スタッフの主体性を大事にしながら、長所を伸ばしていく
鴻池ファミリー歯科 (東大阪市/鴻池新田駅)
歯科衛生士 入職7年目
N Rさん
個性とスキルを重視し段階に応じた教育プログラムが充実
心温かなスタッフと助け合い、真っ直ぐに成長していける場所
アルバイトとして入職して2年、正社員になって5年と「鴻池ファミリー歯科」に長く勤務するN.Rさん。昨年、歯周治療の基本的処置であるSRP(スケーリング・ルートプレーイング)審査で最優秀賞に輝いたそうですが、「先輩の歯科衛生士さんが、トレーニングしてくれたおかげです」と謙虚に笑う、素敵な女性です。サブチーフへステップアップし「今までは、自分がいちばん下でしたが、後輩ができてやりがいも増えました」と、スタッフを育成する立場になったことで、さらに責任感とモチベーションも上がっているとか。そんなNさんに「鴻池ファミリー歯科」の魅力や歯科衛生士の仕事について、さらに求められるスタッフ像についてお話を聞きました。
(取材日2022年7月26日/情報更新日2023年8月29日)
クリニックについてご紹介いただけますか?
年齢的には20代のスタッフが多く在籍していますが、3、40代の方でも働きやすい職場だと思います。その人のスキルに合わせて仕事はたくさんありますので、出産や休職でブランクのある方も、安心して来てもらいたいですね。苦手なことを「どうしてできないの?」というような雰囲気はまったくなく、チーフクラスのスタッフが、できるだけその人の個性や得意な部分を生かせるように考えて、仕事を振り分けてくれるので、自分の長所を伸ばすことができます。入職してすぐは、先輩スタッフが付いて指導していきます。当院独自のしっかりとした教育プログラムがありますので、大体3ヵ月もすれば、一人で患者さんを担当できるようになりますよ。
仕事にやりがいを感じるのはどんな時ですか?
院長は、仕事を細かく指示をする方ではなく、スタッフの主体性を大事にしてくれます。けれど、歯科衛生士としての仕事の中身についてとてもよく見てくださっていて「あの患者さん、良くなっていたね」と、声をかけてくれる瞬間がとてもうれしいですし、やりがいを感じます。もちろん、患者さんから「最近、歯茎から出血しなくなった」と言ってもらえる時もうれしいですよ。私は昨年末、リーダーになりました。私が育成させてもらっているスタッフが成長して、しっかり一人で患者さんに対応している様子を見たり、そのスタッフの仕事を患者さんが評価してくださっていると感じられることも多くなり、さらにやりがいが増しています。
このクリニックならではの特徴ある取り組みはありますか?
地域の人たちのお口の中も管理できたらいいね、という院長の話から、先日、近隣の保育園の子どもたちの検診に行ってきました。また専門のスタッフさんと、訪問歯科に行かせていただく日もあります。歯科医院のコンサルタントを行う会社さんと提携関係にあり、定期的に会議を開催したり、スタッフみんなでディスカッションを行う機会を設けて、「当院をさらに良くしていこう」という取り組みも積極的です。話し合いの中で、新人スタッフから「物が取り出しにくい」「整理されていないので、働きづらい」などの意見が出て「そうだったんだ!」と発見があり、勉強になります。自分たちの働き方を見直す機会にも恵まれていると思います。
医療法人清菜会 鴻池ファミリー歯科の気になるQ&A
Qどんな人がこのクリニックに向いていると思いますか?
A明るく積極的で、自分の仕事に対して意欲的、かつモチベーションの高い人が向いていると思います。今のメンバーは比較的、自分の意見をはっきりと言うタイプなので、逆に一歩引いて、周りの様子を見て発言したり、協調性を重視する方もいいと思います。ここはスタッフ同士、とても仲が良いです。以前は、仕事中についそういう面が出てしまうこともありましたが、今はメリハリをつけて仕事できるように、変わってきたと思います。
Qスキルアップについてはどうですか?
A勉強会やセミナーへの参加費用はほぼ全額、当院が負担するので、院長に申し出れば学べるチャンスはさらに広がります。スタッフ間で教え合うこともありますが、外部からの技術指導も導入していて、SRPアドバンスコースの最優秀賞を受賞したスタッフもいます。歯周病勉強会の半年コースに参加する人や、麻酔を扱うための認定資格取得の勉強を開始予定のスタッフもいるなどみんなモチベーション高く取り組んでいますよ。
Q業務の内容についても教えてください。
A8時半に出勤し9時から診療開始です。以前は、夜の診療は19時まででしたが、院長の「働き方改革」で2022年3月から1時間短くなりました。その分、残ってトレーニングするスタッフもいますよ。患者さんは、お子さんから高齢者の方まで幅広く、その分知識も身につくと思います。