に出産する妊産婦同士が交流できる大部屋

大部屋のメリットは、やはり同時期に出産する母親同士が仲良くなれることだろう。情報交換もでき、楽しい入院生活になること間違いなしだ。全床にテレビ・冷蔵庫を完備。

食事

専属栄養士が栄養バランスを考えたおいしい料理

入院中の楽しみである食事。専属の栄養士によって、栄養バランスや味はもちろん、見た目にもこだわった料理が出されている。写真は、魚のクルミかけをメインとしたメニュー。

母子同室の選択

出産後は赤ちゃんと一緒。疲れたときだけ別室に

同院では原則として産後2日目からは母子同室。しかし、疲れているときやゆっくり休みたいときは、申し出れば新生児ルームで子どもを預かってくれる。うまく使い分けよう。



◆岩倉病院 基本情報はこちら



病院・クリニック、医者を探すならドクターズ・ファイル
ドクターズ・ファイルは、全国の病院・クリニック、医者の総合情報サイト! 頼れる病院・クリニック、医者を独自取材! 診療科目、行政区、沿線・駅、診療時間、症状、病名、検査内容、特徴といったさまざまなこだわり条件からあなたがお探しの病院・クリニック、医者情報を探すことができます。 病院の基本情報だけでなく、先生に関する情報(診療方針や得意な治療・検診など)も紹介。