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矯正歯科BANクリニック (大府市/大府駅)

伴 美津絵 院長の独自取材記事

JR東海道本線の大府駅から徒歩5分。「矯正歯科BANクリニック」はログハウスの造りが特徴的な、矯正専門のクリニックだ。2022年で開院25年を迎える。院内は優しい木のぬくもりを感じる壁や床、高い天井、飾られた花が美しい落ち着いた空間となっており、癒やされながら専門的な矯正治療を受けられる。院長の伴美津絵先生は、自身も子どもの頃に矯正治療を受けた経験から、患者に寄り添う歯科医師を志し、専門的な技術と経験を積んできた。「矯正を通じて皆さんを幸せにしたいんです」と語る伴院長に、クリニックの歴史や最近の患者層の傾向、今後の展望まで幅広く話を聞いた。

癒やされる空間で矯正治療を提供

ログハウスの造りがカフェやサロンのようで、すてきな空間ですね。

そのように感じていただけてうれしいです。駅近やビルのテナントなど、どうしても狭くて窮屈になりがちな空間より、できれば患者さんにゆったりとくつろぎながら過ごしていただけたらなと思い、このようにしました。院内にも外のお庭にも四季の花々が見えるようにし、患者さんはもちろん、私自身もストレスフリーな状態で楽しく矯正治療を進めたいと思っています。おかげさまで、怖がって泣くようなお子さんの患者さんもいません。そして私を含め、スタッフにも良い影響があるようです。

先生が、歯科の中でも矯正治療を専門にされたのはなぜですか?

私自身も幼い頃、反対咬合で受け口だったんです。小学生の時に矯正治療を受けてコンプレックスの解消につながり、心から笑うことができるようになりました。話すときに下の歯が見えるか上の歯が見えるかで、表情はまったく違ってきますよね。第一印象も変わります。そうなれば、より明るいほうへと人生が変わることも期待できます。私自身の経験から、矯正治療によって患者さんの表情や気持ちを豊かにさせるお手伝いができたらと思って、矯正治療を専門とする歯科医師をめざしました。

1997年に開院されて、2022年で25周年を迎えられるんですね。

そうなんです。私は大府生まれの大府育ちで、地元で開院したいという思いがありました。ちょうど開院と私自身の出産とが重なり、子育てしながら仕事をしていくには、自宅に近いほうが良いと考えました。出産前後に2ヵ月ほど代診をお願いしたのをはじめ、家族やスタッフなど周りのみんなに助けてもらいながら、ここまで診療を続けてくることができました。私自身も矯正治療を受けたので、患者さんであるお子さん本人の気持ちも、お子さんの矯正治療を見守る親御さんの気持ちも両方よく理解できます。そんな視点を大切に、ここまで続けてきました。

患者さんは子どもが多いですか? 主な患者層を教えてください。

25年前の開院時、矯正治療はあまり一般的ではなかったのですが、最近は患者さんの意識が高まってきているのを感じます。特に以前と大きく違うのは、大人の患者さんが増えたことです。県外から来院される方も増えていますね。また、お子さんの通院を機に、親御さんのほうも気になって、「私も通院したい」という方もいらっしゃいます。

綿密な診療計画とこだわりの検査・医療機器

主な診療の流れについて教えてください。

初診でお話を伺い、検査して診断というのが通常の流れですね。検査で取らせていただいたデータをもとに、治療後の横顔のシミュレーションを作ります。検査時の写真をご覧いただきながら、例えば「歯を抜いた場合は、このような感じのフェイスラインになることが見込まれますよ」などと説明します。すると、抜歯して治療するかしないかなど、患者さんが選択しやすくなります。ビジュアルで見せて情報をお伝えすると、「こんな感じになりたい」「いや、ここまではやらなくていい」といった希望が患者さんから出てくると思うので、機能的、審美的な両側面から検討していきます。カウンセリングや検査にはしっかり時間をかけますね。後悔したりやり直したりしないためにも。

最初の診療計画がとても大事だとわかります。

最近、例えば親御さん世代で、お子さんの矯正に対する意欲や意識が高い一方で、「小学生にあがったらマウスピースの形をした装置で矯正するんですよね」と、誤った認識をお持ちの方もいらっしゃるようです。マウスピース型装置を用いた矯正は、矯正の一つの選択肢に過ぎません。本当にその子に合った矯正方法を選択しなくては意味がないんです。矯正の認知度が拡大しているのは良いことですが、正しい情報を伝えなくてはと思っています。今後、単科で矯正歯科を標榜するクリニックが減り、一般歯科クリニックでの矯正が増えた結果として、矯正がうまくいかず治療後に悩みを抱える患者さんが増えてしまうのではと、危惧しています。最後までマウスピース型装置を用いた矯正を行っても、「ここをこう矯正したいと言ったのに」と困る方もいらっしゃいます。

やはり矯正はより専門的な知識が必要なんですね。

本来は、検査をしてデータをしっかり分析・診断し、どの歯をどう動かすかと綿密に検討するのですが、現在では簡単にシミュレーションができてしまうので、診断なしで矯正をするケースも増えているようです。でも、例えばマウスピース型装置を用いた矯正は、基本的には軽度な症例を対象としているので、対応できないこともあるんです。当院では医療機器にもこだわり、診療計画のための検査項目には、あまり一般的ではない、噛む力や唾液、口腔筋に関する検査なども含めています。唾液検査でお口の中の虫歯菌の量や酸性度や唾液の分泌量を測定し、硬めのグミを30秒間噛む検査で、咬筋や側頭筋の力をチェックします。すると、全然噛めていなかった、口腔機能を活用できていなかったといったこともわかってくるんですよ。

こちらでは「スマイルトレーニング」にも注力されているとか。

そうなんです。大人の矯正治療が増えたことで、より重視するようになりました。例えば20年以上出っ歯だった人が治療を進めていくと、歯並びは整っていっても、出っ歯だった時のまま、口が半開きになってしまったり、口を閉じようとしても無理につむっているような状態になってしまったりするんです。周辺の筋肉などが追いついていかず、唇が自然に閉じられないんですね。そこで、口角を上げてどのようにきれいな笑顔、すてきな表情をつくるか、指導しています。

一生付き合う歯は機能面・審美面に配慮し治療していく

診療する上で大切にしていることは何ですか?

矯正治療を終えた人に、気持ちがより前向きになるような声かけをすることですね。患者さん本人やご家族が、矯正後の様子についてあまり言わないんですよ。周囲も言ってあげればいいのにと思うんです。ぜひ、矯正治療を終えた後、何かしらの変化に気づいた際には積極的に声かけをしてあげてほしいです。コンプレックスを感じてきた人には、その一言が自信につながることもあります。特に女性にとって大切な声かけだと思います。治療の最終的な目標は、患者さんに喜んでもらうこと。そのために、機能的にも審美的にもバランスが取れていて、しっかり噛めて健康維持ができ、コミュニケーションツールとしても美しく見せられる歯を整えていくことにこれからも努めていきます。

大人で矯正治療を検討する方も今後さらに増えそうですね。

そうですね。日本はまだ意識が高くありませんが、欧米において白く美しい歯は社会的に認められるために大切で、矯正は一種のステータスの象徴とされています。大人の方の中には、「もっと早く受診すれば良かった」という方もいらっしゃいますよ。早い段階で受診いただき、コンプレックスの解消につなげることができたらうれしいですね。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

院内に矯正治療を終えた患者さんたちの写真が並んでいますが、皆さんピカピカの笑顔なんですよ。これからも、矯正を通じて皆さんを幸せにしたいと思っています。第一印象に大きな影響を与えるのは、きれいな口元と美しい歯が見える笑顔です。自信を持って笑えるきれいな歯を手に入れると、表情や服装まで若返っていくものだと思います。歯は一生のお付き合いなので、自己投資する価値は大いにあるでしょう。気になることがあれば、ぜひご相談くださいね。

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医療法人バンビ会 矯正歯科BANクリニックの求人

  • 歯科衛生士(正職員) の求人募集情報 医療法人バンビ会 矯正歯科BANクリニック

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