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ふかわ矯正歯科 (鎌倉市/大船駅)

府川 俊彦 院長、府川 靖子 先生、府川 弘明 先生の独自取材記事

1991年に開業した「ふかわ矯正歯科」は、子どもから大人まで幅広いニーズに応える矯正歯科の専門クリニックだ。府川俊彦院長は長年、大学病院で外科的矯正治療を含むさまざまな矯正歯科診療を行ってきたベテラン歯科医師。その背中を見て同じ矯正歯科医師の道を歩んだのが、府川靖子副院長と府川弘明副院長。親子ならではのチームワークを生かし、患者の希望に沿った最適な治療をめざす。そんな3人の先生に、診療方針や矯正歯科診療に対する思いを聞いた。

先天性疾患や顎変形症に対する高度な治療を実施

2019年に移転リニューアルされたそうですね。

【府川院長】もともと、近隣だけでなく、横浜市栄区、藤沢市、逗子市、また東京都内など、やや遠方からの患者さんも多かったのに加えて、数年前から娘と息子が当院で診療するようになり、患者さんがさらに増えて院内が手狭になったので、移転を決意したんです。リニューアルの構想から新しい設備の導入まで、若い2人の意見を取り入れて、幅広い世代の方が利用しやすい院内環境づくりに取り組みました。通うのが楽しみになるような明るい雰囲気を意識して、待合室のインテリアはモダンなデザインにしましたね。また、2階にある診療室にはエレベーターで移動できるようにしたので、ベビーカーや車いすでもお越しいただきやすくなりました。

クリニックの特徴を教えてください。

【府川院長】一般的な矯正治療のほか、保険適用の口唇・口蓋裂などの先天性疾患や、顎変形症などに対する外科手術を伴う専門性の高い治療を実施しているのが大きな特徴です。最近では、成人の矯正治療の需要が高まっており、歯周病や虫歯、歯の欠損にまで配慮した治療に力を注いでいます。さらに、保険適用の外科手術を併用した顎変形症例も増加傾向にありますので、当院は指定自立支援医療機関、顎口腔機能診断施設として、難症例や患者さんの高度な要望にも対応しています。

診療の上で心がけていることは?

【府川院長】矯正歯科は、歯並びや噛み合わせによって変化がすぐにわかる場合と時間がかかる場合とあります。変化がわかりづらいと患者さんは不安になりますから、事前に丁寧に説明して理解を得ることや、治療途中で挫折しないようにフォローすることが大切だと考えています。そのためにまずは話しやすく、来院が苦痛ではなく、診療後に気持ち良く帰っていただけるような環境をつくることが重要です。また町のクリニックだからこそできる、それぞれの患者さんが抱える事情や都合をくみ取ることも、心がけていることの一つ。患者さんの希望に可能な限り寄り添い、最良な方法で進められるよう努めています。

スタッフさんの協力も欠かせませんね。

【府川院長】口腔内の環境を整えるには歯科衛生士のサポートが不可欠であり、その歯磨き指導があるからこそ、患者さんから信頼していただけていると思っています。スタッフのホスピタリティーには助けられていますね。また唇顎口蓋裂などの先天性疾患や顎変形症の場合は、形成外科の医師や口腔外科の歯科医師とも連携しています。院外も含めた広い意味でのチームワークが、良い矯正歯科診療につながることは間違いありません。

患者に寄り添い、最善のゴールを見極めることを大切に

靖子副院長のご経歴や診療方針を教えてください。

【靖子副院長】2005年に神奈川歯科大学卒業後、父の母校である東京医科歯科大学の矯正学講座で矯正歯科治療を学び、2009年から当院で勤務しています。診療モットーは、患者さんの希望にできるだけ寄り添い、たとえ、その希望が私たち歯科医師の考えるゴールと異なった場合でも、一緒に話し合って治療のゴールを見極めていくこと。安心して通院でき、治療後に笑顔になっていただくことが何より大事だと考えています。私はこれまで、先天性疾患のあるお子さんの診療や、外科手術を併用する顎変形症の治療も数多く経験してきましたが、お手本となるのはやはりベテラン歯科医師である父。保護者の方への気配り、特に先天性疾患のあるお子さんとその親御さんへの姿勢は学ぶところが大いにあります。当院の強みは、学んだ環境が違う歯科医師が、それぞれの知識や経験を持ち寄ってより良い治療方法を考え出せることではないでしょうか。

弘明副院長にも伺います。院長から学んだことは?

【弘明副院長】私は2010年に東京歯科大学卒業後、同大学の歯科矯正学講座に入局して学び、2014年から当院で診療しています。父から学ぶことは多いですね。治療に関することももちろんですが、一番は真摯に患者さんと向き合う姿勢です。開業して30年、父が今まで患者さん一人ひとりに丁寧な診療を続けてきたことで、今の当院があると感じています。歯並びに関する理想のゴールは人それぞれ。患者さんの希望に合ったゴールを見極め、無理なく治療を続けていただけるのが一番だと思っています。

こちらで行う矯正には、具体的にどのような方法がありますか?

【弘明副院長】ブラケットと呼ばれる金具を一本一本の歯に接着し、アーチ状のワイヤーを通して歯を移動するマルチブラケット装置を用いた治療や、取り外し可能なマウスピース型装置を用いた矯正など、さまざまな矯正を行っています。マルチブラケット矯正は、従来の方法では金具が目立つのがデメリットでしたが、今はプラスチックやセラミック素材でできたブラケットや、歯に近い色のワイヤーもあるので、見た目も気になりにくくなりました。

矯正のメリットとはどのようなものでしょう?

【府川院長】自分が持つ大切な歯を可能な限り生かして、見た目や機能の改善をめざせることです。成人の場合、審美目的で始める患者さんが多いことは事実ですが、矯正歯科治療の一番の目的は、一部の歯にばかり負荷がかかっている状態を改善して歯が抜けるのを予防し、かつ、噛み合わせを良くすることです。また、歯並びが整って歯磨きがしやすくなれば、虫歯や歯周病の予防にもつながります。自分の歯を維持できている高齢者に噛み合わせの良い人が多いともいわれていますし、見た目も噛み合わせの機能も改善されることで、明るく積極的な気持ちになることも考えられます。審美面だけでなく、多くのメリットがあるのです。

高い専門性を生かして、成人矯正にも力を注ぐ

今後の展望を教えてください。

【府川院長】矯正を終えた多くの患者さんの笑顔を見ることにやりがいを感じてきました。患者さんには矯正による噛み合わせや見た目の変化だけでなく、楽しく通院することも含め、いろいろな意味で満足、納得していただきたいと思っています。当院には、矯正歯科を専門とする若い世代の歯科医師がいますので、患者さんに合わせた打ち解けやすい歯科医師が担当できると思います。私もまだリタイアする気はないのですが(笑)、若い歯科医師は新しい方法も勉強してきていますから、新しい機器や技術もニーズに合わせて取り入れてほしいと期待しています。私自身は、ずっと携わっている先天性疾患の患者さんの診療も続けていきたいですね。

靖子副院長の展望もお聞かせいただけますか?

【靖子副院長】専門性を生かし、患者さんに負担がなく最もゴールに近づける方法を提供したいと考えています。今後、力を入れていきたいのは成人矯正ですね。最近、お子さんの矯正をきっかけにお母さんも治療を始めるケースが増えています。歯周病などがしっかり管理されていれば、年齢に関係なく矯正治療は可能です。矯正をして噛み合わせを改善することで、高齢になっても長くご自分の歯で食事ができる可能性が高くなることも知っていただきたいですね。そのため、成人矯正ではニーズの高い、装置の目立ちにくい矯正などにも力を入れていきたいと思っています。

弘明副院長はいかがですか?

【弘明副院長】「ふかわ矯正歯科を選んで良かった」と言っていただけるクリニックづくり、安心で安全な治療を心がけたいですね。そして矯正は「専門性の高い治療」であることを広く知っていただきたいと思っています。当院でも導入している目立ちにくいマウスピース型装置は、需要が高まる一方、綿密な設計が必要で、使い方を間違えばトラブルにもなりかねません。どの症例にも使えるわけではないことを知っておいてほしいですね。当院には矯正治療の経験が豊富な歯科医師がそろっており、歯並びについて専門的な診断を行った上で、症例により装置を使い分けたり組み合わせたりして、より適切な方法を提案していますので、安心してご相談ください。

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医療法人社団咲陽会 ふかわ矯正歯科の求人

  • 歯科衛生士(正職員) の求人募集情報 医療法人社団咲陽会 ふかわ矯正歯科

    職種(雇用形態) 歯科衛生士(正職員)
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