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よこやま内科 (町田市/町田駅)

横山信之 院長の独自取材記事

JR町田駅から徒歩1分。メディカルスペース町田の4階にあるのが「よこやま内科」である。院長の横山信之先生は内科のなかでも消化器内科を専門に、勤務医時代には内視鏡部長を務めたこともある経歴の持ち主だ。「よこやま内科」では従来の経口内視鏡のほかに鼻から入れる経鼻内視鏡を備え、検査の際に受ける患者の苦痛を和らげることに貢献している。柔らかな笑顔を絶やすことなくインタビューに応えてくれた横山院長。ついつい患者から体の不調以外のことも相談されてしまうというのも納得である。真摯に地域医療に取り組む横山院長にお話を伺った。

経鼻内視鏡を使うことによって、検査時の苦痛を軽減

医師を目指したきっかけを教えてください。

僕は小学校に入学するくらいまで、喘息持ちでした。夜中に咳き込む苦しさと、幼稚園で元気よく友達と遊べない寂しさは今でもよく覚えています。そんな病気と向き合っていたとき、お医者さんというのはとても頼れる存在だったのを幼心に抱いていました。「お医者さんに診てもらえば病気はよくなるんだ」というような。父も医師をしていて医療が身近な存在であったということもありますが、人から頼られるこの仕事にあこがれを抱くようになり、いつしか医師を目指すようになっていました。

日本消化器内視鏡学会専門医の資格をお持ちで、内視鏡検査を得意とされていますね。

当院では従来の口から入れる経口内視鏡のほかに、鼻から入れる経鼻内視鏡を使用しています。口からの内視鏡ですと、若い人など喉の反射が強い方は、太い管が喉に入ると嘔吐を誘発してしまい検査自体が非常に苦痛なものになってしまいます。そうなると、もう二度と検査を受けたくないと思ってしまいますよね。一方、鼻からの内視鏡はとても細い管を使っています。僕も受けたことがありますが非常に楽ですよ。麻酔もしますので、痛みはほとんど感じないといっていいと思います。経鼻内視鏡を使うようになってからは患者さんの負担は随分軽減されたと思います。「検査は二度と受けたくない」と思われてしまっては今後のためにもよくありません。患者さんに「検査はつらい」という思いだけは植えつけないように心掛けています。検査は基本的に予約制としていますが、飛び込みでどうしても今すぐ検査をして欲しいという患者さんがいれば、状況次第で受け入れるようにしています。

検査は何年おきに受けるとよいのでしょうか。

40歳以上の方には年に1回の検査をおすすめしていますが、若い方は健康な方が圧倒的に多いですから、みんながみんな年に1度の検査を受ける必要はないと思っています。でもどのような人に検査をすすめて、どのような人にすすめなくてもよいかという見極めはとても難しいところ。がんや悪性腫瘍は遺伝的な要因も考えられますから、ご家族にそのような病歴があるという人には積極的に検査を受けてもらいたいと思います。それから、普段さほどストレスを感じていないのに胃が痛むという人も要注意です。病気が潜んでいる可能性もありますので、定期的に検査を受けられるといいでしょう。

ときには胸の内を聞いてあげることも内科医として必要

患者さんと接するうえで心がけていることはありますか。

当たり前のことですが、患者さんのお話をよく聞くことです。電子カルテを使っているので、どうしてもコンピュータの方を向いてしまいがちなのですが、できるだけ患者さんの顔を見ながら話を聞くように心がけています。患者さんが言いたいことを言えて、聞きたいことが聞ける雰囲気を作り出したいですね。とくに胃腸の不調でこられる患者さんというのは、ストレスや精神的な面で問題を抱えている場合も少なくありません。体の症状などを聞いているうちに、仕事やプライベートなことなどの悩みを相談されることもあります。そういった話をお聞きすることも内科医として必要なことだと思っているので、時間が許す限り対応するようにしています。患者さんは胸の内を吐き出すことですっきりして、帰るころには体調もよくなったということも多々あるんですよ。

約20年間勤務医としてご活躍されてきましたが、患者さんのことで印象に残っていることはありますか。

記憶に残る患者さんとのエピソードはたくさんあります。そのなかでも、とくに若い方の悪性腫瘍というのはこちらも精神的にこたえますね。病院に来た時点でかなり病状が進行してしまっていて、どんな治療を施しても今の医療では治しようがないというケースが医師としていちばん辛いです。肝臓や膵臓といった臓器の悪性腫瘍の場合、自覚症状がなかなか出ず病気の発見が遅れてしまいがちです。早い段階で病気を見つけるには、やはり検査を受けていただくしかないんです。

開業してまもなく3年です。勤務医時代と比べて何か変わったことはありますか。

時間をある程度自分でコントロールできるようになったことが、いちばん大きな変化でしょうか。本音をお話ししますと、勤務医時代は拘束される時間も多く、体力的に大変でしたね。とくに当直では、朝から夜まで勤務して、泊って翌日の夕方まで働くことになります。当直でひと晩中働き続けているということはあまりないのですが、一回起きてしまうともう眠れないんですよ。勤務医ならだれしもが当直を担当しているわけですが、僕は40歳を超えたあたりから体がもたなくなってきましたね。開業することについてそれまであまり深く考えたことはなかったのですが、これを機に自分のやりたかった地域に根ざした医療をやろうと、開業することに決めました。

成人病予防のためにも体重管理は日ごろから

町田駅からすぐ近くという立地ですが、患者層に特徴はありますか。

ここは若い女性の患者さんが非常に多いですね。この辺りにお勤めの方が仕事帰りなどに来られているのではないでしょうか。風邪や胃炎など急性の症状を訴える患者さんが目立ちますが、なかには若い方でも高血圧、糖尿病、高脂血症など生活習慣病になってしまう方もいて、その数は増加傾向にあるように感じています。やはり不規則な生活が原因になっているのではないでしょうか。今は仕事を探すのもたいへんな世の中ですから、自分の好きな時間帯で好きな仕事を選ぶというのが難しい状況です。そうなるとライフスタイルに無茶が生じ、食生活が乱れ、寝不足にもなりとなってしまうんだと思います。

休日はどのように過ごされていますか。

本を読んだり、子どもと遊んだり、ごくごく普通の生活をしています。3人子どもがいるのですが、上は浪人中の息子と、中学二年生の息子なのでそれぞれ自分のことで忙しくしていますが、末っ子が4歳で娘なものですからまだまだかわいい盛りですよね。女の子なのになぜか好きな遊びは、仮面ライダーなどの闘いごっこ。歳が離れているので兄たちの影響というわけでもないのでしょうが、なぜかそういう遊びばかりを好んでいます。もちろん娘がヒーロー、僕は悪役になって倒され役を演じていますよ(笑)。

読者の方へのメッセージをお願いします。

できるだけいろいろな病状に対応するようにしていますので、体のことでちょっとでも気になることがあればお気軽にお越しいただきたいと思います。そして普段から気を付けていただきたいのが、やはり体重管理ですね。短期間に無茶をして体重を落とすのではなく、成人病予防のためにはとくに長期戦でかまえる必要があります。長期間続けられることをご自分で工夫されるといいでしょう。僕の場合、普段ここで仕事をして家に帰ると夕食を食べるのが10時くらいになってしまうのですが、夜遅くなってからの夕食ではお米を食べないようにしています。開業当時は夕食時普通に食べていたらどんどん太ってしまって(笑)。それでお米を食べないようにしたら太らなくなりました。お酒も飲みますし、おかずも普通に食べているのに効果があるので、これなら長く続けられそうです。患者さんにもおすすめしています。

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