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ホワイトデンタルクリニック (相模原市中央区/相模原駅)

俣野 眞一 院長の独自取材記事

「ホワイトデンタルクリニック」は相模原駅に直結する駅ビルの2階。関東エリアに5つのクリニックを展開するホワイトデンタルグループに所属している。院長の俣野眞一先生が率いる歯科医師とスタッフがチームで歯周病治療からインプラント治療まで幅広いニーズに対応する。俣野院長は摂食嚥下リハビリテーションに精通し、高齢者や障害者の訪問歯科診療にも積極的に取り組んできた。熱意あふれる俣野院長に診療方針や力を入れているホワイトニングとマウスピース型装置を用いた矯正について聞いた。

進化する歯科医療を常にキャッチアップし提供していく

クリニックの特徴について教えてください。

当院は東京都や埼玉県にも展開している医療法人グループに属しているクリニックです。グループ運営のメリットを生かし、グループ内のほかの歯科医師と連携し各専門を生かしたチーム医療も可能なのは1つの特徴でしょう。地理的に近いクリニック同士では人材の交流も盛んで、例えばインプラント治療の経験が豊富な当法人理事長が当院のオペ室でインプラント治療をすることもあります。年に数回はグループの歯科医師が集まって勉強会をしたり、技術顧問によるレクチャーを受けたりして知識の向上に努めています。世の中の変化に遅れないように私たちも常に進化しなければなりません。新しいものをどんどん検証し、いいものなら積極的に取り入れていこうという意識をグループ全体で共有しています。

患者さんはどのような方が多く来院しますか?

当院は「幅広い年代の患者さんがたくさん集まる場所」というグループの方針に従って開業しています。少子高齢化の時代ではありますが、今もお子さんからお年寄りまで男女問わず、幅広い層の患者さんに足を運んでいただいています。相模原駅直結の駅ビル内という立地なので、電車を利用する通勤・通学の方が多いのですが、地元にお住まいの方も大勢いらっしゃいます。徒歩圏の方ばかりでなく、駅ビルの駐車場に車を入れて治療を受けに来られるような遠方の方も多いです。虫歯や歯周病治療のほか、ホワイトニングを受けに来られる患者さんが多いのはここの特徴の1つですね。

ホワイトニングのニーズは高まっていますか?

ありがたいことに当院にはホワイトニングのために来院される方が多いです。メインは当院で受けていただくオフィスホワイトニングで、その状態をできるだけ長持ちさせるためにホームホワイトニングをお勧めしています。また、通常、補綴物を入れる時は、ほかの自然歯の色に溶け込むよう、あえて色のついたものを入れますが、ホワイトニングを希望する方の場合、色のついたものを入れるとかえって浮いてしまうので、「ホワイトニングと同時に白い補綴物を入れませんか?」とアドバイスするようにしています。今後はホワイトニングとリンクさせた治療をさらに充実させていきたいですね。具体的には、審美歯科領域の診療です。審美歯科で扱われる材料は日進月歩ですから、進化を見逃さないよう常にキャッチアップしていこうと思います。

マウスピース型装置を用いた矯正の需要増に応えて

コロナ禍の影響で患者さんの歯科治療に対する意識に変化はあるでしょうか?

新型コロナウイルスの流行当初は感染を気にして通院を控える患者さんもいらしたのですが、大きな減少はなく継続して通院していただいている方が多いです。当院は感染症の対策をした上で、「定期検診に来院していただけますと幸いです」というアナウンスを続けてきたこともあり、定期的にメンテナンスに通院される方が多いです。それは歯科衛生士と患者さんの信頼関係が築けていたからだろうと自負しています。また、コロナ禍の状況だからこそ健康への関心が高まっているのを感じます。「口腔管理を通して全身の健康をめざしていくのが歯科治療ですよ」という話を理解していただいて、定期検診や家庭での口腔ケアを続けてくださっているようでうれしいことですね。

マウスピース型装置を用いた矯正に取り組んでおいでですね。

グループ院全体でマウスピース型装置を用いた矯正に取り組んでいます。その狙いは、歯並びを整えていくばかりでなく、かぶせ物などの補綴治療をより良い結果につなげていくためでもあるんです。例えば上の歯だけを審美補綴できれいにしていくと、見た目は良いのですが上下の歯の関係が良くないと、機能が不十分になってしまうことも。ですからまず矯正をして、歯列を整えた上で補綴をしていくことで機能も見た目も向上させていけるよね、という発想で取り組み始めました。私は以前、勤務していたクリニックで歯列矯正を行っていたこともあり、改めて矯正の勉強をすることに迷いはなかったですね。中にはマウスピース型の装置を使う矯正に適さない、難症例の患者さんがいらっしゃいますので、そういう場合はグループ内の矯正を専門とする先生のいるクリニックを紹介して連携しています。

マウスピース型の装置を用いた矯正のメリットはどんな点でしょうか?

マウスピース型装置は透明なので目立たないことと、食事や歯磨きの際には取り外せることもメリットです。適正な力を少しずつかけながら歯を動かしていくので痛みが出にくいのもメリットだと思います。また、1本の歯だけ動きが遅れた場合は、アタッチメントを設置してリカバリーしていくなどの細かな動かし方も可能。このマウスピース型装置は1週間から2週間で交換していきますが、交換の回数で矯正期間を調整していけますので、患者さんのニーズに合わせて矯正計画を提案できます。それぞれに経済事情やライフスタイルの都合がありますから、まずは切りのいいところまで仕上げて「これは第1章です。理想のゴールまでには第2章、第3章がありますよ」と設定することもあるんです。「今回は第1章まで」という方が後々「ゴールをめざしたい」と考えた時、矯正を再開できるように定期検診で歯の状態を確かめ、意思確認するようにしています。

選択肢の中から、自分に合う治療法を選んでほしい

先生は以前から訪問歯科診療にも取り組まれていますね。

加齢や病気、障害で通院が難しい方のお宅や高齢者施設に伺っています。私は摂食嚥下リハビリテーションに取り組んできたこともあり、訪問診療を通して患者さんの支援をすることにやりがいを感じています。また、コロナ禍においても感染症対策と健康管理のためにも口腔生管理が重要で、私たちが提供できることは多いと思いますので、高齢者施設の方や地域のケアマネジャーさんたちとの連携を密にして、続けていきたいですね。知り合いの歯科医師で東日本大震災の際に歯科医療チームの一員として被災地に行った先生がいます。その先生から訪問歯科診療のスキルが被災地でとても役に立ったと聞きました。当院でもルーティンワークとして訪問歯科診療に取り組み、今後、何か起きた時には経験を生かしていきたいと思います。

診療にあたり心がけていることを伺いたいです。

治療の選択肢についてなるべく多くの情報をお伝えして、必要なことを全部知っていただいた上で選んでいただくことを大切にしています。治療の選択肢を提示する際にはメリットだけでなくデメリットまで説明し、時には患者さんが希望されてもだめな場合はだめと言うべきだと思います。例えば、抜歯したほうがベターな状態なのにどうしても抜きたくないという患者さんには、抜いたほうが良い理由をCTの画像など客観的なデータを使いながら説明する、といった姿勢が重要です。選択をするのはあくまでも患者さん自身ですが、きちんと現状をお伝えするのは歯科医師の役目。当院では、できるだけ多くの情報を冷静に正確にお伝えし、患者さんがより良い治療法を選択できるようにサポートしています。

患者さんや読者へのメッセージをいただけますか。

どんなお仕事の方も商品やサービスを提供して、選んでもらうために努力しておられると思います。歯科医師は治療計画や治療方針を患者さんに選んでいただくことが仕事の一つですから、知識や経験を増やして、できるだけ多くの情報をお伝えし、患者さんがより良い選択をできるように努めなければと思います。私自身、勉強会に参加したり、他の歯科医師からレクチャーいただいたりしていますし、スタッフも同じです。お互いに切磋琢磨しながら研鑽を積んで進化し続けているチームですので、不安や不調があれば何でも相談していただきたいです。

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