定期メンテナンス専用フロアで予防歯科に専念できる職場
おおくぼ歯科クリニック (京都市左京区/松ヶ崎駅)
歯科衛生士
前川 京子さん
充実した研修カリキュラムに加えて
完全個室・歯科衛生士担当制の診療でスキルアップできる環境が整っています
歯科衛生士の前川京子さんは入職4年目。歯科衛生士として、患者の定期メンテナンスに集中できる職場で働きたいとの想いから、予防歯科に注力している「おおくぼ歯科クリニック」への入職を決めたそうです。こちらのクリニックでは治療とメンテナンスでフロアが分かれていて、歯科衛生士も個室で診療に専念できることから、スタッフは互いに高め合い成長する意欲を持って仕事に取り組んでいるそうです。研修カリキュラムが充実しているという同院の雰囲気や、業務内容について、話を聞きました。
(取材日2020年3月17日)
クリニックはどのような雰囲気ですか?
診療は完全個室、歯科衛生士担当制を取り入れているため、診療時間内はスタッフ全員が集中してそれぞれの業務に取り組んでいます。自分との闘いだと感じることも多いですが、お昼休みは歯科衛生士で集まってご飯を食べているので、診療中に困ったことやトラブルシューティングなど、密に情報交換をしています。また、先輩や同僚に質問しやすい和気あいあいとした雰囲気がありますから、「自分はこうしたけれど、ほかの対応方法はあるのかな?」といった疑問も、さまざまなアドバイスをもらって解消することができるんですよ。歯科衛生士同士で意見交換をすることで、自己の成長につながっていると感じています。
ライフワークバランスについて教えてください。
18時に診療が終わり、早ければ18時半に退勤できるため、その後の時間をプライベートに充てることができています。スタッフ同士でご飯を食べに行くことがあれば、友人との時間に活用したり、趣味の時間を楽しんだりしています。スタッフ間の仲が良く、プライベートでも付き合える一方で、仕事とプライベートのオン・オフの切り替えはしやすいと思います。また、必要なミーティングはお昼休みの時間を活用して行うなど、時間内に業務が終わることがほとんどです。さらに、産休・育休制度も整っているため、ライフイベントがあった際も継続して勤務することができ、実際に復帰しているスタッフもいます。
入職を検討している方へメッセージをお願いします。
予防歯科を重視しているクリニックなので、歯科衛生士が持つ技術と知識を最大限に生かせる職場だと思います。独り立ち後は治療の助手につくこともほとんどありません。メンテナンス専用フロアであるクリニック2階で、予防歯科の診療やブラッシング指導といった歯科衛生士の業務に専念することができます。専用のユニットがあり、患者さんの予防プログラムを自分で考えることができるため、毎日やりがいを感じながら働けるのではないでしょうか。また、歯科衛生士に限らず、どの職種であっても研修制度は充実していると思います。時には厳しい指導や意見を交わしますが、風通しの良い雰囲気がありますから、一緒に成長していきましょう。
医療法人すみれ おおくぼ歯科クリニックの気になるQ&A
Qクリニックの特徴を教えてください。
A院内に託児所を併設していて、お母さんの治療中は専任の保育スタッフがお子さんを預かっています。患者さんのお子さんに加えて、スタッフの子どもを預けられることは、特徴の一つかもしれません。実際に、スタッフが子どもを連れて出勤している日もあるんですよ。ご自身が将来家庭を持ったときの働き方が想像できると思いますし、希望に応じてライフイベントの後も勤務を続けていただける環境を整えています。
Q入職後はどのような研修が行われるのでしょうか?
A入職後1年は先輩について診療したり、研修カリキュラムのもと勉強をしたりします。研修内容としては、検査時の口腔写真の撮影方法やエックス線写真の位置づけなど、分野ごとに一通り学んだ後はテストを実施します。20にわたる分野の勉強をしていただきますが、その人の経験や能力に応じてスケジュールを調整します。各分野のテストに合格した後に実際の診療に移行してもらうため、技術力の自信につなげていただけると思います。
Q業務内容について教えてください。
A通院患者さんへの定期メンテナンスが基本業務となります。研修期間のうち約3ヵ月は、治療中の歯科医師の助手としてサポートしてもらうこともありますが、独り立ちをした後は、2階フロアで歯科衛生士業務に専念していただきます。メンテナンスの所要時間は患者さん一人あたり45分で、現在勤務しているスタッフは1日に約10人を担当しています。個人の裁量で診療を任せているため、モチベーションにつなげられますよ。