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すどうからだのケアクリニック (小牧市/小牧駅)

田本 篤司 院長の独自取材記事

小牧駅から車で約10分。国道41号線沿線にある「すどうからだのケアクリニック」は、消化器内科と内科のほか、リハビリテーション科、老年内科の診療も行うクリニックだ。「すどうストレスケアクリニック」と連携しながら、心と体のケアを行っている。院内は明るく広々としており、幅広い年齢層が通いやすいバリアフリー設計を採用。誰もが通いやすいクリニックになっている。院長を務めるのは、穏やかで優しい笑顔が印象的な田本篤司先生。総合病院や基幹病院で、消化器内科の専門的な検査スキルを磨いた経験ももつ先生だ。「患者さんと話をするのが好き」という田本院長は、「どんなに些細に思えることでも相談してもらえたら」と話す。そんな田本院長に、診療方針や今後の展望など、クリニックにかける思いを聞いた。

症状や不安を和らげ、親身に寄り添う医療をめざす

まずは、これまでの先生の経歴からお伺いします。

クリニックで勤務する前は、愛知医科大学病院をはじめ、総合病院や基幹病院の内科に勤務していました。学生の頃から内視鏡検査に興味があり、胃や大腸だけでなく胆道系から診る検査などの技術も学びたくて研鑽を積んでいました。実際、内視鏡検査は数多くの経験をさせていただき、さまざまな症例を診ていましたね。現在に至る転機となったのは、8年前にやまもとクリニックで勤務を始めた時です。総合病院のように専門的ではなく、もっとトータルな視点で患者さんを診る機会がとても増えました。ここでの経験が、クリニックならではのやりがいに気づくきっかけでしたね。

以前のクリニックでの勤務経験が今につながっているということですね。

そうですね。8年間勤務していたのですが、誠心誠意向き合う姿勢を患者さんは認めてくださるのだな、というのはこの時期に気がつきました。独立や開業といった視点がもてるようになったのも、この頃からです。責任感をより強くもち、働ける方向性を模索する中で、現在のクリニックと出会い今に至ります。「しっかりと患者さんに寄り添っていく」というのが、私のめざす医療なのですが、そうした思いも反映できると考えています。

どのような症状で来院される患者さんが多いですか?

幅広い年齢層の方がいらっしゃいますが、腰やひざの痛みを訴えて来院される高齢の方が多い印象です。当院では、リハビリテーション科もありますので、気軽にお越しいただけるようです。クリニックの環境では難しい専門的な治療や検査もありますので、近隣の基幹病院とも連携をとりながら診療を行っています。年齢的な症状は、すべてを解決するというわけにはいきませんが、10%でも20%でも症状や不安を解消することで少しでも楽になってほしいという思いです。私自身話をするのが好きなので、「こんなこといったら駄目かな」というようなことでも気兼ねせず、お話ししてほしいと思っています。

些細なことをなんでも話せて、聞けるクリニックへ

先生が診療で大切にしていることをお伺いいたします。

患者さんと壁をつくらずに、ざっくばらんに話ができるような診療を大切にしています。緊張されている方であれば、まずは話しやすい環境をつくるところから始めていますね。医師って「話しにくい」とか「怖い」といった印象をもたれがちですが、そんなことはない、ということが伝わればうれしいです。私としては、例えば患者さん自身のことでなくて、家族や親戚のことで不安があるのならば相談してもらえる関係性になれればと思っています。あとは、患者さんと一緒に治療を進めていきたいという思いがありますね。検査にハードルを感じる方もいるので、まずは投薬などで様子を見て、必要に応じて提案するようにしており、「こうしなさい」ではなく、「こうしたらどう?」とお声がけをするようにしています。患者さんと一緒に考えて、一緒に頑張っていく診療が理想ですね。

まさに、患者さんに寄り添うということですね。地域医療を行う上で大切にされていることも教えてください。

私は、それぞれの特性に合った医療を展開していくことが理想だと思っています。やはり専門的な治療となると、クリニックだけでは対応が難しい場合もあります。特に、入院の必要性が高いときには連携する基幹病院に紹介し、検査や治療を行ってもらうようにしています。その後、専門的な治療が終わり、投薬などの回復期に入ったら今度は当院で診ていくというような連携をとっていますね。一方で、基幹病院に検査を依頼すると、どうしても待ち時間が発生してしまうものもあります。「ここで検査をできないのであればしなくてもいい」と考える方もいらっしゃいますので、当院でも可能な範囲の簡単な検査はこれから充実させていく予定です。

すどうストレスケアクリニックとの連携についても教えてください。

心の面を診る医師と、体の面を診る医師が連携することで、心と体を同時に診ていけると思っています。心身ともに癒やされることで、患者さんに元気になってほしいというのが私の気持ちです。これまでにも、精神的なストレスが原因となって体への影響が表れている方も多くいました。例えば、うつ病を患った患者さんを診ていたことがあるのですが、じっくりお話を伺うと会社でのトラブルも多く、お話の途中で涙される方もいらして……。連携することで、そういった心の面の回復を図る提案の幅を広げられると感じています。

検査の充実を図りながら地域密着型の医療を提供する

先生が医師をめざしたきっかけについて教えてください。

父が外科の医師として開業していたことが、やはり影響していますね。長男だったこともあり、幼少期から医師になるイメージをもっていました。本来は継ぐべきところだとは思うのですが、私は内科のほうが向いていたこともあり、今の道に進んでいます。ちょうど自分の専門を決めるタイミングで、消化器内科を専門とする先輩に出会ったのですが、その時に内視鏡検査の面白さを教えてもらいました。外科ではないけれど、外科に近い治療ができることが内視鏡検査の魅力だと感じましたね。さまざまな症例を診てきた経験は、今後の診療にも生かしていけると思っています。

今後の展望について教えてください。

当院で行える範囲の検査を、より充実させていこうと思っています。以前から行っていたエコー検査に加えて、2022年3月からは巡回CT車を運営する会社と提携し、当院でCT検査が行えるようになります。先ほども少しお話ししましたが、CTの撮影は基幹病院など大きな病院だとかなりの時間待たなければならない。高齢の方や子育て中の方、仕事の合間で検査をしたい方にとっても、それだけ長い時間待つのは大変なことです。当院でCTが撮れるようになれば、来院してすぐに撮影ができるような体制をつくることもできます。また、院内で血液検査が行えるような環境整備もさせていただいたので、より地域に合った医療を提供していけるようになると思います。

最後に読者の皆さんにメッセージをお願いします。

病院といえば、治療や検査をするところというイメージがありますが、相談だけでもまったく問題ありません。ちょっとした体の変化や気がかりがあれば、遠慮せずご相談いただければと思います。「こんなことで病院に行って良いのかな」と思う方ほど、足を運んでいただけたらうれしいです。私は内科が専門なのですが、例えば「歯が痛い」といって来院されてもすぐに断ることはせず、お話をお伺いしたいと思っています。どんなケースでも、私に解決できることであれば一緒に解決していくというのがスタンスです。中には、薬などを使わなくても、話すだけで楽になることもあるかもしれませんしね。心と体に不安がある方は、ぜひお気軽にいらしていただけたらと思います。

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