医療法人社団 みうらクリニック

三浦 正義 院長の独自取材記事

みうらクリニック

(千葉市稲毛区/スポーツセンター駅)

最終更新日:2019/08/28

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稲毛にある「みうらクリニック」。診療内容は内科・外科・消化器・循環器と多岐にわたる。院長は三浦正義先生。優しそうな人柄と穏やかな話し方が印象的だ。また取材前にも多くの患者が駆け付けていたが、一人ひとりに丁寧にあいさつをして送り出していた。患者の訴えだけにとらわれず、全身を診ることをモットーとし、基幹病院が見落としてしまう症状も、細かく診断をつけているという。今回は、実際にここで診察した症例を挙げてもらいながら、三浦先生の思いをたっぷり聞いた。
(取材日2017年7月27日)

患者が最も幸せになる道を一緒に探す

先生の生い立ちを教えてください。

1

実家は松戸です。医師になったのは高校時代の学校の環境が大きいですね。そこは将来の進路に悩んだら医学部に行くべしといったような雰囲気がありましたから、私のクラスでも生徒50人のうち十数人が医学部に行きました。今では、医師を選んだことは良かったと思っています。一番は、さまざまな人々とふれあえるようになったことです。一方、自分の自由な時間がつくりにくいことは否めません(笑)。でも結局、それは患者さんのためになりますからね。こちらで病気がわかり、別の病院に紹介した患者さんのご家族からは「入院後、治療をして良くなってきています。本当にありがとうございました」といった言葉をいただきました。ただ「先生のおかげで」と言われるためにやっているわけではなく、あくまで医師の務めですね。

大学卒業後はどのような研鑽を積んだのですか?

千葉大学卒業後、附属病院の麻酔科に3年間入局し、その後、第一外科に移りました。そこでは消化器や乳腺、甲状腺、循環器といった幅広い科目での診療を経験しました。関連病院にも出向して研鑽を積んだこともあります。その後、千葉市立海浜病院に勤務しました。しかし今後の医師としての人生を考えたとき、体の一部だけを診ていく専門医ではなく、体全体を見たうえで診療していきたい、と思うようになり、大学時代の先輩が院長をしている中規模病院で勤務しました。そこでプライマリケアを身に付け、1995年にこのクリニックを開業しました。駅から遠く、クリニックが少ないこの地を選んだのも、自分の経験を生かしいろいろな疾患や患者さんを診たいと思ったことが理由としてはあります。

病院時代と開業後で、患者さんとの関わり方は何か変わりましたか?

2

大きな病院になればなるほど、「臓器の医師」になります。つまり特定の臓器だけを専門に診るスペシャリストになっていくということです。逆に言えば、自分の領域ではない臓器の疾患を抱える患者さんは、残念ながら対象外になってしまいます。ですが町の病院や、開業医は「うちに来るな」とは決して言えません。診察した方を高度な検査ができる病院に紹介しても、検査は不要ということでここに帰されてしまうこともあるわけです。そのときはどうしようかと一緒に考え、患者さんが最も幸せになる道の開を探ってあげる。それが町の開業医の仕事だと思っています。

思い込みにとらわれず上から下まで全身を診る

思い出に残る臨床例を教えてください。

3

つい最近のことですが、ある患者さんの調子が悪いということで病院の救急を受診したものの、「何ともない」と言われて帰されたらしいのです。それでも調子が思わしくないため、その救急部で撮ったデータを当院に持ってきて受診。私はそのデータを見て「何か変だな」と思いました。そこで検査をすると胆のう炎だということがわかり、紹介状を書き、再度病院に診てもらうよう患者さんに言いました。ただ、病院からは予約が立て込んでおり受診が少し先になると言われたというのです。そこで私は直接病院に電話し、担当医に「今からでも診ないとまずいですよ」とお願いし、ようやく治療に入ることができました。なぜ調子が悪いのか原因がわからない患者さんに対しても、このクリニックに来院していただいたからには最後まで責任をもって診ていきたいと思っています。

ここで診ているのはどんな科目ですか?

内科は循環器と消化器の2つに大別されます。ただ、心臓疾患の患者さんはその背景に糖尿病を持っている方も多いので、現在は糖尿病診療にも力を入れています。私はもともと外科の医師でしたから、勤務医時代は外科的なアプローチで心臓疾患に携わってきました。ですが開業してからは内科的な治療になりますから、心臓疾患やその背景にある糖尿病の治療に取り組んでいます。また以前は消化器外科も診ていた経験があり、内視鏡の検査の患者さんも多いです。最近、新しい内視鏡の機器を取り入れたこともあり、今も予約を多くいただいています。一方外科も標榜していますので手のケガなどで来られる患者さんもいらっしゃいますが、初期治療した後は専門病院に送るようにしています。また不定愁訴の中には何が隠れているかわかりません。どの病院に送るのが適切か正しい診断を心がけています。

診察で心がけていることは何かありますか?

4

上から下まで視診したり、足がむくんでないか触ってみたり、血管がちゃんと流れているか、目の色を診たり、細かく診ることを心がけています。喉のある部分を触ると甲状腺の腫瘍が見つかる場合もあります。患者さんは何らかの目的で来ているわけですから、その目的がある程度果たされて、「今日は来て良かった」と思って帰ってもらえるようにしたいと思っています。逆に慢性疾患であれば何のために通っているのかということを意識してもらうようなお話をしますね。例えば血圧を下げる薬を飲む目的は、単に血圧が高いからではなく、血圧が高いと起こりやすい病気を未然に防ぐためですよ、とお伝えして考えてもらいます。薬を飲むのはある意味「保険」ですよね。皆さん、車に乗るとき、保険に加入する日もあれば、入らない日がある、といったようなことはしませんよね。薬を飲むのはそれと同じ。毎日飲むからリスクマネジメントが可能になるのです。

「何か変」を放置しないで

スタッフのみなさんが丁寧に対応しているのが印象的ですね。

5

スタッフにはよく「神は細部に宿る」という言葉を言っています。ドイツの有名な建築家の言葉で、建物の細かい部分に神様がいらっしゃるからこそ、目立たない細かいところこそ手を抜かずに力を注がねばならないという意味がこめられています。私はそれを引き合いに出し、玄関にごみが落ちていたら拾うとか、鉢植えに水がなかったら誰でもいいから水を与えるといったことを実践してもらっています。木で例えるなら「幹」の部分は医院の在り方です。幹の部分はすでにクリニックとして、スタッフみんなに共有できていると思いますので、今後は葉っぱや根っこといった細かなところまで、スタッフそれぞれが気を配れるようにしようというのが合言葉になっています。

病院との連携に関して、取り組んでいることはありますか?

母校の千葉大学医学部附属病院、千葉医療センター、千葉市立青葉病院、千葉メディカルセンター、千葉市立海浜病院とさまざまな病院と連携しています。いずれの病院にも知り合いの先生がいるので、スムーズに連携が取れていると自負しています。その中には家族ぐるみで付き合いのある先生もいます。一緒に食事やゴルフに行っては親交を深めています。プライベートで付き合うと、相手がどんな人なのかもよくわかりますから、紹介するときにも役立ちますね。

最後にメッセージをお願いします。

6

「何か変だな」と思ったら気のせいと放置せずに来ていただきたいです。ある女性の患者さんで、バリウムの検査後に便秘が続くというので下剤を渡したのですが、しばらくするとおなかが張るということで再び来院しました。超音波で診ると子宮に巨大な腫瘍ができており、速やかに病院を紹介しました。ですから違和感があった時点で来院してほしいです。そして医師から診察後や検査後に「大丈夫」と言われて、それでもまだ「何か変」が続くようなことがあれば、しつこいくらい経過を追っていただいたほうが良いと思います。もちろん最終的に気のせいや疲れという診断がつくこともありますが、一回の検査で終わりにせず、受けられる検査は全部やってほしいですし、私たちもそれに最大限応えたいと思います。また「何か変」と感じる前に検診を受けていただき、なるべく初期の段階での発見・病気の予防も大切にしていただきたいです。



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