医療法人社団 慶優会 増本整形外科クリニック

増本 項 院長の独自取材記事

増本整形外科クリニック

(杉並区/荻窪駅)

最終更新日:2020/04/01

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荻窪駅南口から徒歩1分にあるのが、スポーツ医学とリハビリテーションを得意とする「増本整形外科クリニック」だ。2002年の開業以来、多くのスポーツ選手が訪れているほか、一般整形外科としても子どもから高齢者まで幅広い患者の診療を行う。増本項(こう)院長は高校大学時代、バスケットボール部で全国大会優勝経験の持ち主。選手時代にけがに苦しんだ経験が整形外科の医師を志した原点であることから、スポーツをする患者の気持ちに寄り添う治療を展開している。多くの患者たちが信頼を寄せる、優しく心熱きドクター増本院長に、患者への思いを聞いた。
(取材日2019年12月9日)

チームワークでスポーツ選手から高齢者まで広く対応

クリニックの特徴を教えてください。

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当院は一般の整形外科とともに、スポーツ医学とリハビリに特に力を入れており、スポーツ選手の患者さんが多いのが特徴です。クリニックのポリシーは「医療はチームワーク」。受付、理学療法士、看護師の全員が心温かく優しい人の集まりで、コミュニケーションがしっかり取れているのが自慢です。上下関係をつくらず、常に患者さんに対する「気づき」を共有できる職場づくりを心がけています。同時に「機械に頼らない診察と治療」も重視。人の手に勝る機械はないというのが僕の持論で、肉離れや靱帯損傷も画像診断に頼らず必ず手で確認します。リハビリも同様で、常勤の理学療法士9人と助手5人が、患者さんのためになる医療を提供するため、直接患者さんと接して手で触れ患者さんに合わせた施術を行っています。

新しい医療へのチャレンジも続けているそうですね。

慶應義塾大学病院との連携で、再生医療の研究を続けています。例えば、肘の靭帯の手術をすると通常は復帰をするのに2年以上、バスケットボール選手に多い膝蓋腱炎いわゆるジャンパー膝は、難渋すると何をやっても解決が期待できないこともあります。学生スポーツの期間は限られており、けがで試合に出られない、練習もできないというのはとても酷なもの。けがで苦しむ選手を早期に復帰させてあげたいというのがスタートでした。そしてこの研究は、スポーツ選手だけではなく、一般の変形性関節症の患者さんへの活用も期待されています。スポーツ選手にも一般の患者さんにも常に満足度の高い治療を提供できるように、日々新しい治療や研究にチャレンジし続けています。

長く診療する中で、先生のお気持ちに変化はありましたか?

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自分自身が年齢を重ねるにつれ、だんだん、病気を治すというよりも患者さんの不安を解いているんだなと思うようになってきました。例えば、変形性腰椎症の患者さんが「治りますか?」と聞かれたとして、実際には、腰痛の症状の改善が期待できたとしても、変形してしまった骨は治すことはできません。でもそこで、この先、最後まで自分の足で歩くためにはどうすればいいかという将来的な見込みの話をすることで、不安は解いてあげられると思うのです。先が見えないのは人間にとって一番怖いこと。手術をしなくては治らないのではないかと不安を抱えている人に、ほかの可能性について話してあげるだけで顔色が変わり安心して帰っていかれることもあります。若い頃は、おそらく手術しか提案できなかったのですが、そこが時間をかけて変化してきたところですね。

選手時代のけがの経験から整形外科医師の道に

先生が整形外科の医師をめざしたきっかけは何でしたか?

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僕がスポーツの素晴らしさと出合った高校時代。バスケットボール部に入りチームワークの大切さを知り、一生の友人たちと医師になるという目標を得ることができました。僕が医師をめざしたのは高校3年生の春、全国大会前の関東大会でけがをしたときに遡ります。医師から「治るまで休みなさい」と言われ、結局、関東大会ではベンチでした。それまでずっと厳しい練習に耐えて努力してきたのに、試合に出られないというつらさ。その時に「選手の思いをくんで、試合に出るための治療はできないものか」と思ったのです。その時の悔しさが、僕に医師になることを決意させました。そして担任の先生の勧めもあり、整形外科をめざして慶應義塾大学の医学部に進学しました。今も常に患者さんの立場になって、患者さんが人として何を望んでいるのかということを一番に考えて治療にあたっています。

医師として大きな影響を受けた先生がいらっしゃるそうですね。

一人は、研修医2年目、静岡赤十字病院での直属の上司で慶應の先輩の小林慶二先生です。「医師になった時の初心を忘れるな。なぜ、医師になったのか、どういう医師になりたいのか考えなさい」、「手術室に入る時は常に『初めての心』を持ち、一からシミュレーションをして手術に臨みなさい」と厳しくも心に響く教えは、今も僕の指針となっています。もう一人も慶應の先輩で、慶應義塾大学病院で研修医6年目に指導していただいた冨士川恭輔先生です。冨士川先生から叩き込まれた「才能を持って生まれた人間はその才能を社会に還元する義務がある。君たちは慶應医学部に入って来たのだから、その才能を社会に還元するべく一生懸命仕事をしなさい」という言葉は、今も僕の心の支えであり原動力です。後輩たちにも伝えている言葉です。

東京でのオリンピック開催により、スポーツ医学も注目されるでしょうね。

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スポーツ整形外科は一般の整形外科の知識とスポーツに対する理解、スポーツ障害・外傷に対する専門的なノウハウを統合した分野です。スポーツ障害は、テニス肘、野球肩や野球肘など、スポーツの中の繰り返し動作で生じるもので予防が大切になります。一方、スポーツ外傷は突き指、脱臼、捻挫、骨折、靭帯損傷など、スポーツ中に一度の大きな外力により生じたけがのことで、発生の予防は困難です。当院では、選手の背景や意向を考えて最善と思われる治療を選択し、必要に応じて手術を行うこともあります。より専門性が要求される症例は、当院と連携している慶應義塾大学病院および関連施設にご紹介しています。

育った地元でスポーツ医学の経験を多くの人に還元

先生は長年、チームドクターを続けて来られたのですね。

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勤務医時代、バスケットボールチーム、陸上チーム、野球チーム、母校の慶應義塾大学のバスケットボール部などのチームドクターを務めました。チームドクターは、治療だけではなく、スポーツ障害の予防のための策を講じ、選手の健康管理から競技力の向上まであらゆる相談に乗る仕事で、地方での試合や海外遠征にも同行します。そして、試合だけではなく、その人の家庭環境などの背景も勘案しながら総合的に判断して、現場への早い復帰をゴールとして治療を進めていきます。

チームドクターとして、忘れられないエピソードはありますか?

野球チームのチームドクターを務めたのは、当時の監督が慶應義塾大学のOBで「選手の相談に乗ってほしい」と言われたのがきっかけでした。試合がある日は大学病院で朝から外来の患者さんを診察し、夕方にチームのもとへ。夜、試合終了後にけがをした選手の手当てをする。試合だけでなく合宿にも同行していたので選手たちのプレイ、動きを見るだけで体の悪い箇所が一目でわかるようになりました。ハードワークでしたが選手や監督に頼られてうれしいこともたくさんありました。本当に多忙な毎日でしたが家族の理解と協力のおかげでこのように深い仕事をさせてもらったと感謝しています。

先生の元気の源や今後の展望などをお聞かせください。

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生まれ育った荻窪で開業していると、小中学校時代の友人やご家族が「項ちゃん!」と言って来院してくれます。患者さんや保護者の方から手紙をもらうこともあり、これも本当に励みになります。また僕には娘が2人いるのですが、休日に娘や友人たちとテニスをすることも元気の源です。日々の診療についてはこれまでどおり、ずっと育ってきたこの荻窪の地を離れずに自分の信じてやってきたことを継続し、僕の培ったスポーツ医学を多くの患者さんに還元していきたいです。僕自身の目標としては、再生医療の研究を進めるほか、もう一度スポーツの現場で頑張りたいという気持ちが強いので、チームドクターにも復帰する予定です。



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