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記事公開日:2025/04/07

最終更新日:

医療従事者が間違うと恥ずかしい!「爆笑」の正しい使い方

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面接や、履歴書などの書類を作るとき、日本語を間違って使ってしまうと、恥ずかしいだけでなく相手に不信感を与えてしまう可能性があります。
入職した後をイメージし、採用担当者から「患者さんにも間違った言葉を使ってしまいそう」と思われてしまうことは十分にあり得るためです。
この記事では、間違いやすい日本語をピックアップしました。ちょっとした言い間違い・使い間違いで印象を悪くしないために、ぜひ正しい使い方を覚えておきましょう。

1 「一人で爆笑」は、誤用?

以下の面接シーンを見てみましょう。

~面接でのワンシーン~

ドクター「職場見学していただき、ありがとうございました。印象はいかがでしたか?」

応募者「とても和やかな雰囲気で、安心しました。特に先生方と看護師の方々の雑談が印象的で。皆さん話がお上手で、職場見学中だというのに、つい一人で爆笑してしまいました!」

ドクター「…」

上記を読んで、「一人で爆笑」という部分を「誤用では?」と思った人も多いかもしれません。
もしくは、違和感がなかった人もいるでしょう。

結論からいうと、現在、「爆笑」は「一人もしくは少人数で大笑いすること」も、「大勢が一度にどっと笑う」も、どちらも正解です。
今回取り上げる日本語は、本来の意味が誤用として広がっている言葉です。そのため誤りではありませんが、あえて面接の場では使わないほうが良いものです。

2 「爆笑」という言葉の歩み

実はこの「爆笑」という言葉は、独特の変遷を歩んできた言葉。

「姑息な」「確信犯」など、時代とともに意味が変化していく言葉は多数ありますが、「爆笑」は本来の意味が誤用と勘違いされてしまった言葉なのです。

まず「爆笑」は、大笑いすることの表現として、昭和初期から使われ始めた比較的新しい言葉ですが、当初は「一人で」「大人数で」といった人数を限定する意味はありませんでした。何人で大笑いしようが、「爆笑」と表現していいわけです。

しかし、ある時期から複数の辞書が爆笑の意味を「大勢の人が笑うこと」としたため、「一人(大勢ではない)で爆笑すること」は意味から外れてしまいます。
そのため、「大勢ではない状態で大笑いすること」を「爆笑」と表現すると、「誤用」といわれるようになりました。

3 「一人で爆笑」は間違いではないがあえて使わないのがベター

ただ、前述のとおりもともと「爆笑」に人数制限はありません。
2018年に発売された『広辞苑 第7版』では、ついに「爆笑」の欄に「一人もしくは少人数が、大声で笑うこと」の意味が追加され、現在では「誤用」ではないものの、あまりにも「一人で爆笑=誤用」のイメージが広まってしまっているのも事実です。

面接の場だったり、上司と会話する時だったりには、あえて使わないほうがいいといえるのではないでしょうか。

4 面接対策や書類の相談にはエージェントの活用を

面接や書類での日本語間違いをしないためには、第三者目線での面接対策や書類のチェックが有用です。転職エージェント「ドクターズ・ファイル エージェント」ではキャリア・アドバイザーの面接指導を受けることができます。
ぜひご活用ください。(ドクターズ・ファイル編集部)

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