看護師・歯科衛生士・医療事務などの転職ならドクターズ・ファイル ジョブズ
求人情報 8,788件 掲載中! (2024年04月17日現在)

さとう歯科クリニック (横浜市青葉区/たまプラーザ駅)

佐藤 英夫 院長の独自取材記事

子どもと安心して通える歯科クリニックとして、多くの信頼を集める「さとう歯科クリニック」。院長の佐藤英夫先生は、「小さな成功体験を積むことが大切ですよね」といつもニコニコと明るい笑顔で、小さな子どもから高齢者まで、多くの患者を笑顔にしてきた補綴のエキスパートだ。常に患者のためを思い、10年後、20年後を見据えた治療に注力しており、中にはセカンドオピニオンとして遠方から相談に訪れる患者も少なくない。丁寧でわかりやすい言葉を選びながら、屈託ない笑顔で応じてくれる佐藤先生に、治療方針から今後の展望までじっくり聞いた。

10年後、20年後に笑顔になれる最善の選択を

まずはクリニックの特徴について教えてください。

私は青葉台出身で、子どもの頃はこの辺りにもしょっちゅう自転車で遊びに来ていました。少しでも地元に恩返しできればという思いでここでの開業を決めたのですが、実際は地元の患者さんだけでなく、セカンドオピニオンとして相談に来られる方や、海外に転勤されても帰国のたびにご家族で来てくださる患者さんなど、遠方からの患者さんも少なくありません。かかりつけ医として、小さいお子さんからおじいちゃんおばあちゃんまで、お口に関することなら何でも幅広く対応できるようにしています。特徴を挙げるとしたら、長くお付き合いさせていただいている患者さんが多いことと、ほとんどの方が治療後も定期的に通い続けてくださることでしょうか。もともと意識の高い患者さんが多かったのですが、付き合いが長くなればなるほど、定期検診の大切さをしっかり理解してくださっていることは、かかりつけ医としてとてもうれしいことですね。

アットホームな雰囲気がとても好評のようですね。

お口の中の状態は年齢によっても、生活環境によっても、一人ひとり大きく異なります。だからこそ、当院では一人ひとりの患者さんの話にじっくり耳を傾け、患者さんの気持ちを受け止めるところからスタートし、専門用語を使わないわかりやすい説明で、お互いが同じ治療のゴールをめざせるよう努力しています。そのために大切にしているのが「コミュニケーション」です。患者さんとのコミュニケーションを大切にすることは、質の高い医療につながります。また、当院のスタッフは長年勤めてくれているベテランぞろいで、みんなとても仲が良いんですよ。すべては患者さんのためにと小さなお子さんの相手から掃除まで、きめこまやかに配慮してくれるので、居心地の良さは抜群です。つくづく、人に恵まれているなあと感謝ですね。

治療方針について教えてください。

治療のゴールを今に求めないで、10年、20年先を見越して設定するということですね。当院では治療が終わったらおしまいではなく、そこからがスタートだと考えています。例えばその方の今の状態から、この歯は予後が悪くなりそうだな、もし悪くなったらこういう治療が必要になるだろうという見通しが立てられます。かぶせ物をする際、5年以内に何かが起こる可能性があるのに、今、何十万円もかかる自費のかぶせ物を入れてしまった場合、いざ、それが駄目になった時抜くしかなくなってしまうこともあるんですよ。それでは困るので、お金をかけるなら今ではなく、これが駄目になった時にお金をかけましょうと提案するわけです。また、インプラントは自分の歯のようによく噛めるといわれていますが、感覚的にそう感じられない場合もあるわけです。そういう理想と現実のすり合わせをしながら、長い目でみて最善と思われる方法を提案するよう心がけています。

虫歯予防はおなかの中にいる時から

こちらに通うお子さんの中には、虫歯ゼロの子も多いと伺いました。

最近は赤ちゃんがおなかの中にいる時からお口の健康に気を使う妊婦さんの来院も増えてきています。妊娠時期には積極的に行う治療とそうでない治療がありますが、虫歯の痛みや歯茎の腫れに悩む妊婦さんはどうか我慢せず、安心して治療を受けていただきたいと思います。赤ちゃんが生まれてからはご家族で通っていただき、小さい頃から歯医者さんは痛くなってから行くところではなく、お口の中をみてもらって褒めてもらうところと認識してもらうことで、虫歯知らずのまま成長されるお子さんも多いんですよ。虫歯の予防法はお子さんの成長に応じて注意点も変わるので、その都度使用するフッ素入り予防製品を使い分けながら歯科衛生士が丁寧に指導しています。また、唾液検査で虫歯になるリスクを調べ、一人ひとりの患者さんに合わせたオーダーメイドの指導もしておりますので、虫歯はないけれど、自分のお口の状態を知りたいという方もお気軽にご相談ください。

義歯や小児歯科、矯正など専門分野の取り組みについてもお聞かせください。

私は補綴が専門なので、ある程度の技工は自分でできます。だからこそ、これは自分ではなく、専門家に対応してもらったほうがいいということもよくわかります。自分でできることには限界がありますが、私には大学病院勤務の間に培った、心から信頼できるという歯科技工士やインプラント、矯正など各分野専門の歯科医師との人脈があります。当院では、尊敬できるスペシャリストとともに、患者さんを自分の家族だと思えばこその質の高いチーム医療をめざしております。

印象に残っている患者とのエピソードを教えてください。

すべての患者さんにそれぞれのドラマがあって、思い出に残ることばかりなので難しい質問ですが、一番びっくりしたのは、前に勤務していた病院の患者さんがここを見つけてわざわざ訪ねて来てくれたことです。特に何も知らせていなかったのですが、病院の受付に何度断られても、「どうしても佐藤先生じゃないと駄目なんです!」と頼み込んで聞き出したそうで、開口一番に「先生の追っかけです」と(笑)。その方は原因不明の顔面の腫れと痛みのために病院を転々とし、何軒目かに受診した耳鼻科から私を紹介されてきた患者さんでした。原因は歯の根にたまっていた汚れで、歯科的にはそんなに珍しいことではなかったのですが、長い間つらい思いをしていた分、「先生のおかげです」と夫婦で私を慕ってくださって、本当にありがたかったですね。

些細なことでも気軽に相談できる口腔のかかりつけ医

お忙しい毎日だと思いますが、最近はどのようなことを楽しまれているのでしょうか?

一昨年あたりから2~3泊しながら自転車で北海道を旅するのにはまっています。ライダーハウスでいろんな方と話をするのも楽しいし、車で通り過ぎたら絶対に気づかないような店や風景を見ることができるのが実にいいんですよ。今はなんでもかんでもスピードが求められる時代ですが、自転車でしか見ることのできない風景を楽しみながら、いろんな発見をするのが最高のリフレッシュになっています。

今後の展望をお聞かせください。

今は歯科医療の技術がものすごい勢いで進歩してきていて、大学病院の研究レベルでは技工士ではなく、3Dプリンターで入れ歯を作る技術が台頭してきています。最善の選択肢を患者さんに提供するために、これからも専門的な知識や技術を習得することは当然ですが、どんなに技術が進んでも最終的な微調整や、患者さんにとってどの治療がベストか判断するのは人間です。現状に甘えることなく、患者さんの気持ちをしっかり受け止められる心と、最善の治療を提供できる技術を身につけていかなければと思っています。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

当院には「他クリニックでこういう治療を勧められたのですが、先生はどう思いますか?」というセカンドオピニオンで来られる患者さんから、「うちの子が歯磨きをしてくれなくて」というお悩みまで、さまざまな方が相談に来られます。「虫歯かどうかわからないけど、何か気になる」と来院された患者さんが、噛み合わせが悪くて歯茎が腫れていたということもあります。患者さんには日頃から「お子さんが痛いと言ったり、何か変だと思ったら迷わずに来てくださいね」と伝えています。何かあれば早期治療になりますし、何もなければよかったねで済みます。お子さんの虫歯の進行は早いので、そのまま様子を見たりせず、すぐに連れてきてほしいですね。いつでも何でも気軽に聞けるお口のかかりつけ医として、困ったことがあれば、なんでも気軽にご相談ください。

Access

さとう歯科クリニックの求人

  • 歯科衛生士(正職員) の求人募集情報 さとう歯科クリニック

    当院は笑顔と清潔なクリニックで患者さんを迎える、「心」のあるクリニックを目指しています。患者さんだけでなく働くスタッフにも居心地の良い空間となるよう日々心掛けています。

    職種(雇用形態) 歯科衛生士(正職員)
    給与 月給 22万円 〜
    勤務時間 10:00 〜 19:30
    最寄駅 たまプラーザ駅
    こだわり条件
  • ボーナス・賞与あり
  • 駅近(徒歩5分以内)・駅ナカ
  • 年間休日120日以上
  • 7日以上の長期休暇あり
facebook
twitter
line
Bg base b 00
Btn close