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ありずみ消化器内科 (大阪市西区/桜川駅)

有住 忠晃 院長の独自取材記事

大阪でもしゃれた街として人気の高い「オレンジストリート」。その一角にある真新しいビルの3階に、2020年9月に開院したのが「ありずみ消化器内科」だ。大阪メトロ千日前線の桜川駅から徒歩約5分と便利な場所にある同院では、鎮静剤や炭酸ガスを用いた苦痛の少ない胃・大腸内視鏡検査に注力。更衣室や専用トイレも複数設け、安心して検査を受けられるような環境を整えている。風邪などの診療や生活習慣病治療など一般内科領域の患者も歓迎する有住忠晃(ありずみ・ただあき)院長に、消化器内科を受診すべき症状から、患者に接する際に心がけていること、注力する胃・大腸内視鏡検査についてまで、幅広く話を聞いた。

専門用語はなるべく使わず、わかりやすさを追求

消化器内科を選んだ理由を教えてください。

消化器内科は、食道・胃・小腸・大腸など口から肛門までの臓器、消化に関わる肝臓・胆嚢・膵臓など、幅広い部位を診る診療科であることに興味を持ちました。それに加え、内視鏡でがんやポリープの切除、肝臓の疾患に対する外科的処置など、外科手術とまではいかないまでも、それに準じた治療に取り組むことができます。こうした内科・外科の両方の側面を持つところに大きな魅力を感じました。消化器内科の領域である「おなかが痛い」という訴えは、風邪に次ぐくらい多い症状です。そういった面でも皆さんのお役に立てるということも、この仕事のやりがいにつながっています。

消化器内科を受診する症状、クリニックの特色について教えてください。

消化器の症状は、基本的におなかの症状が多いです。強いおなかの痛み、気持ち悪さや嘔吐、便秘や下痢など便通の異常などがあったら、消化器内科への受診も検討してみてください。当院が注力しているのは胃・大腸内視鏡検査です。大腸内視鏡検査は、大腸がんやポリープ、潰瘍性大腸炎・クローン病などの炎症性腸疾患の早期発見に役立ちます。また、肝臓や膵臓のがんや胆石を見つけるのに有用な腹部エコーもそろえています。当院では胃・大腸内視鏡検査に注力しているほか、生活習慣病治療、予防接種や風邪・インフルエンザの診療、禁煙の外来など一般的な内科の受診も歓迎しております。健康面で何か気になることがあれば、何でも相談いただければと思います。

患者さんに接する際に心がけていることはありますか?

クリニックや医師が敷居の高い存在であると、本音で話せないという患者さんも多くいらっしゃいますので、患者さんが言いたいことをすべて伝えられるような話しやすい雰囲気づくりを心がけています。また、こちらから検査の内容や病状、治療法などをご説明する際には、検査画像をお見せするなど視覚的なわかりやすさはもちろん、医療の専門用語は使わず、わかりやすい言葉でお伝えするよう注意しています。また、当院のスタッフたちも、患者さんにどう対応すべきかなどを自ら話し合って、より良くしていこうと動いてくれています。私から何か言うことは一つもなく、とても信頼できるスタッフばかりです。

苦痛の少ない胃・大腸内視鏡検査に注力

こちらで行う大腸内視鏡検査の特徴を教えてください。

大腸内視鏡検査を初めて受ける方は、どのくらい苦痛があるのかを一番心配されています。その不安を和らげるために鎮静剤を用いて、うとうとと眠ったような状態で大腸内視鏡検査を受けていただくことができます。このほか検査時に注入する空気を、体に吸収されやすい炭酸ガスにすることで、検査後の“おなかの張り”などの不快感を軽減しています。検査中は後の痛みや不快感につながらないよう丁寧に挿入し、鎮静剤が作用している間に完了できるようスピーディーに進めます。検査中に発見したポリープはその場で切除することもできますが、既往歴や服薬状況などを考慮し、リスクが高いと判断すれば入院施設のある医療機関をすぐにご紹介します。

大腸内視鏡検査をどんな患者さんに受けてもらいたいですか?

まだ大腸内視鏡検査を受けたことがない方に、まずはご自分の体を調べてみてはいかがですかとお伝えしたいですね。特に若い方は健康的で元気な方が多く、自分は大丈夫と思われる方も少なくありません。しかし、20代・30代と若くても、リスクがないわけではありません。若い方にもぜひ内視鏡検査を受けていただき、それをきっかけにご自身の健康について考えていただければと思います。院内設備は、腸管洗浄液を飲むなどの準備を行う前処置室のほか、更衣室や専用トイレを3つずつご用意しています。また検査後、鎮静剤から覚めるまで30分~1時間ほど休憩していただくリカバリー室も、ゆったりとお休みいただけるスペースです。どなたでも安心して検査を受けていただけるよう環境を整えています。

胃内視鏡検査についてはいかがでしょうか。土曜日も内視鏡検査が可能と聞きました。

胃内視鏡は従来の経口内視鏡に加え、鼻から挿入することで苦痛を軽減する経鼻内視鏡も用意しています。2種類用意している理由は、鼻に疾患がある方、鼻の中が狭く挿入が困難な方もいらっしゃるためです。大腸内視鏡同様、鎮静剤を使用するなど、できる限り苦痛を軽減できるように取り組んでいます。当院ではお勤めの方も仕事を休まず受診できるよう、土曜日にも内視鏡検査を実施しており、胃・大腸の各内視鏡検査を同日にまとめて行うこともできます。

若い世代に検査を。消化器系疾患の早期発見・治療を

とても明るく広々とした気持ちのいいクリニックですね。

患者さんが窮屈に感じないよう、全体的にゆとりを持たせました。入り口には車いす用のスロープを設置し、トイレも含め完全バリアフリーとなっています。当院がある立花通りは通称「オレンジストリート」と呼ばれるファッションやインテリア、カフェなどおしゃれなお店が連なる大阪の人気スポットです。この「オレンジ」にあやかり、ダリアの花をモチーフにイニシャルのAを入れたロゴ、待合スペースのソファーなど要所にオレンジ色を使用しているので、院内が温かみのある色合いになりました。

今後の展望を教えてください。

やはり内視鏡検査を充実させ、多くの患者さんに受けていただけるクリニックにしたいと考えています。そして大きな目標としては、消化器疾患で亡くなる患者さんを減らしたいという思いがあります。この地に開業した理由の一つは、若い方が多い土地柄であること。先ほども申し上げたとおり、若い世代の方も健康に興味を持っていただき、検査を受けることの重要性を知っていただけるよう、努めていきたいと思います。また個人的な目標をいえば、3人いる私の子どもたちに自慢できる、後を継いでもらえるようなクリニックにしたいですね(笑)。

読者へのメッセージをお願いします。

胃や大腸の内視鏡検査は、受けたことがないという方も非常に多いと思います。苦しい、つらいといったイメージが強いですが、苦痛が少なくなるよう工夫し検査を行っていますので、大腸がんのリスクが上がる40代以降の方であれば、一度は受けていただきたいですね。また消化器に関係する不調がある場合はもちろん、風邪や予防接種、生活習慣病など、一般的な内科領域も診察しています。当院で対応できない疾患のときはすぐに大学病院など適切な医療機関を紹介させていただきますので、何か健康面で気になることがあれば、気軽にご相談ください。

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ありずみ消化器内科の求人

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