東松戸クリニック

中島幹夫 院長の独自取材記事

東松戸クリニック

(松戸市/東松戸駅)

最終更新日:2020/04/01

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JR武蔵野線および北総線東松戸駅からすぐの「東松戸クリニック」。医院のロゴには父親、母親、子どもが寄り添っている姿がデフォルメされており、まるで家族写真を撮っているかのように見える。実は、このロゴにはもう一つの意味があるという。「肺と心臓なんですよ」と優しく教えてくれたのは中島幹夫院長。なるほど、左右の親は二つの肺で、子どもは心臓だ。大学病院で経験を積み喘息治療を得意とする中島院長自らが、呼吸器系疾患の治療と、地域に暮らす患者家族への思いを込めて描いたという。そういった患者への思いや得意な治療、函館の地域住民を長年支えてきた父から学んだ「手技のコツ」などについて、たっぷりと聞いた。
(取材日2015年11月25日)

喘息など呼吸器系疾患を中心に、内科全般を診るベテランドクター

まず、患者層について教えてください。

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幅広い世代の方がいらっしゃいますね。東松戸は、松戸市の中でも新しい町で、小さいお子さんのいる若い世帯が比較的多く住んでいます。とりわけ当ビルにはインターナショナルスクールや保育施設がありますから、お子さんが集まりやすい。一方で、古くからこの地に住み、互いに屋号で呼び合うような世代の方も多い。そうした住民が家族で来院されます。内科全般を診療科目に掲げていますから、診る症状は喉や鼻の風邪から喘息までさまざま。喘息については、来院されるお子さんの2〜3割に疑いがあり、大人には咳喘息の症状で来院される方が増えたと感じます。私がもともと呼吸器を専門としていましたので、特に喘息の患者さんは初期治療から携わることができるようでありたいと思っているんです。病態をきちんと調べて診断をすれば、早めに症状を落ち着かせ、支障のない日常生活を送ることも可能ですからね。また、少ないですが甲状腺疾患の患者さんの治療や、スギ花粉症を体質改善により治療する舌下免疫療法も始めました。近いうちにダニのアレルギーに対しても同療法を開始する予定です。既存の患者さんを対象に、往診をすることもあります。さらに、中国や韓国、インドなど海外からの患者さんも多く、診察では英語での対応もしています。

睡眠時無呼吸症候群や禁煙の外来も設けていますね。

社員の睡眠時無呼吸症候群が大きな事故につながる運送・鉄道会社から、検査の要望がくることもあります。多くの人の命が関わる診断となるため、こちらもより慎重になります。簡易検査を行った結果、必要となればマウスピースや鼻の管を使った治療を開始します。レベルにもよりますが、休職をせずに治療を進められることが多いんですよ。無呼吸が減れば、ぐっすりと深い眠りを得られるようになります。気になる方は、個人でもいいので早めに検査を受けてください。禁煙治療では、慢性閉塞肺疾患(COPD)をお持ちの80歳の方が成功したこともあります。おいくつでも、時遅しということはありませんので、ぜひご相談ください。

呼吸器が専門ということですが、開業前はどちらで経験を積まれたのですか?

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帝京大学を卒業後、同大学の附属病院に約15年間、また都立広尾病院などにも勤務し、肺炎や肺がん、肺結核、気管支喘息などの患者さんを診てきました。大学では、喘息治療のスペシャリストである大田健先生のもとで研鑽を積みました。最近は効果の高い喘息治療法が出始めていますが、昔は人工呼吸管理が必要な患者さんやCOPDなど慢性的な原因が重なるケースの治療では苦労をしました。ただ、内科全般の疾患を診ながら経験を積むことができたことは、今に生きていると思っています。このほか、アメリカでも1年半、喘息の研究に携わりました。

地域に暮らす家族と交わるのが楽しみ

専門性を高めてきた院長が、同院を開業したのはなぜですか?

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患者さんと接するのが医師の本筋かなと思ったんです。研究でスキルアップをするのも楽しいのですが、治療をしながら地域の方々と交わっていきたかった。開業していると、例えば「ここがちょっと痛いんだよ」と気軽にお年寄りが来院されるんですよ。私の専門外の症状である場合には、「私の専門ではないけど少し診てみましょうかね」などと言いながら聴診器を当てる。そうやって診察していると、患者さんと仲良くなれ、親戚とか友達を連れて来てくださる。子どもは、小さいうちはいろんな病気でしょっちゅう訪れるのですが、ぱたっと来なくなる時期がある。「あの子、どうなったかな」と思っていると、久々にやって来て、今度は「大人になったな」なんて感じる。こうしていろんな方と交わるのは面白いんですよ。人を診ている、という感じがしますね。

聞いているだけで楽しそうですね。開業するにあたっては、どんなことをめざしたのですか?

家族全員を診ることができるクリニックをめざしました。そのため、内装には木目を多用し、お子さんでも抵抗のない温かみを出したつもりです。そして赤ちゃんもお年寄りも体の不自由な方もスムーズに移動できるよう、入口の扉も広めにし、トイレもバリアフリー仕様です。トイレにはおむつ交換に使えるベッドも用意し、待合室にはキッズスペースも設けました。当院のロゴは何を表しているのかわかりますか? 両親と子どもの3人家族を描いているのですが、実は肺と心臓の意味もあるんです。「ご家族を診ます」「呼吸器も診ます」というメッセージを込めました。自分で手を動かしながら何となく描いたものが、そのままロゴになったんですよ。

素敵なメッセージですね。その思いを伝えるため、診察ではどんなことを心がけていますか?

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ちょっとしたことでも相談していただけるように、親身に、しかし失礼のない対応を心がけています。また、呼吸器がメインになりますから、喘息やCOPDなど肺の病気に関しては見落としのないようにしたいと思い、レントゲン室、肺機能検査機器、喘息検査機器、CRP(C反応性蛋白)検査などの呼吸器検査機器やネブライザーなど治療機器を充実させました。最近は呼気の一酸化炭素濃度を計測できる機器も導入。状況証拠を固めるようなこれまでの喘息診断から前進し、本器機によって気道の炎症を捉えることができるようになり、体質的な根拠の確認が可能となりました。喘息の初期段階や咳喘息を見逃さないために有効です。このほか、隔離室を設けて感染症予防にも努めています。

患者と地域を支え続ける原点は、父が診察した患者が元気になる姿

医師になった理由をお聞かせいただけますか?

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取っ掛かりは、内科医である父の姿を見ていたことですね。いまだにイントネーションが違うと言われるので話していると気がつかれるかもしれませんが、私は函館の出身。寒さ厳しい真冬でも、父は患者さんに呼ばれれば家に駆け付けていました。父が診察した患者さんが元気になるのを見たり、「友達のお母さんが来たよ」と聞いたりする中で、「医師の仕事は地域を支えているんだ」と感じましたね。父は、「自分の好きなことをしていい」と私に医師になることを強制しませんでしたが、私は同じ道を選びました。医師になってからは、父が70歳くらいでけがをした時に、一時的に函館で父を手伝ったことがありました。「この患者さんは気温が下がるとこうなるから……」と患者さんの「パターン」のようなものをつかんだ上で診療する父を見ながら、患者さんへの接し方を学びましたね。ずっと診続けているからこそできる診察でしたよ。聴診器を使った音の聴き方も勉強になった。聴診器で兆候に気づいたからこそ検査に回せるということもあるんです。今も昔も変わらない手技の「コツ」というんですかね。そういうことを、父には教わりました。

ところで、お忙しい中でどのようにリラックスされているのですか?

最近、ラテン系音楽などに合わせて踊るズンバをスポーツジムで始めたんですよ。たまに男性は私一人のこともあるんですが、難しすぎない上に、下手でも目立たないから楽しめますね(笑)。あとは、年に数回ですが、子どもたちとスノーボードを滑りに行くのも楽しみの一つ。北海道出身なので、雪山は好きなんです。学生の頃はスキー部でした。子どもたちは回転とかいろいろやっていますが、さすがに私は無理(笑)。でも、自分が好きなように動きを変えたり景色を眺めたりしながら雪山を滑るのは、気持ちがいいですね。

最後に、今後の展望をお願いします。

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今の診療を、これからも確実に続けてまいります。患者さんはいろんな病気にかかりますから、広く内科全般を診ていきます。そのためには、私自身が勉強を続けることも大事だと肝に銘じています。日本呼吸器学会や日本アレルギー学会など複数の学会に所属し、松戸市医師会では勉強会を開催する学術担当をしています。興味のある治療や患者さんに多い疾患に関する専門家に講師をお願いしたり、製薬会社と連携したりしながら、勉強会を企画するんです。知識は衰えていきますから、新しいことをどんどん身に着け、地域の方を支えられるような医療を提供していけるよう努力しています。それから、当院では禁煙治療を行っているとお話ししましたが、実は私も以前は喫煙者。そのため、治療期間中、くじけそうになる患者さんの気持ちは十分にわかる。私も禁煙成功までは1年くらいぐずぐずしましたから(笑)。そんな私だからこそ、コツを伝授しながら患者さんを支えられる部分があるのではないかな。そんなふうに思っています。



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