和気あいあいとした雰囲気に包まれた職場で、仕事と育児を両立しながら働いています
もりわき整形外科クリニック (境港市/上道駅)
看護師
宮下 麻衣さん
ワークライフバランスについて理解があり、
ストレスを感じにくい職場環境です
骨粗しょう症の治療を専門分野とする「もりわき整形外科クリニック」でパートタイムの看護師として勤務している宮下麻衣さん。前職のオペ室看護師から整形外科クリニックという異なる環境に転職し、仕事と育児とを両立させています。実際に働いているスタッフの目線から、クリニック全体の雰囲気やスタッフ同士の関係性、仕事と育児のワークライフバランス、専門的な領域への学びやサポート体制などについてのリアルボイスをお伝えします。
(取材日2025年1月15日)
実際に働くスタッフの目線から見てどんなクリニックですか? 職場の雰囲気や、院長の人柄を教えてください。
クリニック全体が和気あいあいとした雰囲気に包まれています。看護師は30代から70代まで幅広く在籍していますが、皆とても仲が良くて休憩時間などにはいろいろな話をしています。業務に関してわからないことがあったときにも気兼ねなく質問できる環境です。院長も優しいですし、診療経験が豊富で頼りがいもあります。専門的な質問をしても、曖昧な回答が返ってくることはありません。看護師として安心して仕事ができます。患者さんに関しても、リハビリテーションなどで長期にわたって通っておられる方も多いので、顔や名前を覚えていただけたりと、心の通った関係性を築けるのも魅力ですね。
子育てをしながら働いていらっしゃるそうですが、どのように両立されていますか?
私はパートで週3日の勤務と、無理なく働ける範囲で調整しています。ワークライフバランスに関してすごく理解のある職場で、仕事と子育てのどちらも余裕を持って取り組めるのでとても助かっています。実は、入職後2日目に子どもが発熱して急にお休みすることになったのですが、その時も皆さん理解を示してくださって本当にうれしかったです。先輩たちもほとんどが子育てを経験しているので、いろいろと相談に乗ってもらっています。院長もパパさんなんですよ。周りのスタッフの働き方を見ていても、育児のために短時間勤務制度を利用している正社員の方もおられますし「柔軟に対応してくれる職場だな」と感じていますね。
専門性の高いクリニックですが、宮下さんにとって知識や経験がある領域だったのですか?
看護師としては、前職はオペ室勤務だったので、実は整形外科の領域はもちろん、外来業務も未経験だったんです。入職にあたって不安なこともありましたが、先輩たちがわかりやすく教えてくださったので特に困るようなことはありませんでした。現在は、診察前の問診と検査を担当しています。問診は大切な業務で、患者さんの所見をうまく聞き出すことで検査の場所や範囲の正確な設定につながるので、先輩方をお手本に頑張っています。効率的に動くことは、患者さんの待ち時間軽減につながるので、みんなで工夫しています。検査も、骨粗しょう症の検査をする骨密度測定装置の使い方から始めて、少しずつできる範囲を増やせるように勉強しています。
もりわき整形外科クリニックの気になるQ&A
Q看護師の仕事内容と基本的な1日の業務の流れを教えてください。
A患者さんの問診から始まり、必要に応じてエックス線や骨密度などの検査、医師による診察と処置のサポートを行います。診療時間の前後30分を準備と片づけにあて、急患がない限り残業もほとんどありません。お昼の休憩時間は、ミーティングルームで食事をする人や、自宅に戻って家事をこなす人など、思い思いに過ごしています。全体のミーティングは月に1回で、毎日の朝礼はありませんが、各部門でしっかり連携が取れていますね。
Q教育と指導の体制について教えてください。
A決まったプログラムはありませんが、各部門に経験豊富なスタッフがいるので、診察を通してそういった先輩たちから学ぶことができます。スタッフは皆人柄が良く指導も上手なので、未経験者やまったく違う分野からの転職でも、スムーズに仕事が覚えられていると感じます。当院の看護師には「骨粗鬆症マネージャー」の資格所有者もいるのですが、他に希望する人がいれば資格取得のための研修が受けられるサポートも始める予定です。
Q勤務を考えている方に向けて、メッセージをお願いします。
A現在在籍しているのは、明るく優しい性格のスタッフばかりです。そんなスタッフたちに報いるためにも、当院ではストレスを感じないような環境の構築を心がけています。誕生日には希望者を募って食事に出かけたりしていて、喜んでもらっています(笑)。これからも人と人とのご縁を大切にしたクリニックづくりを通して、スタッフはもちろん、スタッフのご家族にも幸せになっていただきたいと思っています。