和光堂歯科医院

橋本 亘 院長の独自取材記事

和光堂歯科医院

(日野市/日野駅)

最終更新日:2020/04/01

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日野市多摩平の一画にある「和光堂歯科医院」。2代目を務める橋本亘院長は、子どもと接することが大好きだという気さくで話しやすい歯科医師だ。30年近く地域住民の歯の健康を守る傍ら、「生きがい」と語るほど水泳にも没頭し、大学在学中から、あらゆる年代の子どもたちに水泳の楽しさを教えている。その経験は診療でも生かされ、歯医者嫌いの子どもが、橋本院長と接するうちに「遊園地へ行くような気持ち」で通院するようになったこともあるとか。待合室の壁一面に飾られた歯科関係の修了証や認定証、水泳にまつわる表彰状。それらに並んで、患者からのプレゼントが額装されていた。人を大切にする橋本院長の温かな人柄に触れる取材となった。
(取材日2018年4月5日)

患者の生活背景にも目を向けて診療にあたる2代目院長

こちらの歯科医院の歴史について教えていただけますか?

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当院は、私の父が50年以上前に開業しました。外科を標榜していた祖父をはじめ、親戚の開業医は代々「和光堂」と名乗るのが習わしだったそうです。皆さん、高齢のために次々と閉院され、当院が最後の「和光堂」となりました。私が院長を務めるようになったのは2003年からです。正式に代替わりする前も親子で2年ほど一緒に診療を行っていました。現在のような西洋風の外観になったのもその頃です。院内を完全バリアフリーに改装し、誰もが安心して通えるように工夫しました。おかげさまで、お付き合いの長い患者さんが多く、日々感謝の気持ちで診療にあたっています。スタッフも明るい笑顔で患者さんと接しているので、お子さんやご高齢の方からも親しまれています。中には、スタッフとの会話を楽しみに通われている方もいらっしゃるんですよ。

どういった分野で経験を積まれてきたのですか?

大学卒業後は口腔外科の医局に残って勉強しながら、小児歯科についても学んでいました。昔から子どもと接することが大好きでしたからね。その後も、口腔外科の素晴らしい先生と一緒に仕事をする機会に恵まれ、いろいろと勉強させていただきました。1986年から15年間は、父が懇意にしていた先生の歯科医院を引き継ぎ、平山地区で院長を務めて診療にあたっていました。あと、口の中の健康面からスポーツ選手を支えるための勉強もしています。口腔内の状態とスポーツの間には密接な関係があって、虫歯が痛んだり嚙み合わせが悪かったりすると最高のパフォーマンスができないといわれているんです。運動部の顧問や監督、学校の先生にもそういったことを理解してもらえるよう活動もしています。

診療で心がけているのは、どんなことですか?

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口腔外科の医局にいた頃、「口や歯だけを診るのではなく、全身を診る。そして、患者さんの生活背景や置かれている環境にまで目を向ける」と教わりました。歯科の基本ともいえるこの教えを、今でも忠実に守っています。以前、原因不明の歯の痛みを訴えて来院された患者さんが、受験が終わった途端に症状が治まるということがありました。訴えに耳を傾け、背景まで理解することがいかに大切かを実感した出来事でしたね。もう1つ心がけているのは、患者さんの考えをくみ取り、納得していただいた上で治療を進めることです。例えば、歯科医学的に見て、どうしても歯を抜かなければならない場合でも、患者さんが歯を残したいと希望されれば、残した場合のデメリットを、わかりやすい言葉で丁寧にお伝えした上で、患者さん自身に最終判断をしてもらっています。

水泳指導の経験を糧に愛情をもって患者と向き合う

水泳のコーチもされているそうですね。

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はい。子どもの頃から泳ぐことが好きで、水泳部のキャプテンを務めていた大学時代に水泳指導員の資格を取りました。それで在学中から、ご縁のあったいくつかのスクールでコーチを務めていたんです。歯科医師になってからも、仕事と両立できる範囲で指導にあたり、これまでにベビースイミング教室で教えるほか、幼児、小中学生、高校生と幅広い年代の子どもたちに教えてきました。現在は、水泳部の外部コーチとして中学生を教えています。水泳の指導を通して、私自身もたくさんのことを学ばせてもらっているんですよ。日頃の診療でも、お子さんとコミュニケーションを図る際に大いに役立っています。もはや水泳は生きがいそのものです。

診療では、どのようにしてお子さんとコミュニケーションを図っているのですか?

小さなお子さんの場合は、歯科医院が怖いところではないと思ってもらうために、「tell(話す)・show(見せる)・do(行う・やらせる)」の3つを意識しています。例えば、機材などに触れてもらって“体験”させると、興味を持って面白がってくれるので、おのずと治療にも積極的になってくれます。怖くて診療室にも入れなかったお子さんが、今では「遊園地へ行くような気持ち」で通っているんですよ。もう少し大きい思春期のお子さんの場合は、話をよく聞き、認めてあげることが大切です。思春期を過ぎたら、もう大人と同じですから、歯が悪くなった理由を説明し、どうすればよいか自分で考えるよう促しています。

院長の経験を踏まえて、歯磨き嫌いのお子さんを持つお母さん方へメッセージをお願いします。

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どうか根気よくお子さんと向き合ってあげてください。かたくなに歯磨きを嫌がっていても、愛情をもって接し、できたことを褒めてあげたら、ある日、突然自分から口を開けてくれるようになります。苦難を乗り越え、何かをやり遂げたときに見せる子どものキラキラ輝いた目は本当にいいものです。以前、親子スイミングスクールでコーチをしていた時のこと、お母さんとお子さんが、ともに25メートル泳げるようになりました。親子そろって、とてもいい笑顔で喜ばれていて、きっと家に帰ったら、お父さんも交えて水泳の話で盛り上がるんだろうなあと想像し、私までうれしくなりましたね。診療においても、たくさんの親子を笑顔にしていきたいと思っています。

素敵な笑顔を守るため、口の中の健康を一生涯サポート

印象に残っている患者さんはいらっしゃいますか?

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この仕事は、患者さんに教わることばかりです。以前、明治生まれのおばあさんに歯茎のマッサージを勧めたら、「そんなこと昭和の初期からやってきたわよ」と笑われてしまいました(笑)。定期的にメンテナンスに通い、きちんと歯磨きをしている方は、100歳を超えても背筋をピンと伸ばして趣味を楽しまれていたり、会話もスムーズだったりと心身ともにお元気な方が多いですね。生まれ持った歯を多く残してお口の中を健康に保てば、全身の健康も維持できるという歯科医学の理論が実証されていると感じます。だからといって、歯が悪い方も諦めないでください。40年近く歯磨きをしていない中高年の方でも、根気よく治療に通い、家庭でもしっかり歯磨きをしてプラークコントロールを行ううちに、健康な口腔内環境を取り戻された方がいますよ。

水泳以外では、どのようにプライベートをお過ごしですか?

普段は、口の中のコンマ数ミリという細かな違いを意識して仕事をしているため、たまには大自然の中で心を解放しようと、年に3、4回ほど海釣りに出かけています。私に魚釣りを教えてくれたのは亡くなった父でした。海釣り以外にも、川釣り、磯釣り、船釣り、渓流釣りと“英才教育”を受けてきたので、一通りこなせます。水泳が好きになったのも、幼い頃から海や川へ連れていってもらったからでしょうか。父は、親としても歯科医師としても尊敬できる人でした。亡くなる間際、枕元へ駆けつけた時、「亘、患者さんが待っている。診療へ行け」と言われたことが、いまだに忘れられません。死に瀕しても、こんな言葉が言える人間になりたいと思いました。

最後に今後の展望をお願いします。

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先ほど、口腔内の状態とスポーツとの間には密接な関係があると話しましたが、楽器の演奏についても同様で、口の中の状態によって音色がまったく変わってきます。それほど口腔内環境は、生活のあらゆる場面に影響を及ぼし、全身の健康、さらには心の健康にまで関わってくるものです。思春期に入ったお子さんが、歯並びや歯が抜けた状態を気に病んで引きこもりになってしまうケースも聞かれるぐらいですからね。私の願いは、この地域の皆さんに一生笑って過ごしていただくことです。笑顔というのは、年齢に関係なくいいものですよね。にっこり笑ったとき、笑顔の魅力が増すように、これからもスタッフともども、お口の中の健康をサポートしていきたいですね。

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