スタッフ同士が互いにサポート。成長を感じられる職場
しもむら歯科医院 (京都市右京区/西京極駅)
歯科衛生士 入職4年目
吉田 さん
院長の考えに共感する仲間たちと
意見を出し合い、知識と技術を向上できる環境が整っています
吉田さんは、歴18年のベテラン歯科衛生士。その間に結婚・出産を経験し、子育てが落ち着いたタイミングで数年前に職場復帰したそうです。「しもむら歯科医院」が2019年10月に開業してすぐ、知り合いの紹介で勤務することになり、現在はこれまでの経験と培った知識を生かして業務に取り組んでいます。職種を問わずクリニック全体が密に連携しているため、チーム医療が強みだという同院の業務内容や、スタッフの雰囲気について、話を聞きました。
(取材日2020年2月12日/情報更新日2023年2月13日)
こちらのクリニックの魅力は何でしょうか?
院長のモットーは、患者さんの「心」に寄り添うことです。その考えに共感している人が集まっているからこそ団結力があり、明るい雰囲気で仕事に打ち込めるところが魅力です。落ち込んでいる患者さんに対して「元気になってもらいたい」、口内環境にトラブルを抱えている人に対して「きれいにしてあげたい」という気持ちを持っていれば、知識や技術がなくても、その気持ちを叶えるために先輩が一つ一つ丁寧に教えてくれます。私は職場復帰して10年がたちますが、今でも毎日が発見の連続で、新鮮な気持ちで働いています。治療面だけでなく、患者さんとの関わり方を同僚から学ぶことも多く、皆で切磋琢磨しながら成長していると感じています。
業務内容を教えてください。
患者さんが来院されたら、口腔内の歯石除去などのメンテナンスやブラッシング指導を行います。アポイントが入っていない時間帯は、院長の助手として治療のアシスタントを行うこともあります。開業して間もない歯科医院なので風通しが良く、スタッフの裁量で業務を任せてもらえるのがうれしいですね。時には試してみたいペーストなどの意見をスタッフ間で出し合い、院長に提案することも。提案したものを購入して試せるのは楽しいですし、自分の知識や技術の向上につながっていると実感できます。また、業務中はインカムを使って迅速に情報共有しているため、「治療中の院長に話しかけづらいな……」といった仕事のやりづらさもありません。
教育制度についてもお聞かせください。
もし経験が浅い歯科衛生士の方が入職されたら、まずは患者さんとのやり取りを隣で見てもらうことから始めます。診療中のクリーニングやスケーリングなども、最初は先輩の実務を見学してもらいますし、不安であれば隣に先輩を呼んで見ていてもらう、ということも可能です。私は17年のブランクがあり、ここに勤めてはじめて口腔内写真の撮影を経験したんです。当初はうまく撮影できなかったのですが、院長自らミラーの配置方法などを教えてくれたおかげで上達したと思います。「わからないことはスキル向上のための過程」とスタッフ全員が捉えているのもあり、新人・ベテラン関係なく、質問しやすい雰囲気があります。
しもむら歯科医院の気になるQ&A
Qクリニックの雰囲気はどうですか?
A普段から院長・スタッフ間で密にコミュニケーションを取っているので、意見を出したり困ったことを相談したりしやすいですね。それに、全員が「新しいクリニックを盛り上げたい!」という前向きな気持ちを持って、それぞれの個性を理解し、互いに協力して仕事をしています。一方で、仕事とプライベートのオン・オフをしっかりと区別しているので、メリハリをつけて働くことができると思います。
Qこのクリニックならではの取り組みはありますか?
A診察室に入ってから治療に移るまでの間は、どうしても患者さんにお待ちいただくことがあるため、その際はスタッフが必ず声をかけるようにしています。雑談を通して、虫歯になった原因やブラッシングに対する課題が見つかることは多いですから、どんなお話も聞くようにしています。決まったマニュアルなどはありませんが、患者さんが「忘れられているのかな?」と不安な気持ちにならないような対応をスタッフ全員が心がけています。
Q職場の雰囲気にはすぐになじめますか?
A当院では定期的にランチミーティングを実施しています。院長が議題を用意しているのですが、歯科医療に関連する話題に限定せずに、新たに仲間が加わった場合はこれまで経験したことや印象に残っている思い出話などを自由に話し、スタッフ同士の交流を深める時間としても活用しています。ミーティング中はそれぞれが気兼ねなく発言できて、仕事中だとなかなか聞けないことを気軽に聞ける機会にもなっています。