すぎうらクリニック

杉浦 正彦 院長の独自取材記事

すぎうらクリニック

(海部郡蟹江町/近鉄蟹江駅)

最終更新日:2019/08/28

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近鉄蟹江駅から徒歩5分。住宅街の一角にある、色とりどりの角材を組み合わせたような外壁が印象的な建物が「すぎうらクリニック」だ。外科でのキャリアが長い杉浦正彦院長は、内科も含め身体全体について専門的に診ることができるのが強み。気軽に検査を受けてもらえるよう、クリニックでは珍しいというCTを導入し、がんなどの早期発見に力を入れている。近隣の小学校の校医や保育園の園医を務め、地域の夜間診療所を担当、訪問診療にも尽力するなどクリニック以外でも地域のために行動している杉浦院長は、自宅で看取る終末期医療にも積極的に取り組んでいる。「どんな些細なことでも相談してもらえる身近な町のドクターでありたい」と語る杉浦院長に、地域医療にかける思いを語ってもらった。
(取材日2016年9月23日)

何でも相談できる地域密着の「町医者」をめざす

10年以上、外科のドクターとしてキャリアを積んでこられましたが、開業のきっかけは?

1

ここはもともと父が開業していた外科医院があり、僕の実家でした。とはいえ、当初は父の医院を継ぐことはあまり考えていませんでした。父も「自分のやりたいことをやればいいよ」という感じで、ここへ戻って来いと言われたことはなかったです。その父が2008年に亡くなり、この場所をどうしようかとなった時に、開業医という道を考えるようになりました。外科の医師として第一線で最後までやるつもりだったのですが、開業医という知らない世界を経験してもいいかなと思うようになりました。何より僕の中で「父を超えたい」というか、父がどういう道を歩んできたのかを体験したいという気持ちがあったんですね。足掛け2年くらい準備し、建物を建て直して2011年11月に開業しました。

外科だけでなく、内科とリハビリテーション科も標榜されていますね。

こうした地域で開業するにあたっては、何でも診ることができなければいけないと思いました。まずは何でも相談できる存在になりたいと思ったので、あえてクリニックの名称に外科は入れませんでした。風邪をひいても診るし、ケガをしても診るというスタンスです。リハビリテーション科は、高齢者が多い地域なので、肩が痛い、腰が痛い、ひざが痛い……というニーズに応えたいと思いました。患者さんはほとんど地元の方です。高齢者が多いですが、若い方やお子さんも年々増えているように感じています。お子さんからお年寄りまで幅広く診る「町医者」になれているのかなとは思います。

先生の理想は「町医者」なのですね。

2

「地域のために」と、ここまで思ったことは勤務医時代にはありませんでした。実は祖父も内科の医師で、同じ町内で開業していました。木造で待合が畳で、冬には火鉢が真ん中に置いてあって、いつも近所のお年寄りが集まってしゃべっているような診療所でした。小さい頃から見ていたので覚えがあるのですが、今このクリニックの待合もご近所さんの集会のようになっています。僕はホテルのロビーのように静かで上品な雰囲気でやりたかったんですけど、これでよかったのかなと(笑)。父や祖父に診てもらっていたという患者さんも時々みえます。料理屋で息子が継いだと聞くと「おいしいのかな?」とか思いますよね? ですから、父や祖父を知る方がまたずっと来てくださるのは、とてもうれしいですね。

気軽に検査できるようCTを導入。早期発見に尽力

診療で心がけていることは何でしょう。

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勤務医時代は、毎日手術で、午前と午後、執刀することもありました。長く外科の世界にいましたが、「もう少し早く見つかっていれば……」という方がどれだけいたことか。がんは早く見つかれば見つかるだけ、治る確率は高くなります。今、治す立場から見つける立場に変わりましたので、少しでも早期発見・早期治療に貢献できたらと思っています。診察の際は、その患者さんが今、何を求めているかを感じ取り、それに応えようと思ってやっています。そのためには、まず話しやすい存在でなければいけないですよね。勤務医時代から手術の説明をする際に伝わりやすくする努力はしてきましたので、その経験を生かし、きつい言葉やわかりにくい言葉は使わないようにしています。

検査機器でこだわって導入したものはありますか?

一番はCTですね。CTを置いているクリニックは多くないと聞いていますが、勤務医時代はかなりの頻度でCTを使っていましたし、僕も総合病院に送るかどうかを判断できるので安心できますから。何より他の病院にCTをお願いすると、撮影して結果がわかるまでに何度も足を運ばなくてはならず、時間もかかってしまいます。ここにあれば「じゃあ撮りましょうか」と5分あれば撮影でき、その場でだいたいの結果もお伝えできますので、広く地域の方に受けていただくには良いと思ったのです。内視鏡は患者さんの負担が少ない、鼻から通す細いものを使っています。実際にカメラの映像を見てもらい会話しながら検査するほうが患者さんにとって良いと思っていますので、あえて麻酔を使って寝ている間に、というのはやっていません。

院内も、白を基調とした明るく清潔感があって居心地が良いですね。

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使いやすいこと、清潔感があることにはこだわりました。待合とリハビリテーション室はガラス張りで明るい感じにして、動線も車いすで入り口からトイレ、診察室と不自由なく行けるようにしています。リハビリテーション室のベッドは遊び心で1台1台色を変えました。僕の診察衣も今日はオレンジですが、ダークブラウンやワインレッド、マスタードイエロー、グリーン系、ブルー系など12、3色を毎日変えているんですよ。とにかく居心地が良く、「また来たいな」と思ってもらえるクリニックにしたいと思っていますので、スタッフさんにも常に言葉遣いに配慮して、患者さんの目の高さで話をするようにお願いしています。高齢の方はカウンターに行くのもつらいかもしれませんから、隣や前に座って話を聞くようにしてもらっています。

自宅での看取りに対応。終末期医療にも熱心に取り組む

医師を志されたのは、やはりお父さまの影響ですか?

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父の姿を見ていたからというのが一番の理由だと思います。物心ついたときから父は開業医で、ここで診察していたのを見て育ってきましたので、自然にそう思ったのでしょう。「医者になれ」というプレッシャーも特になかったのですが、小学校の卒業文集に「医者になりたい」と書いていました。身体全体を診られる医師になりたかったので、専門は内科か外科のどちらかだと思っていました。きっと途中で外科から内科に移ることは可能でも、その逆は難しいと思いましたので、外科を選ぼうと思ったのです。外科は自分の目で見て、自分の手で手術をして、それで答えがはっきり出る世界なので、そういう部分は好きでしたね。

訪問診療にも力を入れていらっしゃるとお聞きしました。

施設に行くこともありますし、個人のご自宅に行くこともあります。今月は末期がんの患者さんを1人ご自宅で看取りました。ここで僕が見つけて紹介して手術してもらったけれど、しばらくして再発してしまって。最後は僕が診るので、ということで退院して自宅で診させてもらったんです。勤務医時代の終盤では、末期がん医療や緩和医療をかなり一生懸命やっていましたので、その頃の経験が今とても役に立っています。治らない患者さんと付き合っていくには精神的なフォローアップやメンタル的なケアも重要で、その方にとって何を選択することが一番幸せなのか、ということが大切になります。それは教科書どおりではなく、一人ひとり違うものですから。

最後に将来の展望と読者へメッセージをお願いします。

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早期発見しても治せない方がいて、終末期医療はとても大事だと思っていますので、そういう患者さんの在宅医療をやっていけたらと思っています。ただ、自宅で最期まで看取るのは結構大変なことで、診る僕たちも24時間何らかの体制をとっていかないといけません。「自宅で最期を迎える人を増やそう」という国の方針で、在宅診療サポートセンターが各自治体で立ち上がることになっており、今、行政や他のクリニックの先生方とチームを組んでやっていこう、とプロジェクトが進んでいるところです。また、常日頃から病院に縁のない方にも検査を受けてもらえるよう、行政と協力しながらやっていかなければと思っています。気軽に健診を受けられる、それが地域医療だと思いますから。とにかく何か不安に感じたり、何だろうと思うことがあれば、気軽に相談に来てもらいたいです。

自由診療費用の目安

自由診療とは

予防接種 3000円~



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