医療法人篤志 岩尾こどもクリニック

岩尾 篤 院長の独自取材記事

岩尾こどもクリニック

(津市/伊勢上野駅)

最終更新日:2020/04/01

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海を見下ろす小高い丘の上に立つ「医療法人篤志 岩尾こどもクリニック」。船をモチーフにした建物のクリニックで診療にあたるのは、柔らかな三重弁と爽やかな笑顔が印象的な、院長の岩尾篤先生。「お父さんお母さんが楽しく子育てをできるように」と、風邪や発疹などの一般診療から、食物アレルギーや喘息などの慢性疾患、乳幼児健康診査、予防接種、心の問題、てんかんなど幅広く対応。子どもの病気は大人と異なるため、体や心のことで気になることは「まず小児科を受診して」と訴える。夢は、自身が診療した子どもが大人になり、その子どもを連れてきてくれるようになること。「早く誰か来ないかな?」と目を細める岩尾先生に、診療内容や心がけていること、力を入れている分野、休日の過ごし方について話を聞いた。
(取材日2019年6月12日)

診療後に安心して帰宅してもらえるように心がける

先生が力を入れている診療・治療のスタイルについて教えてください。

1

お子さんの症状に対して「すべてを診る」というスタイルを徹底しています。風邪や発疹などの一般診療はもちろん、食物アレルギー・喘息・アトピー性皮膚炎などの慢性疾患、このほか乳幼児健診、予防接種、心の問題、てんかんなど幅広く診療しています。また、この辺りで対応している医療機関が少ない低身長と、それに関連する内分泌系の疾患の診療・治療にも力を入れています。低身長の治療では、まず成長ホルモン分泌刺激試験を行い、治療が必要なお子さんには、注射による成長ホルモン補充療法を行います。ただ検査の結果、低身長の治療対象基準に入らないこともあるため、その場合は定期的な診察を続けながら、お母さんが楽しく子育てができるようサポートを続けていきます。

日々の診療で心がけていることはどのようなことでしょうか?

診察を受けた後、家で看病をするのはお父さんお母さんです。ですから、親御さんが安心して家に帰ることができるような診療を心がけています。「大丈夫」という気持ちで、お子さんと接することができるように、適切な診療とわかりやすく丁寧なアドバイスを行い、必要ならばお薬を処方します。そして必ず「心配なときはいつでもおいで」ということをお伝えします。また、何かの病気であると疑われる場合も、いきなり難しい病名を言うと、親御さんがパニックになるので極力シンプルに説明し、必要であれば専門の医療機関を紹介します。お母さんが不安になると、お子さんも不安になりますから、これからも患者さんを過剰に心配させないよう、気を配りながら対応をしていきたいですね。

子育て中のお父さんお母さんにお伝えしたいことがあるそうですね。

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お子さんの体や心のことで気になることがあるときは、「まず小児科を受診してほしい」ということです。耳のこと、皮膚のこと、アレルギーのこと、そして心のこと。小児科の医師は小児特有のさまざまな疾患に対して能力・知識・スキルを持ち合わせています。耳鼻科、皮膚科、心療内科というようにばらばらに受診をすることによるお子さんの負担もありますし、場合によっては診療を断られることもあります。ひとまず小児科を受診していただければ、僕たち小児科の医師が診療と初期対応を行い、必要に応じて専門の病院を紹介します。よく「こんなことで来てすみません」という方がいらっしゃいますが、そんなことはまったくありません。「いいよいいよ、心配だったらいつでもどうぞ」とお話ししています。

体から心まで、子どもの病気の専門家として

青と白の色づかいが爽やかな建物ですね。おもちゃ箱に迷い込んだような、明るく楽しい院内も印象的です。

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海が好きなので、建物は海に浮かぶ船をイメージして造りました。建物の上部についているクリニックのロゴも、ウミガメの親子が仲良く泳ぐ姿をモチーフにしています。院内はお子さんと親御さんが、自宅と同じ感覚でくつろげるように、全面フローリングの床暖房を採用し、衛生面を考えてスリッパは置いていません。靴を脱ぐ一手間はありますが、冬は床がじんわりと温かくなるので、お子さんは待合室でごろごろしながら過ごしていますよ。また、環境面では院内での感染を避けるため、一般診療と健診や予防接種のスペースを分け、玄関から完全分離しています。

先生のご経歴と、この町を開業場所に選ばれた理由を教えてください。

もともと僕は、小児がんを専門にするつもりで三重大学の医学部に入り、勉強と研究を続けてきました。その生活の中で、次第に小児全般の症状を診たいと思うようになり、このクリニックを開業したのが2011年のこと。ずっと“明るい”場所を探していて、たまたま自宅から近いこの場所が空いたので、すぐに決めました。当時は一面草原の何もない場所でしたが、今は近隣に住宅が建ち、コンビニエンスストアもできて便利になりました。丘の上なので見晴らしが良く、天気の良い日は海も見えるんですよ。

どのような患者さんがいらっしゃいますか?

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生まれてすぐの赤ちゃんから大学生までが中心ですね。中には、お子さんのことで来院したお母さんやおばあちゃんが、「ついでに私の風邪も診てほしい」と診察することもあります。診療では、感染症・アレルギー疾患・神経疾患・内分泌疾患・予防接種・乳幼児健診など、小児科全般に対応しているので、近隣だけでなく鈴鹿市や亀山市にお住まいの方も来院されます。

低身長の治療や、在宅医療にも取り組む

先生が小児科の医師を志したきっかけを教えてください。

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親戚に体に障害のある子がいたこともあり、幼い頃から病院に行く機会が多かったことですね。いつも近くで診療を見ていたので、その流れで自然と医師をめざすようになりました。小児科を選んだ理由は、小児の白血病やがんの治療に従事したかったからです。医師として責任を持ち、患者さんとその家族と関わりたいという思いもありました。今はクリニックを開業し、専門からは離れてしまいましたが、小児がんの治療を終えたお子さんを診ることもありますよ。

お忙しい毎日ですが、休日はどのようにお過ごしですか?

海が好きなので休診日の木曜日は、サーフィンに行きたいのですが、最近は何かしら仕事が入っていてなかなか休みが取れていないですね。学校や幼稚園の校医や市町村の健康診査、看護学校での講義など、頼まれると断れない性格なんです。ただ、日曜日はなるべく家族と一緒に過ごすようにしています。中学3年生と小学6年生の子どもがいて、夏休みや冬休みなどまとまった休みがあるときは、2人を連れて海まで遠出することもありますよ。

最後に、今後の展望をお聞かせください。

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低身長の診療と、それに関連した内分泌系の疾患の診療・治療については、さらに力を入れたいと思っています。学会など勉強会にも積極的に参加し、これまでに得た先生とのつながりも生かしていきたいですね。もう一点は、お子さんの在宅医療。重い病気や障害がある子や、慢性の特定疾患がある子などの在宅医療に取り組みたいと思っています。近年、医療の現場では「子どもは家に帰るべき」ということが大きなテーマとなり、現在、三重県では三重大学医学部附属病院を中心に、小児在宅支援施設ネットワーク体制の構築に取り組んでいます。僕もこの取り組みに協力し、昼休みを使って往診に出かけています。今後も可能な範囲で、在宅医療のサポートにあたっていきたいですね。



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